YouTube

去年の夏にTwitterを始めて、さらにそれによって動画を撮影する機会が増えたので、だったらと言う事でYoutubeに動画をアップロードしてみました。上の動画は、先日本塗りを終えているRB26のタイミングベルトカバーです。

こちらのオーナー様は元々Twitterからご依頼を頂いた方で、だったらと言う事でそちらに本塗り直後の動画を上げたのですが、どうも画質が悪いと思っていて、その後知り合いの塗装屋さん(GUNさん)から、

「動画はYoutubeの方が綺麗ですよ!」

とアドヴァイスを頂き、早速実行した次第です。元々スマホのフォルダに入っていた動画を、新たに作ったアカウント(チャンネル)にそのままアップロードするだけなので、超絶簡単でした。

仕事で撮影したのはまだこれくらいで、他には普通の方が余り見る事が無い(知らない)ミキシングマシーンをTwitterに上げたら結構ビックリする方がいらっしゃったので、そう言うのもアップロードしてみました。

元々は実家の倉庫に置かせて貰っていたのですが、その後保管する場所が無くなり、かといって危険物なのでレンタルスペースなどに置くことは出来ず、仕方ないのでこれの置く為に今の自宅を建てたという感じです。まさに死ぬまで払い続けるローン地獄です。

こちらはいつも仕事の付帯作業で行っている、スバルエンブレムの両面テープの作成風景などです。

 

こちらは先日のデザフェスで出品したピアスです。時間が無くて自宅で作業していて、その際スマホで動画の撮影も行っていました。

見る角度で色相が変化する光干渉型塗装の良さが伝わるのは、動画ならではかも知れません。

と言うような感じで、今後機会があればまた動画をアップしていこうと思います。

 

KORGキーボード塗装

仕事で行った塗装なので本来であれば日記の方での紹介となりますが、ちょっと特殊な内容だったので(通常の仕事としてはお受付しない方法)、こちらでの紹介となります。

最初の状態を紹介します。

状態としては新品で、色はシルバーの艶消し仕上げでした。恐らくですが、クリアーも塗っていない状態だと思います。

ご依頼内容としては、こちらのキーボード外装(筐体)をピンクに、

ただし各文字は残して欲しいとの事でした。

通常であればこれらの文字を残す事は出来なく、一旦違う色で塗装した上に新たに各文字を入れ直す(!)といった方法になりますが、各文字を一旦データ化しないといけないので、ビックリする程の金額となってしまいます。新聞が一部数百円で買えるのは一つの版で大量に刷るから出来る事で、これが一部だけの為となると数億円になってしまうのと同じ様に考えて頂ければと思います。

また分解についてもネックとなっていて、ご依頼頂く方が行うのは難しく、また当方としても見た事も無い物を作業するのは中々にリスクのある事ですが、

以前テスト的に行ったローランドのMIDIキーボードの分解経験があったので、その辺は心強かったです。Twitterで見る制作物とかで、一見すると「凄い!」と思う物でも、それが個人の物か(趣味の物か)、依頼品なのか(失敗が出来ない物なのか)という事で、全く別の見え方になりますので。

と言う訳で分解完了です。

各キーの配列は、途中何度も撮影を行って記録を行い(そして違う場所にもコピーを保存しておき)、また必要であればメモ等も残しておきます。自身記憶力が良く無い方なので、組み付ける時はすべての記憶を失っていても何とかなるようにとしています。

土台は塗らず、上側のカバーのみとなります。

マニュアルに沿った作業では出来ない所もあるので詳細は控えさせて頂きますが、まあ塗装屋さんならなんとなく判るのでは、と思います。

そして塗装完了後、組付け作業を行います。

組付ける時も一応撮影をしておきます。お納めした後に何かトラブルがあった際、画像を見て「コネクターを繋げていなかった・・・!」なんて事が判れば安心ですので。

そして完成です!

色は透過性のマゼンタ=キャンディーピンクとなります。

下地のシルバーや文字が透けているので、それらを残したまま色だけを変更できました。

仕事として行うにはかなり特殊な内容で、まず「完全な新品」と言う事が必須条件となります。

液晶パネル周りのアクリル板は恐らく両面テープでくっ付いていると思われ、外そうと思えば外せない事は無いと思いましたが、万が一割れるともう一台同じキーボードを用意しないといけない為、マスキングでの対応としておきました。

各文字も視認可能です。

「ピンク」の色味についてはお任せ頂いていたので、蛍光ピンクを使おうかとも考えたのですが、ダマが目立つのは避けたかったので、いつもの慣れたキャンディーカラーのマゼンタを採用しました。

ACアダプターが付属されていたので最後に一応動作テストも行い、ただ「音が出ない・・・!!」と思ったら、どうやらスピーカーは内臓されていなく、ヘッドフォンを挿して無地動作確認出来ました。スピーカー、着けないのが普通なんですか・・・。

以前は趣味で塗装したこちらのRolandのキーボードですが、ようやく仕事に繫がったという事で嬉しく思いました。

もう一台同型で塗装していないキーボードがあるので、そちらもいずれ仕事に繫がるよう何かしらの色で塗ってみようかと思います。今度は白い鍵盤を塗ってみたいですね!

