.NUKO(ドットぬこ)ピンバッジ

猫型色見本キーホルダーのバッジ仕様は以前から作成していたのですが、留め具の固定が接着剤の為に使っている内に外れる!という事態があり、改めて構造を見直す事にしました。

と言う訳で、今回のピンバッジは金具が絶対外れないよう、留め具のパーツを内部に埋め込む事にしました。凹みはレーザ彫刻で行っています。

その後表面と張り合わせると、

こんな感じで完成です。これはかわいい・・・!

またデザフェスで販売するにあたってピンバッジ単体だと安定感が無いので台紙を作る事にしました。

最初は印刷&厚紙にしようと思ったのですが、どうもチープな感じが否めないので、

改めてアクリル板で作り直しました。

めっちゃ格好良い!

ただしこのままだとピンバッジがくるくる回ってしまう為、

新たに1mmの小さな孔を開け(画像は面取りです)、

虫ピンをその穴に通し、

接着剤で固定します。

虫ピンはポッチが着いているので抜けたりはしませんが、ぐらつきがあるので接着剤で固定しています。UVタイプの接着剤を使っているので最後に纏めてしっかり照射して硬化させておきます。

外側から見るとこんな感じで虫ピンが飛び出ているので、

余分をカットします。尚、飛び出た虫ピンは固定金具で隠れるので安全性は問題ありません。

ちなみにこういった回転防止付きの留め具も売っているのですが、それだと結局外側に取り付けなくてはいけなく、ピンバッジ本体が金具なら溶接でしっかりくっ付けられますが、バッジがアクリル樹脂製だと接着するしか方法が無いので今回の方法としています。しかし当初考えていたよりかなり面倒な事になっちゃってますね。

また折角ならと、色見本キーホルダーと同じように枠も取り付けました。さらに高級感が増したと思います。

そして完成です。

枠に着けた状態ならキーホルダーにもなりますし、

留め具を外して帽子や鞄などにピンバッジとして取り付ける事も可能です。

パーツの種類が多いので実は色相環キーホルダーよりも大変だったりするのですが、老後も塗装を仕事として続けていけられるよう、身体が動く今のうちに色々やっておくようにしています。

そして完成です!

やはり枠があると格好良いですね!

めっちゃ高級感があります。

枠の色は色相環キーホルダーと同じく色々変えられて、今回はキャンディーレッドも作ってみました。

色相環キーホルダーの方は普遍的なデザインを基にしていますが、

こちらは完全オリジナルなので、それぞれ並行して作っていければ面白いかと思っています。

最初はこのつくねのドット画から始まっていて、その後他の種類の猫に派生していってます。色の数は無限大なので(ちなみに「白が200色」とかいう概念は余りにも少な過ぎます)、愛猫とお揃いの物が作れる!というのが良いですよね。いずれは既存のパーツをマスキングで塗り分けて複雑な模様(ブチなど)にも対応できるようにと考えています。

色見本キーホルダー オールブラック×ソリッド艶消し

当ウェブショップで初期の頃に販売していたソリッドカラーの色見本キーホルダーですが、

その後色相環のピースをキャンディーカラーに変えた事でこちらは長く在庫切れにしていたところ、

一部の方からご要望があったので、改めて塗装を行って復刻しました。

今回のピース部分は艶消しクリアー仕上げとなりますが、艶あり仕様もあります。

背板の部分は黒の結晶塗装を施しています。

艶消しだとどうしても彩度が低く見えてしまうので画像を加工したい所ですが(とても簡単に出来ます)、仕事の場合と同じくこれらの画像は撮ったそのまま(未加工)で、サイズを縮小したのみとしています。

裏側にはRGB値の色相環をレーザー彫刻で、その部分には白を塗装しています。

こちらの画像は初期の頃に作成した物で、今回のモデルに比べると結晶塗装された背板の厚みが2.0mm、現在の1.5mmよりも少し厚くなっています。なので色相環のピースの出っ張りが0.5mm弱いんですよね。

こちらも初期の頃の画像です。色相環のピースの厚みが3mm、背板が2mm、なので出っ張りは1.0mmしかなくてアピール性が乏しかったので、

現在はこの背板を0.5mm薄くして、色相環ピースの出っ張りを1.0mm→1.5mmとしまいた。こっちの方が断然良いですよね。

背板を薄くして生じた問題としては、焼き付けが必要な結晶塗装ではその硬化時にアクリル板が変形してしまう事で、ただこれは一旦台紙から外して定盤の上に直置き、再度焼き付ける事で熱によって変形してしまったアクリル板を再び平らに戻しています。

こちらも以前の画像です。リュックへの装着例として再稿しますね。

ウェブショップでの販売は事前にX(Twitter)で紹介していますので宜しければチェックして頂ければと思います(大体開始数分で売り切れてしまうので事前に住所等の会員登録をしておく事をお勧めします)。

