木端材入荷

 ネットオークションで木材の端材を購入しました。長さ40cmくらいの物を120本くらいです。

 手前がウォールナット、奥が楢(ナラ)です。いつもDIYで使うようなパイン材とかでは無く、今回はちゃんとした物が欲しかったんですよね。端材と言っても4面プレーナー済みの状態で、このままでも十分美しく、つい頬ずりしてしまいそうです。

 用途としては例の塗装した色相環の背板で、こんな感じで壁時計にしたら、お洒落な美容院とか設計事務所とかに飾って貰えるかな~、と思いまして(勿論場末の塗装工場でも大丈夫だと思うのですが・・・)。

画像の色相環は壁時計用の、直径が250ミリの物です。

そしてこちらは立体色見本用の物で、3種類ある内の真ん中のサイズ(確か直径400ミリくらい)となります。色は同じ色相環で、クリアーを艶消し仕様にしています。室内の白い壁なら艶消しの方が落ち着きますし、楢の色も明るくて爽やかなのがとても良い感じです。どれもゴミ端材から出来ているとは思えないかと。

ただこのままだと背板がノッペリしてつまらないので、各板の高さを変えて立体感を出そうと思います。真ん中にはハンティングトロフィーを配したいですね(壊)。

色相環キーホルダー試作完成②

 先日に引き続き、調色して作製した色相環12色を使って塗装した色見本キーホルダーの作製です。

 前回は取り敢えず的にベースコートだけの塗装でしたが、今回はしっかり2液ウレタンクリアーの艶消し仕上げにしています。見た目は変わりませんが耐久性が向上しました。

 が、キーホルダー用の土台は底をついてしまったので、取り敢えず5個までの制作となります。また材料を仕入れないとですね。

各部のクリアランスがかなり厳しいので、フチのバリをカッターで取り除きます。

 それぞれ組み合わせて完成です。

・・・が!

 

 折角なので結晶塗装Ver.も作る事にしました。

 いつもご贔屓頂いている業者様から結晶塗装のご依頼があったので一緒に塗らせて頂きました。

前回のイモリの時と同様、タイミングベルトカバーに乗せて撮影してみました。ダクトファンが増設されたみたいで何だか格好良く見えます(笑)。

下のタイミングベルトカバーに比べて、今回塗装したアクリルの方が結晶目が細かいのが判ると思います。サイズの大きいヘッドカバーなどはさらに結晶目を大きくします。

 そして色相環12色に塗装したピースです。一つ6ミリくらいなので食塩の空き瓶に入れて保管しています。

 こんな感じで嵌め込んでいきます。ピッタリに作ってあるので嵌め込むだけでも結構大変です。

 と言う訳で完成です!

 これは中々ヤバいです。

当面のところ量産は難しそうですが、出来上がったらウェブショップで販売したいと思います。後日改めてリュックに装着した状態でも撮影しておきますね。

色相環キーホルダー 試作完成

 先日最後の本塗りを終えていた色相環12色です。

全部出すと凄い量なので、取り敢えず一番小さいキーホルダーを作る分だけ出してみました。

 画像にある一番小さい扇型の物がキーホルダーに使う物です。

 固定はガムテープにそのまま貼っただけなので、フチがクリアーで埋まってしまっています。

 と言う訳で、カッターを使って12色を取り出しました。下に敷いているマットは1マス5ミリとなります。

 こちらは先日レーザーでカットしておいたアクリル板です。取り敢えず適当に艶消し黒で塗っておきました。

 土台はいつもの色見本キーホルダー用のプレートを使います。

 それぞれを所定の位置に嵌めていきます。

 こんな感じで完成です(後で押したらプレートはもう少し奥に入りました・・・)。

艶消し黒に塗ったプレートが2ミリ厚、色相環に塗装したアクリル片は3ミリ厚なので、表面に1ミリ飛び出るようになっています(なのでこの状態だとまだ全然出しが足りてません・・・)。

 色味が判り易いよう他の被塗物と並べてみました。上の画像のはGUNさんが塗ったマジョーラカラーのブラックラビットです。(GUNさんについてはこちらをどうぞ)。

 色が判り易いよう、どの画像もサイズの縮小以外は未加工としています(社外記で紹介する画像はPhotoshop Lightroomで編集加工する事がありますので念の為です)。

 下に敷いている大きいのは、今回のメインとなっている壁に飾る立体色相環色見本です。

どちらも単なる飾りでは無く、実際の塗装の色見本に使えるというのが味噌ですかね(ただしSTANDOXに限られますし、普通の人には全く必要が無い気が・・・)。

しかしやはりと言うかカラフルなのは見ているだけで楽しく、これをベースに色々派生させていきたいと思ってます。まずは壁時計ですかね~。

色相環色見本⑬ 本塗り

 先日の寒色系に続き、暖色系4種の本塗りが完了です。これでようやく色相環12色全部を塗りきりました!

久しぶりなので改めて紹介しますと、以下のような色相環を、壁に飾れる塗装の色見本として作ろう!と言う内容です。

今回はこれの10時~13時の4色となります。

赤は原色に少量のイエローを入れて作っていて、一般的な自補修ではちょっとあり得ない程の鮮やかな赤になっています。こんな色の車がその辺を走っていたら周りが迷惑ですかね(笑)。

 この厚みのあるのが壁に飾る色見本で、全色を組み合わせて環状にすると、全長は460ミリになります。耐候性が良いので看板代わりにする事も可能で、この色相環だけを掲げて「一体何屋?」みたいな感じに見せると面白いかもですね。

この辺の小さいのは壁時計にする物です。型は出来ているので早速近々試作機を作ってみようかと。

 ちなみに今回のオレンジには既存のオレンジ原色(MIX579)は使っていなく、その後発売された鮮やかなオレンジ(MIX815)にイエローを入れて作っています。従来のオレンジ原色は濁りがあるのでこういう色は出せないのですが、代わりに非常にコスト高になってしまうと言う・・・。

 また同時に艶消し仕様も塗りました。色(ベースコート)は同じで、クリアーを艶消し専用の物にしています。ただ余り一般受けはしないかもですが・・・。

ベアブリックもこれで12色揃いました。自宅または工場で飾る自分用の時計をこれで作ろうと思います。

うっかりしていたのがマイクで、その為に先日注型作業もしていたのに、すっかりそちらを塗るのを忘れていました・・・!

まあでもそっちの方は少し色を変えてみたい(褪色しても構わないと言う事で蛍光顔料を使いたい)と思っていたので、それはそれで良かったかもですかね。

と言う訳で取り敢えず色相環12色の塗装は全て終わったので、次はいよいよ立体色見本と壁時計、あとはキーホルダーの制作も行いたいと思います。