色見本キーホルダー ソリッド艶あり+黒結晶塗装

先日のデザフェスで販売を行った色見本キーホルダーです。

色相環の部分はソリッドカラーの艶あり仕上げ、背板は黒の結晶塗装、枠は黒アクリル板の艶ありと艶消しを使っています。一番最初に出来上がったモデルですね。

ただ最初の頃に比べると細かい変更点があって、

例えばこちらの初期の頃のモデルは背板の厚みが「2ミリ」だったので、色相環のピースの出っ張りが浅いのが判るかと思います。

なので1ミリ厚のアクリル板も検証したのですが、実は結晶塗装で焼き付けを行う際に変形してしまい、

その結果、現在の「1.5ミリ」となりました。丁度良い塩梅です。

ただこの厚さでも熱を入れるとやはり変形してしまうので、

焼き付け後、土台から外して棚板に直接起き、80℃程の熱を掛けて平らに直します。それなりに手間は掛けていますが仕事で行う塗装(一品物のオーダーメイド的な塗装)に比べると全然楽で、これなら60歳を超えても続けていけるかと。

枠のアクリル板は塗装はしておらず、表面は3mm厚の艶あり黒のアクリル板を、裏面は2mm厚の艶消し黒のアクリル板を採用しています。ドロー部(白い線や文字)はレーザー彫刻後に白の原色=STANDOX MIX870を塗っています。何故か同じ白原色=STANDOX MIX570だと巣穴が出来るんですよね。前者は隠蔽力が高い仕様の原色なので、恐らくは塗料中の顔料含有率による事が理由だと思います。ちなみに2Kエナメルでも試しましたがもっとひどい結果になりました(笑)。

と言う訳で、その後工場近くの公園に持って行って撮影も行いました。都内で唯一砂浜のある海=大森ふるさとの浜辺公園ですね。

リュックは登山用の50Lなので結構大きいです。通勤手段は徒歩か自転車が99%なので(加害者になるリスクを極力減らしたい為)、荷物を運搬するにはこれくらいの容量が必要なんですよね。

ミラーキャンディーは光が当たると綺麗ですが、遠目から見た場合はソリッドカラーの方がはっきりと目立つのが特徴ですね。

工場室内でも撮影しました。

仕事の時と同じく、各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

当面作らなくてもよいよう80個くらい作っておいたのでデザフェスでは売り切れず、その後ウェブショップでも販売しています。宜しければ是非!

デザフェスVo.61行き

昨年に引き続き、今年もビッグサイトで開催されるデザインフェスタに出展しました。

画像は当工場2階スペースで、本番の前に仮想でブースを組み付けている所です。今回はほぼほぼアルバイトにお願いしました(お陰で本業の方は売上が落ちないで済んでいます)。

そして当日、まずは同じくデザフェスに出店するGUNさんを迎えに行きます。デザフェス会場であるビッグサイトとは逆方向なのでこの日は3時起床、4時に出発です。

GUNさんについてはこちらの記事が判り易いかと思います。私がデザフェスに出展するきっかけにもなった塗装屋さん?ですね。

川崎にあるGUNさん家に到着して荷物を積み込みます。この後当工場によってPRO_Fit分を積み込み、GUNさんの手伝いをしてくれるくま3D-さんを乗せていきます。くまさんについてはこの記事が判り易いですかね。当工場のすぐ近くに住んでいる原型師さんです。

そして開場6時ちょっと過ぎに無事入場しました。

今回はこちらの壁際で、4ブースの中の真ん中になります。

会場内のマップだとこんな感じです。場所的には悪くは無かったのですが、背面にそびえ立つグレーの柱でどうにも暗い感じが否めませんでした。

と言う感じでまずは初日がスタートです!

今回は手書きのPOPで華やかな感じにしました。

また今回は色相環以外に、ドット画でデザインした色見本猫型キーホルダー”.NUKO”(ドットぬこ)も出品しました。こちらは80個くらい作って50個程度はお買い上げ頂きました。やはりというか枠付きのピンバッジが人気でしたね。

今回作った.NUKO(ドットぬこ)の枠付きピンバッジは、枠に着けた状態だとキーホルダーとなり、

枠に固定されている留め具を外すと、

ピンバッジ単体として使えるようになります。

最初は枠を厚紙で作ろうと思っていたのですが、材料費を計算してみるとそんなにコストが上がらなかったので、だったらと言う事でいつもやっているアクリル+レーザーカットで作る事にしました。

また枠はこれまでのキーホルダーと同じく色々な色で作れるので汎用性が高いのも良い所だと思います。ただ私的にはピンバッジがグラグラするのが嫌なので、

この様な感じでキーホルダー専用としてカチっとさせたい所ですかね。

という感じで、いつもの初日は早めに切り上げて電車で帰るのですが、今回は車だったので閉場の18時までゆっくり居ました。

そして二日目!

