在庫切れにつき

jojo20リゴラック(ポリエステル樹脂)で作った方は廃クリアー(余って捨てるクリアー)に比べかなりしっかりしていて、結構用途もあるので先週追加で作成しておきました。作ろうと思ったら数十分で完成出来ると言うスピーディーさも利点の一つですね。お約束のジョジョ石仮面も作っておきました。

jojo18今回はリゴラックとは別に、昔購入しておいて在庫していた超高級クリアーも使って見る事にします。1リッター¥6,000のSTANDOXラピッドクリアーで、とっくの昔に廃盤になっているクリアーです(最近同製品名で売っている?のとは別物です)。

jojo19 ラピッドクリアーは透明なバラを作成する為に使いまして、また以前よりリクエストがあったM6のボルトを埋め込む為ボルトの頭の部分がクリアーに浸かるように吊るした状態で固定しておきます。上手くいくかどうかは判りませんが(特に強度が・・・)何事も試してみないと始まりませんしね。上手くいけばナンバープレートのボルトをバラで飾れると思います。私的にはムンクの叫びの石仮面Ver.をお勧めしたいところではありますが(笑)。

最近またお手ごろ価格の3Dプリンターが出たようで、データの作成さえ出来るようになれば直ぐにでも買いたい気持ちがあって、積層の段差など多少仕上がりが粗くてもある程度の形さえ出来てしまえばサフェーサーでの下地処理は出来ますから、後はシリコン型を作って量産が可能なので何か楽しそうです。

先にハードを買ってしまって背水の陣と言うのもアリですが、3Dプリンターもドッグイヤーな感が否めませんから、やはりソフトの方が先ですよねぇ。

石仮面化

jojo17 そろそろ在庫が切れてきたので新たに増産してみました。セメントで作ったムンクとジョジョの石仮面とダースベイダーです。片面の型だと流し込むだけですから気が向いた時に手軽に作れるのが良いですね。

jojo14 石仮面はもう少し大きいマスター型を作ろうと思ったのですが、今回はちょっと試してみたい事があったので先にそちらをやる事にしました。

上の石仮面は型から抜いたばかりの状態で、表面が乾くと奥のように白っぽく変わっていきます。抜いたばかりの時はまだ柔らかいので、今回はこの時点でちょっと加工をしてみたかったのです。

jojo15 コンクリート製のダースベイダーに石仮面にあるようなひび割れ模様を描きます。

jojo16それに沿ってカッターで傷を掘っていきます。ちょっとこれだと傷の部分が白いので変ですが、前回行ったように墨入れとハイライトを入れればそれらしく見えるようになると思います。判り易いように以前の塗装例も紹介しますね。

jojo12今回の物に色を塗るとこんな感じになる予定です。牙を付けても面白そうなので時間があればそんな事も試してみたいところです。エポパテやらスカルピーなど造形に必要な材料は前から用意はしているのですが、やはりと言うか中々使う機会は無いですからね。エンジンヘッドカバーの形をしたコンセントプレートなんていうのも作ってみたいのですがまだ先になりそうです。点火プラグの代わりに100V電源プラグを抜き差しするなんて、ちょっと面白そうな気がしまして(笑)。

 

 

誕生日でも全然無く

jojo-2ちょっと別件でのし紙を使う事があってIllustratorでそれのテンプレートを作ったのですが、折角なのでそれを使ってパッケージを作ってみました。ただジョジョを知らないと単なる嫌がらせにしか見えないかも知れませんが(苦笑)。

中に入っているのは先日コンクリートで複製した石仮面で、工場二階に間借りする友人は特段誕生日と言う訳では無いのですが(と言うかいつだか知りません)、朝来てこれが机の上にあったら面白いかなと思って差し上げる事にしまいた。彼は現在カッティングプロッターを使って仕事を模索している所ですからこれが何かアイデアのヒントにでもなればと思う次第です。まあ、成りませんかこれじゃ(笑)。

 

ゴゴゴゴゴ・・・

jojo12ちょっと小旅行に行ってまして、WiFI環境があれば外からアップロードしようかと思って下書きだけはしておいたのですが、結局ネットに繋がる事は出来ないままの帰還となりました。今時不憫な話ですが、まあたまにはこういう事があっても宜しいかと・・・。

と言う事で、画像は先日コンクリートとポリエステル樹脂で作成したジョジョの石仮面の複製品ですが、そのままだとどうも寂しいのでその後塗ってみる事にしました。筆を使っての墨入れ&ドライブラシなんて小学生の頃ぶりでしたよ・・・!(嬉)。

jojo11 一応素材がちゃんと判るように並べてみました。左の二個がポリエステル製(リゴラック)で作成した物で、真ん中の3個がコンクリート製です。奥にある物が同じくコンクリート製でこちらは塗装前の状態ですね。そして一番右が既製品でオリジナルの塗装です。

ちなみに最近知ったのですが、最初から適正に希釈された「墨入れ塗料」なんて売っているんですね?!ヨドバシドットコムを見ていたら偶然見つけて、使う当ても無いのについ買ってしまっていました。これがあると誰でも超簡単に出来ますよ。蓋に筆も付いてますし(驚)。

ちなみにベース色となる濃い目のグレーはスプレーで塗っていて、その後に黒の墨入れ、最後にフラットホワイト(艶消し白)を筆で擦れたような塗り方(所謂ドライブラシなる方法)で塗っています。真ん中の二個は一応コンクリートの素材感を活かすべくグレーは塗っていません。墨入れの黒と白のドライブラシをハイライト的に極軽く塗ってます。

どれも全く特殊な技術は必要なく、マスター型が良く出来ているお陰で何をやってもそれらしく勝手に仕上がってくれるといった感じです。

jojo13意外と良かったのが余ったセメントで作ったムンクの叫びで(笑)、ただちょっとある意味リアル過ぎて怖いところもあります。その辺のコンクリート壁に貼ったりしたらちょっとした事件になる気がしないでも無いのですが・・・(危)。