デザフェスではウェブショップの出品より1,000円くらい安くしていますので、お越し頂ける方は直接ご購入された方がお得だと思います。

色見本キーホルダー【蛍光オレンジ】完成

少し前に行ったワークショップで、参加者の方が塗装した蛍光オレンジがとても良く感じた為、当方で作成している色見本キーホルダーにもこれを採用してみる事にしました。

蛍光オレンジ自体には隠蔽力が殆ど無いので、それとは別に下色を作る必要があります。今回はワークショップで作って貰った塗料が余っていたので、それを基に配合データから作り直しました。

蛍光顔料は元々粉末状の物を、STANDOXのベースコート用樹脂=MIX599に10%程添加して塗料を作成しています。パウダー顔料はダマになり易いので、先にシンナーで希釈してから樹脂と混ぜるようにします。

ワークショップでは枠だけでしたが、今回は背板の部分も同色にした仕様も作成しました。

ちなみに枠の塗装は、透明アクリルの裏側から「蛍光オレンジ→下色オレンジ→クリアー」ですが、こちらの背板はその逆で「下色オレンジ→蛍光オレンジ→クリアー」となります。それぞれ塗り方が変わっても色が違うようにならないかの確認=チェック機能も含まれています。

枠のパーツは裏のスプレー塗装とは別に表側からのドロー部の塗装も必要で、この作業が地味に面倒なのですが、最近余分をふき取る作業で使う溶剤に丁度良い物を発見したのでかなり作業効率が改善されました。

一つのキーホルダーに要するパーツが計15点、全てSTANDOXで塗装されているというのがこちらの売りだったりします。特にフェラーリビアンコフジ仕様のように、車体と同じ塗装が施されているというのは面白いですよね。

そして完成です!

各完成画像は仕事の場合と同様、サイズの縮小以外は未加工となります。

画像だとただのオレンジに見えますが、実際には通常顔料では得られない鮮やかな発色を感じられるかと思います。

枠の方の彩度が高いと色相環が埋もれてしまうかと思っていましたが、

意外とそんな事は無くかなり良い感じです。色相環の部分はソリッドカラーの艶あり仕様となります。

とにかく目立つ色なので、デザフェスでは通り掛かりの人の目に留まってくれるのではないでしょうか。

そしてこちらは背板にホログラムシルバーラメを採用したモデルです。色相環の部分はミラーアクリルに透過色=キャンディーカラーを塗装した仕様となります。

今回のモデルではドロー部に白を採用していますが、黒やグレーでも良さそうです。趣味でこんな事が出来るのは本当に楽し過ぎますね。

作った色はいつものように飾れる色見本を作成しておきます。子供の頃にやった昆虫採集標本よろしくコレクションが増えていくのも楽しみの一つです。

色相環キーホルダー 【ソリッド艶消し】+ウォルナット+結晶塗装黒

ウォルナット材を使った枠に、ソリッドカラー(パールでもメタリックでも無い色)の色相環と、背板に黒の結晶塗装を施した色見本キーホルダーです。

色相環の部分は3ミリのアクリル板をレーザー加工機で切り出し、それぞれに12色で塗装、艶消し専用クリアーで仕上げています。

艶消しクリアーは艶ありと同様、自動車ボディの塗装に採用している2液アクリルポリウレタン製(STANDOX K9150)となります。こちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

ウォルナットは無垢材を使い、汚れ防止の為にセラックニスの塗装を施しています。家具やバイオリン等の楽器に使用する塗料で、ペーパー掛けをして素地調整を行ったウォルナットに極薄く塗り込み、木の質感を損なわないよう仕上げています。

背板の黒の結晶塗装は、自動車エンジンヘッドカバー等に採用しているそれと同様の物となります。熱硬化型メラミン樹脂塗料=所謂焼付塗装と呼ばれるものです。

ドロー部はレーザー彫刻で表現しています。

ウォルナット表面は#120→#180→#240で仕上げています。

手作業で作成している物なので大量には作れませんが、ある程度の数が出来たらウェブショップで販売したり、デザフェスに出店したりしています。前者は梱包や発送などの手間でどうしても割高になってしまいますが、後者の方は休日を利用して趣味の範囲で行っているという事でその分安く販売しています。

ウォルナット仕様のキーホルダーは他にも種類があり、色相環の部分をミラーキャンディーカラーにしたモデルもあります。

こちらも人気の製品で販売すると直ぐに売り切れてしまうのですが、ウォルナット材は出来るだけ安く仕入れる為に端材で購入している為、一度に多くの数を作れないのがネックとなっています。塗装するパーツは既存の物に比べて少ないので作業的には比較的楽なのですが、今は多く売るよりも新しい事を色々試してみる事に重きを置いていますので、何卒ご理解頂ければ幸いです。