汐留行き② 和巧絶佳展~浜離宮

  先日の続きで現在パナソニック汐留美術館で開催中の和巧絶佳展に行った時の紹介となります。

今回はいつものSIGMA DP2 Merrillでの撮影と、

スマホ(google pixel3)それぞれを使って撮影しています。シグマだと暗い所では全く撮れないのと、後で編集加工するのが面倒臭くなってきたのもあります。こうやって人はSNSに移っていった訳ですか・・・。

展示されている作品はため息が出るような精巧さもそうですが、昔ながらの螺鈿細工とデジタル風なデザインの組み合わせが特に面白かったです。

こちらは金魚のアートで有名な深堀隆介氏の作品で、

まるで3Dプリンターのように一層塗っては透明な樹脂を塗重ねてと、気の遠くなるような作業で立体感を表現しています。出来上がってクラックとか入ったら失神してしまうのではと・・・。

水草なんて本物にしか見えません・・・。

ちなみに館内入口の手前に大きなモニターと椅子が何個か置いてあって、そこで制作中の風景、作家さんのコンセプトなどを紹介した映像が流れていたのですが、ちょっと時間がなかったので「帰ってからYoutubeで観よう!」とか思って帰ってから探したところ、ありませんでした・・・。

10分くらいしか観てなかったのですがそれが凄く面白くて、もし行かれる方がいたら絶対観ておいた方が良いと思います。超失敗しました・・・。

 と言う訳でそこから歩いていけるところにある浜離宮恩賜庭園に!

新宿御苑とか日比谷公園と同じく緑と巨大ビルのギャップが面白いです。それにしてもスマホでの撮影は楽ですね。これではカメラは売れなくなる筈です。CANONは医療系で上手く行っているようですが、NIKONは大丈夫でしょうか・・・。

  ちなみに急いでいたのはこちらが理由で、

公園の中にあるここ「中島の御茶屋」さんは16:15がラストオーダーなので急いでいたのです!

何とかギリギリ入れました~。

メニューは抹茶に和菓子のセットしかないのですが、抹茶は暖かいのと冷たいのどちらかを選べるようになっているのが有難いです。

ただ入った瞬間はまだ暑かったので冷たいのをお願いしたのですが、中はクーラーで冷えているのでオーダーが届いた頃には「暖かいのにしておけば!」と思ったりもしました。なので迷ったら普通に暖かい方が良いかと(笑)。

  最近購入したスマホは特に拘った訳では無くて、今一番使っているアプリはGoogleフォトなので、もはやiOSに拘る意味は無いなと思ったのです。

ただズームにするとやはり画質が荒れるので、もう少しカメラ性能の良いスマホにしておけば良かったな~と後悔しています。画素数だけは凄いのに、何だかですね~。

汐留行き① 豊洲~和巧絶佳展

先日の日曜日に、ゆりかもめ乗って豊洲市場に行って来ました。そう、新鮮な魚を食べに!

途中の車内からはオリンピックの会場らしき光景が見れて、ただコロナの影響で来年の開催すら危うい状況ですからちょっと悲しい感じがしました。オリンピックがどうなるか判りませんが、このまま閉鎖とかだけはしないでくれればと・・・(折角なので使って欲しいです)。

と言う訳で色々話題だった豊洲市場のある市場前駅に!

早速海の幸を堪能しようと駅から出ようとしたところ、なんとそこにあったのは「豊洲市場は日曜お休み」の看板。・・・え?日曜日やっていないんですか!(だとすると永久に来れる気がしません・・・)。

と言う訳で結局この辺では食べれるところが見当たらず、さらにゆりかもめに乗って二つ隣の豊洲駅まで行く事に・・・(ちゃんと調べておけって話ですが私生活だとこれが通常運転です)。

  ちょっとトーンダウン気味だったのですが、次に降りた豊洲駅のホームは、何かの工事の途中らしく、普段は絶対入れない線路の上を普通に歩けたのが面白かったです。これが期間限定だったら豊洲市場の件もあながち失敗では無かったかもですね。

豊洲駅では定食屋さんで(半ば無理やり)本マグロ定食を頂き、その後は汐留に。

今回のメインはこちらのパナソニック汐留美術館で、

現在開催されている「和巧絶佳展」にやって来ました!

ちなみに今回はいつも使っているカメラSIGMA DP2Merrillとは別にスマホでの撮影も併用しています。縦長になっている画像がそれで、画質は悪いのですがお陰で駅のホームとかでも普通に撮影が出来ていたりします。今時はその辺でカメラ出したらヤバイ人認定ですからね・・・。

ちなみにシグマで撮影した画像は全てPhotoshop Lightroomで編集加工していて、それなりに綺麗になるよう調整しています。

スマホの方は撮ったそのままなのでどうしても力足りない所がありますよね。

それにしてもこの絵付け、

精密過ぎるので実際にやっているところを想像するだけで胃がキュッと締め付けらる気分に・・・。

こちらはちょっと奇抜な器で、

   茶碗の表現に使われるかいらぎを、現代アートのように派手にした作品です。

私的な一押しはこちらの作品で、撮影自体は普通にカラーなのに白と黒だけのモノクロームな質感と言うか世界感がとても良い感じです。

 他にも色々な作品があって、

和巧と言うだけあって螺鈿細工が多く見られます。

 こちらのアルミを使った作品も非常に興味深かったです。

パッと見は石膏や胡粉のように見えるのですが、特殊な鋳造方法を使って作製したなんとアルミ製です。

少しずつ鋳造して作製したパーツを組み合わせ、一つの作品にしているようです。おどろおどろしいのに花で出来ているギャップさと、さらにこの精密さが何とも言えません。

会場自体は決して広くは無いのですが、展示方法や動線が良くて狭さは感じられなかったです。さらには男性よりも女性の方が多かったのにビックリしました(男3:女7みたいな比率でしょうか)。

装飾もそうですが、焼き物をここまで薄くするのか!と言うのに驚かされました。

他にも画像があるのと、この後浜離宮庭園にも行ったのでそちらもまた紹介したいと思います。