色見本用アクリル板 本塗り

 先日より色々試しているアクリル板を使った色見本ですが、丁度透過性の塗装=キャンディーカラーを塗る機会があったので、データの中から幾つか見繕ってレーザーでカットしておきました。

仕事の方でテンパっていた為か作業途中の撮影を忘れていたのですが、キャンディー塗装なのでいつも通り下色にシルバーを塗っています。

 今回は比較的一般受けしそうな動物物を試していて、色はウィンカーの塗装に使ったオレンジ:イエロー=1:5のアンバー色を塗っています。ただ色的に猫にはちょっと合わなかったかも・・・ですかね。

 こちらはテールランプに塗ったキャンディーレッドで、ベースとなるアクリル板は前回水色に塗装したスプラトゥーン風の塗料が飛び散ったような形を試しています。細い部分はクリアーが表面張力で丸みを帯びて、まさに塗料が!といった感じです。

ただ今回使っているキャンディーレッドは褪色し難いタイプな為、ちょっと暗すぎる感じがしています。主にマイクに使うのは発色の高い方の物で、この辺の使い分けに関しては以下の記事で紹介していますので宜しければご参照下さいませ。同じ色でも微妙に違っていたりします。

キャンディーレッド 新色確認

本当はもっと上からの角度で撮影をしたかったのですが(そちらは手ブレで…)、今回一番良さそうだったのがこちらのイモリ風の色見本です。ヌルっとしたクリスタルクリアーの質感が水生動物のそれと相まって非常に良い感じでした。完成時の撮影ではどうにかそこが伝えられれば・・・と思っています。

 後は先日から「透明アクリルに裏側にレーザー彫刻&塗装」のVer.も作製していて、上の画像は今まで通り表側に文字を入れていますが、

 こちらは文字を反転させ、裏側からレーザー彫刻&塗装をしています。ポリカーボネート製のラジコンボディの塗装と同じ感じですね。

 塗装後にマスキングを剥がしました。右は黒いアクリル板に表から彫刻塗装を行った物ですが、左の二枚は裏から塗装している物です。

 一番左は白文字にガンメタ(マツダアテンザの「ジェットブラック」41W)で、

真ん中は白文字に黒です。

 それぞれを比べて見ると、やはりと言うか黒アクリル板に表から文字を彫って色を入れた物が一番格好良いです。

と言う訳で、本日黒のアクリル板を艶ありと艶消しで注文しておきました。

 他にはワークショップ用では無く、ご依頼を頂いた方向けに文言を変えた仕様を作っていたり(まだデータだけですが・・・)、

背板の裏側にQRコードを入れた仕様(レーザー彫刻&ペイント)なども試してみようと思っています。艶々の黒をベースにゴールドとかシルバーのメタリックなんかも格好良いのでは・・・!なんて事を色々と考えています。