猫用高窓階段作成

2年くらい前にお迎えした猫っぽく無い猫のつくねですが、

少し前にメルカリで買った木製の手作りステップ階段(¥5,300)を取り付けてあげたところ、

上手い事それを使ってケージの上まで登る事が出来ました!

これまで何度かキャットタワー的な物を買ったのですがどれも殆ど登ってくれる事が無く、てっきり高い所が苦手だと思っていたのですが、そこから外の景色が見える事に気付いてからは積極的に登ってくれるようになりました。

ただやはりと言うか普通の猫よりも臆病っというか慎重な性格のようで・・・、

降りる時は毎回こんな感じです(笑)。一度にジャンプ出来る高さは70センチくらいが限界みたいで、まるで私が知っている猫と違う・・・(ちなみに体重は太り過ぎと言う訳では無く極めて平均的です)。

高い所に上がれた事で、新たに安寧の場所?を得たつくねですが、

この部屋には壁の高い所にスリット状をした窓=所謂「高窓」があって、そこからならまた違う景色が見れますから、もしかしたらここに階段があればあそこまで登ってさらに楽しめるのでは!?と考えました。

早速調べてみたところ、このような感じの良さそうな物が色々あったのですが、

こういった市販品は壁に直接ネジを打ち込んで固定するタイプが殆どで、この場合は下地材として壁に厚めの板を貼るか、もしくは穴を開けて石膏ボード用のアンカーを打ち込まないといけないようで、だったらという事で一体成型物の階段を自作する事にしました。

という訳で早速コーナンに行って材料を買って来ました。厚さ19ミリで、横幅180ミリ、長さは1800を2枚です。ちゃんとした金額を忘れてしまったのですが、一枚¥1,000くらいだったと思います。

階段の広さについては元々使っていたステップ台を参考にしました。こちらは150ミリ×200ミリで、つくねにはちょっと狭すぎるかと思い、

5段の内の最初と最後を広めの400×180、真ん中3枚を300×180にする事にしました。

作業は主に仕事が終わってからの時間を使い、少しずつ組み立てていきました。

と言う訳で完成です!

強度を出すなら筋交い的な物を入れた方が良かったのですが、見た目をスッキリさせたかったので、ビスと木工用ボンドのみとしています。つくねならこれで充分かと。

全部組み立てたら意外と大きくなってしまったのでバイクや自転車では持って帰れず、なので後日車で取りに来る事にしました。

そして先日の日曜日、朝一に車で工場に取りに行って来ました。いきなり設置するとつくねが警戒して使ってくれなくなってしまうんじゃないかと思ったので、猫草を置いて暫く慣れてもらうようにしました。

なんて事を心配をしていたのを他所に、穴あけ加工中にちょっと目を離した隙に勝手に登ってしまってました!いやいや危ない(笑)

設置は出来るだけスマートにしたかったので、階段最上部の取り付けは元々高窓の枠を停めていたネジを利用して共締めに、最下部は柱を立て、途中真ん中辺りのみ壁に芯が入っている所でねじ止めをしました。

そして設置完了です!つくねもあっという間に登っていました(笑)

慣れるまではチュール等で釣って昇って貰おうと考えていましたが、予想以上に爽快に上がっていきました。やはりと言うか階段状だと登り易いみたいです。

冬は特に天井付近は暖かいですし、日当たりも良いので早速お気に入りの場所になってくれたようです。これは作った甲斐がありました!

費用はステーを入れて¥3,000くらいで、いずれさらに拡張して部屋の壁の上を一周できるようにしてあげようかと思っています。

2025年元旦千葉ツーリング

ここ数年は3連休以上の休日を取れるのが年末年始くらいしかなく、なので今年も元旦はバイクで千葉にツーリングに行くことに!

今年の元日は比較的暖かい感じで、ただそれでも体が剥き出しで走るバイクではちょっと信じられないくらい寒い事には変わりありませんから、一番ダメージの高い部分=ハンドルグリップヒーターとグリップカバーは必須アイテムです。また念のため電熱ベストも着ておき、途中体の震えが出始めたのでこちらも使いました。好きでやっていなければ単なる罰ゲームですね(笑)。

今回の目的地はこちらの山王神社です。バイクは先ほどの画像の三島湖駐車場に止めてそこから歩いていきます。


Google Map→山王神社

〒292-1174 千葉県君津市正木152


バイクでも通れそうですが、目的地の神社はトンネルの途中からT字路的に分岐して道が細くなっているので、歩いてじゃないと行けません。

トンネル内の路面は平らで、しかも照明があって比較的歩きやすくなっています。

先ほどのトンネルの途中からT字状にこちらの横道が出ています。如何にも手で掘った感があって雰囲気は抜群です。

先ほどのトンネルを抜けると、湖畔の断崖絶壁に作られたこちらの神社が現れます!

