リバッチ石鹸のその後

sekken8先日バケツ石鹸を湯銭で溶かし、新たにシリコン型で固めたフェアリー型ピンク石鹸です。

sekken10その後自然乾燥させておくと徐々に色が濃くなって来ました。

しかもどうやら徐々に体積が目減りしているような気が・・・。

sekken9そしてこちらは一緒に作製した溶けたウサギです。

出来たばかりの時は見ての通り艶々だったのですが、その後日が経つにつれて乾燥していくと・・・

 

 

sekken12すっかり悪魔的な姿に(笑)。

どうやら湯船の時に柔らかくする為に入れた水が多過ぎた為か、またはもうこれは仕方ないのか判りませんが、とにかく丸々としていたウサギがまるでミイラみたいになってしまいました。

しかも途中で耳が落ちる(!)と言う事も起きたりして、もうまさにゾンビです。

rabbitそしてこちは定番と言うかお約束で、かなり前にモノタロウで買っておいたセメントです。何度も買い直すのが馬鹿らしいので、今回は業務用の10キロを買ってみました。とても重たいです。

rabbit1 しかし毎回10キロの袋を持ち上げるのは大変なので、ジップロックに小分けしておきました。

rabbit2セメントは結構接着力が強いので、型の内側にはしっかり離型剤を塗っておきました。耳の奥まではセメントを流し難かったので少しずつ割りばしで突きながら入れています。

rabbit (1 - 1)-3と言う訳でジャジャーンと。裾の方はちょっと欠けてしまいましたが、そこそこ良い感じに出来ました。

ある程度重みがあるのでペーパーウェイトか、または内側にゴム印を仕込んで社判として使えるようにしようかと思っています。今回気付いたのですが、丁度耳が引っかかって持ち易いんですよね(笑)。

注型コンクリート製サインプレート②

tamagawa-74今朝は雨も止んでいたので自転車での通勤が出来ましたが、それにしても昨日の嵐の影響でか空はかなり凄いことになっていました。まるでX-menのストームが登場したのかと思いましたよ(判りませんか)。

profit9 と言う事で昨日の続きのコンクリート製サインプレートです。週明けに出勤してみると綺麗に固まっていました。ちなみに中央のボルトは壁掛け用の為の穴です。

profit10プレート自体かなりの重量ですから、これを壁に掛けようと思った何か引っ掛ける所が必要なので急遽埋めておきました。ボルトなのでこんな風に回せば外れてくれます。

で、土台から外してみると・・・

profit11ああああ!ボール紙とコンクリートがバッチリくっ付いてしまっています。てっきりペロっと綺麗に剥がれてくれるかと思いきや、セメントってくっ付いちゃうんですか・・・。または3Mのスプレーのり55がいけなかったんですかね。何にしてもかなりしっかりくっ付いてしまっています。

仕方無いので水に浸けてボール紙を溶かしながら擦って除去してみると・・・

profit12ピッタリ平らに出来る筈のコンクリート板に、何故か大きなシワが・・・(終)。 どうやらセメントを流し込んだ時の水で下に敷いたボール紙がフヤけていたようです。溶剤系の樹脂(レジン)ではこんな事は考えられませんが、なるほどコンクリートだとこうなってしまうのですね。いやー、勉強になりました。

ただこれはこれで何だか良い味が出ていて面白いかな、と思いつつ、中央に空いた穴でさらに凹んでいたりしまして(苦)。

profit13 どうやら裏側から差し込んだボルトが実は最後まで貫通していたようです。一応手加減していたつもりが・・・。

profit14 しかもスチレンボードも予想以上にしっかりくっ付いてしまっていて剥がす時に細かい箇所おも壊してしまいました。もしかしたら今回使ったセメントは補修用の物なので密着性が良過ぎた?のかも知れませんね。こんな事なら離型剤の油でも塗っておけば良かったです。

profit15まあでも色々学べた事は多かったので、次はカッチリ綺麗な打ちっぱなし仕上げ!にしてみたいと思います。ああでもこれはこれで修整してちゃんと仕上げるつもりですけどね。