スバルエンブレム メッキ剥がし①

先日テスト用に購入したスバルレヴォーグのフロントグリルエンブレムです。仕事のご依頼で頂いているスバル前後エンブレムの前に練習として使う為に、ヤフオク購入した私物となります。

subaruメッキを剥がす前に、まずは裏側に塗られた(印刷された)青の被膜を剥がします。

ダブルアクションサンダー#180→#240で削り落しました。

今回はさらに凹んだ星の部分も剥がします。

とりあえず、以前使用したエッチング液を試してみます。

以前使って余った物を貯め込んだ容器です。

エッチング液はそのまま残っていたので、エンブレムを浸します。

・・・が、全く効果はありませんでした。断面から浸透していってくれるのかと期待しましたが、やはり塗装を剥がさないと駄目のようです。

表側をマスキングし、サンドブラストを行いました。

ここまでは意外と簡単に剥がれてくれたのですが、隅に残った塗料が予想以上に分厚く、中々取れてくれません。

さらにネチネチとサンドブラストを続けたら、塗料もメッキもほぼ剥がれてくれました。

・・・が!!

長い時間サンドブラストを行った為、削った箇所と削れなかった箇所でムラが出来てしまい、また無用に削り過ぎてしまっているようです。残念ながらこの方法はボツのようですね。

と言う訳で、新たなエンブレムを用意しました。以前ピンクゴールドに塗装した物ですね。

今回はまず塗装を剥がすという事で、部分的に剥離剤を塗ってみました。

メッキに剥離剤は効かないと思いましたが、どうやら余り強いメッキでは無かったようで、それを突き破ってアクリル層にまで達してしまいました。ただ青い被膜は良い感じに取れてくれています。

と言う訳で、再びエッチング液に浸します。

しっかり剥がしたいので、液剤をジップロックに移し、湯銭で温めてみました。

メッキは良い感じに剥がれてくれたのですが、一部溶けたアクリル樹脂に青い被膜が溶け込んでしまい、この方法も駄目でした・・・。

と言う訳ですが、既に本番(本物のエンブレム)は無事に完了しておりまして、そちらの作業内容も後日紹介したいと思います。上手く行って良かったのですが、三時間超下を向いてひたすらネチネチを作業をしていたせいで、首と両腕が終わりました・・・(苦)。

2021年 駒沢公園行き

相変わらずのコロナ禍で非常事態宣言が出ている東京都ですが、限られた状況の中でも休日を満喫したいという事で、最近はお弁当を買って外で食べる!と言うのが定番となっています。日光を浴びて生成されるビタミンDは免疫力を上げてくれるので、COVID-19対策としても有効ですしね。

ちなみにこの日は雨が降ったり晴れたりを繰り返す、変な天気の日でした。「あの日か~!」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本当ならば森の中にハイキングに行きたいところですが、身近な所でも意外と緑の多い、大きい公園が気に入っています。

と言う訳で駒沢公園に到着です!

園内には夜間でも入れるプールがあり、遥か昔に友人の抹茶★んと泳ぎに来た事がありますが、今は柵があって工事中で、もしかしたらもう廃止になっているのかも知れません。

ベンチを使う事もありますが、この日は地面が乾いていたので、敷物を使って芝生(雑草)の上で食事をする事にしました。

持って来たのは秘密厨房さんの、日替わり弁当です。超絶お気に入りです。

秘密厨房さんは目黒区の武蔵小山に在って、まず自宅から戸越銀座駅まで電車で行き、そこから40分程歩いてお店を目指します。画像は以前新宿御苑に行った時の物ですね。

そこから再び電車に乗るか、または歩いて森っぽい所に行きます。今のところだと東京都庭園美術館の外庭、その隣の自然教育園、林試の森公園、多摩川河川敷、そして今回の駒沢公園でしょうか。

秘密厨房さんのお弁当は売り切れる場合もあるとの事なので、事前に予約は必須のようですが、SNSのDMから出来るのでとても便利です。私の場合電話がとにかく嫌いなので、最近多く採用されているこのシステムは本当に有難いです(私も飲食店で働いた事がありますが、忙しい昼時に電話を受けるのは本当に大変で、そういった事を考えると迂闊に電話は使えなくなりました)。

駒沢公園行きで良いところは途中に成城石井がある事で、そこでデザートと、軽いお酒を買って行くのも愉しみの一つになっています。外でアルコールを大量に摂取して周りに迷惑を掛けるような事は人としてどうなのかと殆どありませんが、明るい内に少しだけ飲んで背徳感を味わうのと、少し浮いたような感覚になるのが面白いです。

この日は敷物を持って、食後には持って来た本も読んでいました。銀の匙と、注文の多い料理店です(意識しなかったのですが食べ物繋がりですね。笑)。

郊外で暮らすなら比較的簡単に身近で森を感じられると思うのですが、少し前に友人から地方での暮らし方を聞くと、それはちょっと勘弁願いたい・・・という事が幾つかあったので、考えているよりハードルは高いのかも知れません(ご近所との人間関係と言うやつです)。

ちなみに撮影は全てスマホで(Google Pixel3a)、ただ少し前に新しいiPad Proを購入したので、今後それでも外での撮影を楽しんでみようかと思っています。SIGMAのカメラより全然軽いので、持ち運ぶのが苦じゃないんですよね。撮影した画像も各デバイスで共有出来ますから管理も楽ですし。