社自体は小さいですが、ちゃんとしめ縄と本坪鈴と賽銭箱(椀)はありました。普段行っている初詣とは違う現実離れな感じが良かったです。

その後は道の駅、鴨川オーシャンパークに!

2年前のお正月もここに来ていて、冷えた足先を足湯で暖められたのが最高に気持ちよかったのでまた来たかったんですよね。

元旦は初日の出というイベントもあってお店は6時から開いていて、前回はここで刺身定食を頂きました。

あと売店で売っている天然ところてんが美味しかったので、こちらもリピートする事に!(2年で33%も値上がりしてました!)。

ちなみに足湯は11時からになっていて入れませんでした。前回はもっと早くから入れたのですが、ここもインフレの影響が出ているんですかね・・・。

そして今回のもう一つの目的地。海食堂九十九里倉庫さんへ!

元旦から営業してくれているお店は少ないので前もって色々と調べておいて、特に魚介類が美味しいと評判のこちらを利用させて頂きました。画像はアジフライで、出来あ縦熱々で身がフワフワ、冷えた体にとても美味しかったです!

さらにこちらの刺身定食も頂きました!

マグロは勿論、ブリ?か何かのお刺身が脂が良くのっていてとても美味しかったです。

十分満足したのですが、折角ここまで来たのですから追加でゲソ焼きと(撮り忘れて最後に残った一つでした)、

エビ・以下・鰯・アジのミックスフライも頂きました!

さすがに全部食べきれないのは判っていたので、容器を貰ってお持ち帰りする事に。

その後はいすみ市で一番景観が良いと評判の太東埼灯台へ!

色々なロケでも使われている有名な場所のようです。

とても展望がよく、端から端までの景色を見ると確かに地球は丸い!と納得できる程でした。

寒いけれど天気が良かったのは非常に幸いで、バイクで走っている時は仕方ないにしても、降りて休憩する時は陽さえ当たっていれば比較的過ごし易かったです。

そして今回の宿はHOTEL R9 The Yard いすみさんに!

インバウンドのせいもあってお正月はどこのホテルも軒並み高額になっていて、むしろ混雑してサービスが低下した状況で高いお金を払うのは馬鹿らしいですから、今回は素泊まりビジネスホテルのような感じでちょっと風変わりな、こちらのコンテナホテルを利用する事にしました。

出来てからまだ間もないからはどうかは判りませんが中はとても綺麗で、言われないとコンテナとは思えない感じでした。天井も全然低くありません。

また今回は二個のコンテナを連結した広いタイプにしました。IHヒーターを備えたミニキッチンもついていて、食材を持ち込んでの調理も可能になっています。釣りが好きだったらそのまま捌いて食べれちゃいますね!

このスライドドアで隣のコンテナに移れます。

こちらは寝室で、

最大4人が泊まれるようになっています。

フロントにはフリードリンクでレギュラーコーヒーや紅茶、お茶などが飲めるようになっています。また一泊につき一つ冷凍食品がついてきて、夕飯はこちらの焼きビーフンとお昼に食べたフライの残り、あとは歩いていけるセブンイレブンで買ったサラダを頂く事にしました。出来るだけその地の物を消費したい所ですが、お店が開いていないお正月はコンビニがあると本当に便利ですね。

その後は歩いて海岸に出ましたが、

ばっちり東側だったので日の入りは余りよく見えませんでした(笑)。

ちなみに今回は出発数日前にバッテリーが上がっている事に気付き、充電器のメンテナンスモードを使って充電はしたのですが、グリップウォーマーなどの消費が大きかった為か二日目の朝にセルが回らず、仕方ないので押し掛けで出発→信号で止まる度にエンジンも止まってしまい(インジェクションへの電力供給が間に合わない)、ある程度電気が溜まるまでは回転を落とさないような走行と、グリップヒーターを使わないようにして帰ってきました。この辺のちょっとした事でも深刻にならなくて済むのが二輪車の良い所ですね。

出発は9時頃で、途中千葉県内のどこかでご飯を食べてから帰ろうかと思っていたのですが、11時頃の木更津周辺では既に激しい渋滞が起きていたので、これがアクアラインに影響が出る前にと、寄り道をせずそのまま直帰=お昼前には自宅に到着しました。

走った距離は300キロくらいで、特に危険だった場面も無く、今年も年明けから十分バイクライフを楽しめたと思います。バッテリーは新しいのを頼んだので、今度は上げてしまう前に充電しておかないとですね(笑)。

色相環キーホルダーワークショップ2025/1/4

今年は年始の土曜日を利用して、当工場でワークショップを開催する事にしました!

