2020GWの過ごし方

東京都はGWも相変わらず外出自粛要請が続いているので出かける事は出来ず、また仕事の方も色々溜まっているので、休日ではありますが普通に出勤して仕事をしていました。私の場合は通勤も職場でも人と接する機会がまず無いので、家でじっとしているよりは働いていた方がマシといった感じですかね。

画像はいつもの通勤途中にある呑川で、夫婦なのか仲間なのか、2羽のカワウがコンビネーションプレーよろしく小魚の群れを上手く挟み撃ちにして捕食しまくっていました。その光景はまさにリアルナショナルジオグラフィックで、一緒に水中に潜ってその光景を見れたら凄く面白いんだろうなぁ、と。

連休中に進めている仕事はこちらの製品群で、当店としては少々大きい被塗物ですが、重量自体は軽いのでお引き受けした案件です。納期的にはまだ先なので大丈夫なのですが、一旦作業を始めると他の仕事が出来なくなるので、この連休に集中して一気に作業を進めたという訳です。

しかしここまでの物を塗るのは今の小物塗装屋になって初めての事で、それなりに手間も時間も材料費も掛かっていますが、費用的には以前行ったポルシェのオールペンくらいの金額にはなっているので、商売としてはちゃんと成り立っています。

かなり前の事ですが、その時の画像を紹介しますね。

元々ここまでやるつもりは無かったのですが、実際に作業をしてみると塗膜が予想していた以上に劣化している事が判り、恐らくは紫外線によってプライマーとベースコートとの間で密着性が落ちてしまっていたので、モール上(側面から上)の塗膜はプライマー層まで全部剥がさないといけないという事になりました。

通常なら追加費用が発生するところですが、そういう所を見抜けなかった自分のせいという事もあり、こういう場合は後からの請求はし難いんですよね。判ります、判りますよ・・・。

こちらは本塗り後の画像で、先ほどの状態からいきなりこうなった訳では無く、途中にはいつものようにサフェ研ぎなどの下地処理を行っています。またボディの他にボンネットとリヤゲート、前後バンパーも塗っています。

保険作業ならかなりの金額になりますし、また追加作業が出ても保険会社(アジャスターさん)の許可が通れば追加分はしっかり貰えますが、実費作業となると中々そういう訳にはいきません。殆どの場合「自分がやりたいから勝手にやった」みたいな感じで対応していたと思います(まあそれは今も余り変わりませんが。笑)。

 

巷はコロナウイルスで大変な事になっていますが、当店の場合は私さえ感染しなければ営業に差支えは無いので、今後も馬車馬のようにいつも通り働いていこうと思います。

ただせめて連休らしく、何か面白い事をしたかった・・・(そういえば自転車のタイヤ交換しないとです)。

コロナで街は

 都内の事業者には自粛要請が出ていますが、私の場合は家を出てから帰るまでは殆ど誰にも近づかないので、これで休業する意味があるのかが判りません。休めば東京都からの休業要請協力金(50万円)が貰えるみたいですが、うちの場合はまず無いですね(笑)。

 それにしてもやはりと言うか街はいつもより歩いている人や走っている車の数が少なく、駅近くの飲食店も閉まっているところが目立ちます。日中はどうか判りませんが、帰り道ではモスバーガーも閉まっていました。

と言うか各飲食店は少し前まで普通に店内が混みあっていて、それでも対応はしなければならないという店員さんが可哀そうに見えました。どんなに不安でも会社が休業にしないと従業員は休めませんから、こんな状況でも来てくれた人には特別手当を出すべきですが、果たしてそういうのは出ているのかどうか。

もしくはせめて電車通勤を辞めてもらって、その代わり徒歩や自転車通勤手当で10万円(!)くらい上乗せするとかしたら頑張って出社する人も増えるのではないでしょうか。短期的なら自己犠牲を厭わない人も居ると思いますが、何かしら対価が無いと長くは続けられませんよ・・・。

またどの道この状況は当面続くと思われるので、これを機に省人化のシステムももっと発展してくれればと思っています。私が要介護になったとしても人に迷惑を掛けるのは嫌なので、全自動洗人機とか開発されると良いんですけどね。理想としては映画のマトリックスに出てきたような、繭型のカプセルに入れてくれればと思ってます(もうそれで良いのではと・・・)。

そういえば今までに私のところに2回程裁判員制度の通知が来ましたが(参加はしておらず既に終わりました)、そもそも過去の判例に囚われている今のシステムなら、半分はAIに任せた方が良いのでは?と思ってしまいます。それでも一般市民に判断を委ねたいというなら、これこそテレワークみたいにビデオチャットで参加出来るようにするとかしないと、参加したくても出来ない人の方が多い気がします。しかも一人でやっていて固定経費が掛かっていたら一生無理だと思いますが・・・。

