色見本アクリル板 QRコード レーザー彫刻

 先日作成しておいたQRコードを、アクリル板にレーザー彫刻&墨入れ(と言うか普通にスプレー塗装)を行ってみました。

またレーザーによるアクリルのカットの場合、下に敷いてある金属製のハニカムにレーザが反射してカット面にガタツキや焼け(曇り)が生じる為、これの対策も試してみる事にしました。

今まではカットしたアクリルは塗装をするのが前提だったので気にしていませんでしたが、現在取り寄せている黒アクリルは塗装しないのが前提なので、切ったそのままで綺麗な仕上りにしたいのです。

 と言う訳で、予めカットするデータを紙にプリントアウトしてそれを下に敷き、カットする輪郭を避けるようにして土台用のアクリル板(3ミリ)を配置します。

 その上にカットするアクリル板を乗せ、レーザーカット&レーザー彫刻を行います。

 こんな感じで、下のハニカム(鉄製)とカットするアクリル板の間に3ミリ程の隙間を空ける事によって、反射するレーザー光からの影響を減らすことが出来るようです(ただもしかしたら下に敷くのはフチだけで良かったかも知れないのですが)。

 画像だと彫った部分にカスが残った状態ですが、QRコードは良い具合に表現出来ていると思います。

レーザー彫刻は加工に時間が掛かりますが、レーザーカットでは難しい繊細な加工が出来るので、塗装と上手く組み合わせればもっと色々楽しい事が出来そうな気がします。まあそんな事をしている場合でも無いのですが(浄化装置のローンが・・・)。

その後QRコードを彫刻した箇所に白を塗り、さらに裏からは黒を塗って台紙を剥がしたら上の画像のようになります。今回は透明のアクリル板を使っているので、黒以外の表現も可能です。

本日マット(艶消し)の黒アクリル板も届いたので、また色々試してみようと思います。