少し前に紹介していたこちらの色相環キーホルダー制作ワークショップですね。

今回の参加者は3人、お手伝いをして下さる方々が2人と私で合計6人でスタートとなります(途中さらにお手伝いで1名来て頂きました!)。

まずはテンプレートを使用してイメージ図を作成して貰います。私が仕事でやる時も必ず行っている事で、大丈夫だと思っていてもいざ本番(本塗り)となると頭が真っ白になるか、または強い思い込みをして勘違いを防ぐ為ですね。「俺は長年やってるから大丈夫!」が一番危険だと思っています。所謂老害と言われるのは大体これですよね…。

イメージイラストが出来たら工場一階に場所を移し、原色を使って色を作って貰います。

使い捨てのエプロンとビニール袋、保護メガネはこちらで用意していますので、基本的には手ぶらでOKとしています(自己責任となっているので懸念する事があればご自身で準備、例えば防毒マスクなどは自前のを持って来て頂くようなスタイルとなっています)。

何も混ざっていない塗料原色は基本的に黒い(明度が低い)のでそれ単体では色味が判り難く、これに白などを混ぜて明度を上げると色相の判断がついてきます。

メタリックも細かいのから粗い物まで色々とあり、その辺はお手伝いしてくれる方々が塗装経験者という事もあってフォローしてくれますからとても助かっています。

この様な感じで色を作って頂き、

各パーツに塗装を行って貰います。

ベースコートに使用したガンはIWATAのLPH-50 口径0.6mmとなります。多分未経験者はエアーブラシよりこちらの方が使い易いのではと思っています。

自信の無い方はクリアーコートは代わりにやってあげるスタイルですが、今回は全部参加者自身で塗って貰いました。

理想としては均一に同じ膜厚で艶を出して頂きたいのですが、さすがにそれは難しいので(私でも難しいです・・・!)、多少塗り過ぎな感じで仕上げて貰っています。塗り足りなくてザラザラの肌よりは全然良いですよね。

その後強制乾燥をしている間に別の作業を行って貰います。全体的にみると結構時間が掛かるので色々な作業を並行して行って貰う感じですね。結構忙しいです。

色相環12色のピースは予め私が塗っておいた物を使って頂くスタイルで、「ソリッドカラー」「ミラーキャンディ」「メタリックキャンディ」の3つから好きな物を選んで頂きます。

画像はバリ取りを行って貰っている所で、怪我だけは避けたい事なので革手袋を用意しています(こういった物も使いなれば物があればご自身で用意して持って来て頂ければといった感じですね)。

今回は「塗装してからレーザー彫刻&カット」といった流れで、レーザー彫刻は時間が掛かりますから、その間に4ピース色見本のキーホルダーを作成して頂きます。

こちらの白と黒の枠は予めレーザー彫刻&カットされた物で、本番前の練習としてドロー部の塗装と、先ほど塗装しておいた四角いピースを組み付けて貰います。

ドロー部の色はお好みで選んで頂けるようにしています。

そして完成です!

ちょっと判り難いのですが、左端の枠はネイビーで、背板は黒メタリックとなります。色相環のピースはメタリックキャンディーカラーですね。

右端の枠は赤から白にグラデーションしていて、背板はホワイトゴールドメタリック、色相環はミラーキャンディーカラーとなります。

中央の枠は黄緑から白へのグラデーションで、背板は黒メタリック、色相環はメタリックキャンディーカラーとなります。

裏はこんな感じですね。ドロー部も全て参加者の方々ご自身で塗っています。

こちらの4ピース色見本はおまけのような感じで、それぞれ色相環キーホルダーに使った4色を使っています。色見本としてはこの方が判り易いので私的にはこちらが好きだったりします(ただ配色という点での見た目は難しいですよね)。

今の工場でいつまで仕事が出来るのかは判りませんが、都内でやっているメリットとして人が来やすいという所があるので、今年は出来るだけワークショップの回数を増やしていこうと思っています。

この度はご参加頂いた方々&手伝ってくれた方々有難うございました!