そういえば昔はここを走るJR京浜東北線に毎日乗っていましたが、その時車内から眺めていたこの景色の中を将来歩いて通勤しているとは思ってもいませんでした。人生どうなるか判りません。

尚、以前の記事では私が今の小物塗装屋になったまでの経緯を紹介していたりしまして、改めて以下に順番に並べてみました。今で言うなろう系でしょうか(笑)。

そうだ、小物塗装屋になろう①(仮)

そうだ、小物塗装屋になろう②(仮)

そうだ、小物塗装屋になろう③(仮)

そうだ、小物塗装屋になろう④(仮)

そうだ、小物塗装屋になろう⑤(仮)

そうだ、小物塗装屋になろう⑥(仮)

そうだ、小物塗装屋になろう(仮)⑦

そうだ、小物塗装屋になろう(仮)⑧

そうだ、小物塗装屋になろう(仮)⑨

そうだ、小物塗装屋になろう(仮)⑩

久しぶりのロードバイク通勤

 ここ最近頚椎の調子が少し良くなって来たのと、先日メンテナンスをして乗れるようにしたので、久しぶりにロードバイクのTREKにに乗って自転車通勤をしてみました。

 徒歩かMTBでの通勤の場合は片道5キロ程の呑川沿いを使っていますが、ロードバイクの場合はこちらの多摩川沿いの片道12キロのコースを使っています。

 満開の桜には間に合いませんでしたが、久しぶりのサイクリングコースはとても気持ち良かったです。

それにしても改めて思いましたが、いつも乗っている自転車に比べるとロードバイクはまさに別物です。発進時なんて電動アシストが着いているんじゃ無いかと思うくらいのスムースさで、「これならどこまでも行けてしまうかも!」と錯覚してしまう程でした。もちろん、頚椎さえ問題無ければの話ですが・・・(やはりと言うか後半から辛かったです)。

そして多摩川から内陸に入って来たところの河口付近の呑川ですが、以前は壁沿いにビッシリ(違法?)係留されていた船が殆ど居なくなっていました!

調べてみると都が動いたみたいで、撤去に要した費用は請求するとありましたが、多分所有者の判らない船もあったかもね。

このルートは以前ほぼ毎日通っていましたが、久しぶりに来たので街の風景も随分と変って見えて、町工場だったところがマンションになっているのをよく見ましたが、逆に「ここまだあったのか!」と言うところもあってちょっと安心しました。

ちなみにロードバイクを乗る上でネックだった頚椎は余り芳しく無く(苦)、この後は一日中仕事が辛かったです。普段乗っているMTBベースのcannondaleがどれだけ楽なのかを実感しました。

ただ一時期は寝がえりをしただけで激痛で目覚めるくらいでしたから、、その時に比べると大分良くなっているのだと思います。

取り敢えずその日に備えてメンテナンスをしておかないとですね!(色々と)。

2020年春 大田区

 今年の3月は気温が安定しなかった為か、通勤路にある桜はまだ蕾が残っているのに結構な量の葉が生えてくるという、ちょっと変な感じになっていました。

 既に桜の花びらも落ち始めてはいますが、ここ一週間が一番満開に近い状態になっていて、元々楽しかった通勤はさらに得した気分にさせてくれます。

 ちなみに私も社会人の頃は地獄のような通勤ラッシュを経験していて、だからこそ今の環境の良さを実感出来ています。朝の京浜東北線の上りとか、もはや何かの罰ゲームだったとしか思えません・・・。

そう言えば近々都内には緊急事態宣言が成されるみたいな話が出ていますが、当工場は通勤も職場でも人と接触する機会は殆ど無いので、業務は今まで通り出来ると思っています。ただ通勤途中に職務質問とかはされるかも知れないので、不用意にパウダータイプの顔料とか持ち歩かないよう気を付ける必要はあるかも知れません(さすがに普段でもそんな物は持ち歩きませんが。笑)。

 呑川には汚水混じりの雨水や道路上の汚れが流入する為、雨が降った日は水が濁る傾向にありますが、その後少し経つと比較的綺麗な水となり、それなりに自然な感じを楽しめます。

 この時はコサギがせわしなく水面をつついて、何をやっているのかと良く見てみると・・・、

なんとボラの稚魚の群れが!

先ほどくつろいで生き物たちは、彼らを食べ過ぎてお腹いっぱいになり休んでいたのかもですね。何だか羨ましい限りです。