車は日中に家人が使うとの事なので私は電車で、その後撤収にはまた迎えて来て貰う事となります。この日は比較的ゆっくりで6時起床、7時半に会場到着といった感じでした。

一日目も気温は35℃くらいあったみたいですが、会場の中に居る分には涼しいのでそこまで暑い日だとは感じませんでした。今回は真夏の7月開催と言う事でこの暑さを大いに懸念していましたが、同じ都内なら移動の便も悪くはないので比較的快適に過ごせたのは良かったです。あとは災害用に買っておいた充電式のポータブルファンを足元に置いておいたのも吉でした。8時間×二日間使ってもバッテリーが持ったし、スマホの充電にも使えてこれは買っておいて良かったです。

二日目は設営の準備が無いので比較的楽にスタートが出来るのが助かりますね。

一日目は棚の上段までぎっしりキーホルダーを飾っていたのですが、二日目は少しディスプレイを変えて時計やマイクなどを飾りました。お陰で全体的に華やかになりましたし、そもそもうちが何屋なのか判らないと出展する意味が無いですからね。

普段は紹介しないようにしているのですが、わざわざ会場までお土産を持って来て頂いたりもしてとても有難い限りでした。

色相環時計は値段設定の割に手間が掛かるし搬入も大変なので追加で製作はしておらず、今回は在庫している中から7個が旅立っていきました。実際に飾ってみると判るのですが、キーホルダーよりもコスパよく満足度は高いと思うんですけどね。

撤収もいつもは早めに行っているのですが、今回はGUNさんの荷物も載せていくので18時ギリギリまで行い、車は搬入口まで持って来て貰いました。やはりというか搬入口は大渋滞でしたが幸いにして滞りなく荷物の積み込みを終え、GUNさんを自宅に送り、21時までには無事帰宅を終える事が出来ました。

売り上げとしては前2回に比べると低かったのですが、本業に影響が出ないように出来た事、出展で大きなトラブルや疲弊も少なかったのは幸いでした。あとはGUNさんの紹介で他の出展者の方と知り合う事が出来て、今後コラボ的な物を作れそうな楽しみが出来たのが良かったです。

今回当ブースにお越し頂いた方々誠にありがとう御座いました!

2025年初夏 長野蓼科行き②

先日に引き続き、GWの代替休日として一泊二日で旅行に行ってきた長野蓼科の紹介となります。

画像は泊まったホテル=テラス蓼科リゾート&スパの館内で、至るところで見られる内庭の光景に心が癒されます。館内はとても清潔で、本当に良いホテルだなぁ、と。

朝は早起きしてホテルから直ぐ傍にある森の遊歩道を散歩してきました。この日は平日(月曜日)だったからか周りには全く人の気配が無く、神秘的な感じがとても良かったです。運が良いと鹿を見られるみたいですね(ただ熊が出たりしないかちょっと怖かったですが笑)。

ホテルに戻って朝の温泉に入り、レストランで朝食を取りました。

バイキング形式ですがお好みの具材でサンドウィッチを作ってくれたりと、まるでサブウェイのよう!とめっちゃテンション上がりました(笑)。

チェックアウト後、帰りの電車まではまだ時間があるので、車で少し走ったところにあるこちらの横谷渓谷を散策する事にしました。

この辺は八ヶ岳の雪解け水が豊富だからか、至るところで見事な滝が見られます。凄い水量!

ここもとにかく人の気配が無く、当初予定していた京都だったらインバウンドでギュウギュウになっていると思われますから、むしろそっちがキャンセルになって良かったのでは、と思った次第です。出国税1,000円はもっと上げても良いと思うんですけどね。

そして一日目に凄い行列で入れなかった、霧ヶ峰高原のころぼっくるさんにリベンジを!

この日は平日と言う事もあり10分程度待ったくらいで入れました!(それでも列が出来るくらい人気でした)。

景観が良いのでインスタ映えするのが売りでもあるのですが、頂いたハニーバタートーストと珈琲も非常に美味しく、アクティビティとして十分楽しめました!

その後は再び蓼科湖に戻り、こちらの蓼科アイスさんでソフトクリームを頂く事に!

当初は他のお店でジェラートを頂く予定だったのですが、偶然こちらを見つけてここでしか食べられないとの事で、

こちらのラムレーズンソフトクリームを頂く事に!

サーティワンのラムレーズンも大好きですが、こちらは濃厚なのに舌ざわりが良くてとても美味しかったです。湖を見ながら湖畔で食べられるシチュエーションもとても良かったです。

その後茅野駅に戻ってレンタカーを返却し、駅でお土産を見ていると、構内にあるこちらのファブスペース、ワークラボ八ヶ岳さんを発見しました!

地元の企業さんが運営しているらしく、めっちゃ楽しそうな機械が沢山!

カーボンの3Dプリンタなら強度も高いので出力品をそのままパーツとして使えそうですね。これは楽しそう・・・。

その他レーザー加工機やUVプリンターなどものつくり的な設備が充実しています。

今の工場を返して郊外で仕事をするとして、こういった所とタイアップとか出来たら面白そうですね。

さすがに駅の構内で塗装をするのは難しいでしょうから、それ以外の事をここでやって発信したりしたら色々な繋がりとかも出来そうです。

と言う訳で無事帰宅し、つくね(2年前にお迎えした保護猫)と戯れて今年のGW代替休日を過ごしました。

いやはや長野は思いの他良かったです。

東急グループの別荘地は借地が基本なので管理費が年間30万円くらい掛かりますが、物件自体は比較的安いので、むしろ負動産にならないようにするならこういう選択もありかな、と思った次第です。

 持ち続ける事が負債になる可能性が高いので本当は賃貸の方が良いのですが、そういった点では借地権も良いかもですね。

とにかく今後さらに気温は高くなっていくでしょうから、涼しいところに過ごしながら仕事が出来れば良いですね。