まずは新たなセメントをモノタロウで・・・。

注型コンクリート製サインプレート

profit-23先日 PRO_Fit工場の二階に間借りして貰っているJIROちゃんがレーザー加工機を使って鋳造型を作ったのに影響されてしまい、だったらと言うことで私も以前から考えていた「コンクリート製の自家製看板」に着手する事にしました。同じく平面的な2次元データを3次元に変換!みたいな感じですかね。

profit-22 まずは5mm厚のスチレンボードをレーザーカットしてマスター型を作りますが、そういえば当初はこれを手動でやろうと思っていてスチロールカッターを買った訳で、ただその後このレーザーカッターを購入したのであちらは余り用を足さなくなったのです。でもあれはあれで梱包用の発泡スチロールをカットするのに重宝していますし、手動で何かを切るという事もかなり面白いので買って損は無かったんですけどね。

profit-24 そしてカットし終わったスチレンボードを3Mのスプレーのり55でボール紙に貼り付けます。ちなみに小さい文字群はコンクリートを流し込むには細かすぎて上手く出来ないだろうと思い今回は却下としました。ただここはまた別の方法で表現するつもりなのでとりあえずはこの形でOKです。

profit-25 そして次にコンクリートを流し込む枠を作成します。枠に使うのは先日ベンツのスリーポインテッドスターのシリコン型を作製する時にも使ったダイヤブロックで、これなら勝手に直角が出てくれますし、縦横のサイズもピッタリに出来るので超重宝しています。

profit-26 ベースとなる形については横長の白銀比なんてのも考えましたが、普通の表札っぽくなるのは避けたかったのと、折角使うのがコンクリートですから今回は石板らしく?正方形の形にする事にしました。ただ結構なサイズとなりますので、果たしてコンクリートが割れてしまわないかとちょっと心配な所もありまして・・・。

profit-27 素材に使うのはいつもの定番の超強度モルタルです。って言うか手元にこれしかありませんでして、無駄にコスト高になっているのがちょっと心配かな、と・・・。

profit-28 そしてセメント投入です。エアーを噛まないよう最初は少しずつ垂らして細かい部分を生めていきます。

profit-29 その後は一気にコンクリートを流し込みます。何故だか判りませんがこの時凄く楽しくてもう酩酊状態突入です(壊)。

profit-30若干ブロック塀の隙間からコンクリートが漏れ出て来ましたが何とかこの状態で踏みとどまってくれました。もしこの壁が崩壊していたら現場の床がコンクリートまみれになっていましたから、そうなると当然私の心も崩壊しますので(危)、もしかしたら結構危ない状況だったかも知れません。やっぱりシリコンと違って比重が半端無いみたいですね。

ちなみにここまでの作業は先週の内に終わっていて、本日既に型から外していますので続きは後日また紹介させて頂きますね。結果としては現時点では「色々勉強になった」とだけ申しておきます、か・・・(苦)。

石仮面化

jojo17 そろそろ在庫が切れてきたので新たに増産してみました。セメントで作ったムンクとジョジョの石仮面とダースベイダーです。片面の型だと流し込むだけですから気が向いた時に手軽に作れるのが良いですね。

jojo14 石仮面はもう少し大きいマスター型を作ろうと思ったのですが、今回はちょっと試してみたい事があったので先にそちらをやる事にしました。

上の石仮面は型から抜いたばかりの状態で、表面が乾くと奥のように白っぽく変わっていきます。抜いたばかりの時はまだ柔らかいので、今回はこの時点でちょっと加工をしてみたかったのです。

jojo15 コンクリート製のダースベイダーに石仮面にあるようなひび割れ模様を描きます。

jojo16それに沿ってカッターで傷を掘っていきます。ちょっとこれだと傷の部分が白いので変ですが、前回行ったように墨入れとハイライトを入れればそれらしく見えるようになると思います。判り易いように以前の塗装例も紹介しますね。

jojo12今回の物に色を塗るとこんな感じになる予定です。牙を付けても面白そうなので時間があればそんな事も試してみたいところです。エポパテやらスカルピーなど造形に必要な材料は前から用意はしているのですが、やはりと言うか中々使う機会は無いですからね。エンジンヘッドカバーの形をしたコンセントプレートなんていうのも作ってみたいのですがまだ先になりそうです。点火プラグの代わりに100V電源プラグを抜き差しするなんて、ちょっと面白そうな気がしまして(笑)。