ゴールドキャンディーカラーも

pantone7 先日より作製しているPANTONE→STANDOX色見本ですが、土台の板(とダースベイダー)はそのままで、それに貼るプリントの内容を変えれば普通に他の色に使えるように一応拡張性を考えて作っています。生涯の作業になるだろうと言うのはそういう事ですね。

darth5 ただ色見本となるダースベイダーは先日のように素材が石膏だと艶のある仕上がりにはなりませんから、今回使うのは普通のレジン(ポリエステル樹脂=商品としては「リゴラック」)で作った物を使います。石膏に比べると重いので貼り付けるのはどうかな?と思いましたが、まあ大丈夫だと思います。

darth6 塗装工程は日記の方で紹介したCB1300キャップシリンダーヘッドサイドの作業と同じで、最初に粗目のシルバーメタリックを塗ってからその上に調合したキャンディーイエロー(透明なイエロー)を塗ってさらにクリアーを塗っています。クリアーは勿論耐侯性の良いクリスタルクリアーです(って余った物を使っているだけなのでわざわざ偉そうに言うべきところでは無いのですが。笑)。

darth7 ダースベイダーの顔は形が複雑なだけにキャンディーカラーの色変化がよく判るのが良い点だと思います。お寺の法具に混ざっていても判らないレベルですよ(どんな基準だって話ですか。笑)。ただもう少しまともに出来たダースベイダーを使えば良かったですね。巣穴とかちょっと酷過ぎました。

darth8 そして再配布する計画が頓挫してしまっている(す、すいません・・・)、「PRO_Fitオリジナルカーボンプレート」です。折角なので何個かを今回のゴールドキャンディーと一緒に塗らせて貰いまして、ただ塗っていて気がついがのですが、以前デカールをゴールデ作った奴があるじゃあないかと・・・(苦)。

まあアレとは違うのでこれはこれで良いと思います。青まで揃ったら各色(も!)含めて再配布出来るようにしたいと思います。どうか気長にお待ちくださいませ。

darth9ちなみに本件とは関係無いのですが、コージーコーナーでこういうケーキが売っているらしいです!ちょっと撮影する機会があったのでちょっと紹介させて頂いた次第です。

尚、左上にあるメッキ調のダースベイダーはオマケで付いている物ではありませんのでご注意ください。ただ私的にはこういうのが付いていたら結構嬉しい気がするんですけどね。

PANTONE色見本 Green

pantone12こちらは先週塗り終わっていた石膏製ダースベイダーで、もう1セットのグリーンは色をグラデーションさせていくのが難しくて途中で断念となったのですが、こちらはそれとは違う単色のグリーンと白のみの組み合わせで出来たので比較的簡単に完成させる事が出来ました。

ちなみにこの色が初めての「配合データ付き」の色となりますから、これでようやく完成形の色見本が作れる事となります。当初は簡単そうに考えていましたが、やはりと言うか結構時間が掛かってしまいましたね。

pantone10

こんな感じで色を一回足す毎に秤で量ってデータを作っていく訳で、しかも途中で思ったような色にならなかった場合はもう元には戻れませんから、一色作るだけでも結構時間が掛かるのです。これはドツボに嵌る予感が・・・(まあいつもの事ですか)。

pantone9ダースベイダーを塗る時は塗装ブース内で行っていますが、毎回秤のところまで歩くのがもう面倒になったので、実は先日新たに塗料計量器を購入しました(まさにドツボです)。

勿論新品は凄く高いので(16万円くらいですか・・・)、購入したのは中古品ですが、ここに秤があれば飛躍的に作業効率が向上しますから、次は多分もっと楽が出来ると思います。フフフフフ。

pantone7と言う感じでダースベイダーの色見本は出来たので、後はそれを固定するプレートを作製します。

プレートとなる黒い板は6ミリ厚のMDF板をレーザーでカットして艶消し黒に塗装し、それに貼る白い紙にはそれぞれの色の配合率がプリントされています。板を黒く塗ったのは色見本が映えるようにした訳ですが、この状態のモノクロ感も何か良いですよね。

pantone11と言う訳で、まだ完成では無いのですがとりあえず色を塗った石膏製ダースベイダーを貼って、いつも撮影している場所に吊っている蛍光灯ユニットの側面に並べて貼ってみました。蛍光灯ユニットの外板はスチール製なので、MDF板に埋め込んだネオジム磁石でぴったりくっ付いてくれます。

こんな感じで壁の一部に薄い鉄板を貼れば並べて飾れるようになるので、とりあえずは10種類(70個)くらいの色見本を作ってそれらしく見れるようにしたいと思います。

壁一面これで埋められればきっと壮観でしょうね~。

色見本用プレート レーザーカット&加工

pantone9一日の労働時間は結構長い方だと思いますが比較的好きな様にやっていますし、そもそも好きな事しかやっていないような感じですから特段仕事が辛いと言う事は無いんですよね。むしろ朝の通勤の時なんて「早く工場着いて、今日はあれやろう~!」みたいに毎日かなりウキウキな気分です。サラリーマンの時に比べるとこれは本当に180度変わりました。

という事で本日も夜半から例のダースベイダーの色見本の作製に取り掛かっていまして、今日は土台となるMDF板をレーザーカットして加工を施しています。

使っているMDF板は6mm厚の40cm×30cmのサイズで、なんとこれが¥100ショップで売っていたりします。私は実際に売っている所を見た事は無いのですが、ジローちゃん(当フェイスブックページのいいねリストに入っているタスナニカさんです)が買って来てくれていた物です。

pantone10 色見本にした際には壁に掛けられるようにしたいので、それの固定の為にネオジム磁石を埋め込む事にしました。これも¥100ショップの物です。

pantone11磁石の直径が6mmなので、ボール盤に同じサイズのキリ(刃の事)をセットし、先ほどカットしたMDF板に貫通しないよう穴を彫ります。

pantone12 グっと押し込むとピッタリで、接着剤なども必要なくしっかり嵌っています。

pantone13 注文していた厚手のマット紙も到着していたので、先日作製したテンプレートに配合データを入力して印刷しカッターでカットします。本当はこれもレーザーで切れれば楽なのですが、フチが多少焦げる事と、レーザー加工機にはトンボが対応していないので位置を合わせるのが大変なんですよね。わざわざジグ(治具)を作るのも面倒なのでここは手動で対応しています。

pantone14 レーザー加工機によるカットは本当に便利で、一旦データさえ作れば後は材料をセットするだけで同じ物を何枚も綺麗にカットする事が可能です。またデータはIllustratorの物がそのまま使えるので、今回も印刷用のテンプレートの為に作ったデータをそのまま使って紙と板も全く同じ様にカットする事が出来ます(実際はMDFはフチが焼けているので少し小さくなりますが)。

pantone15紙はまだテスト印刷の物なので弛んでいてちょっと残念な感じですが、最終的には糊でピッタリ貼られ、そしてダースベイダーの隣にカットしたPANTONEの色見本を貼って完成となります。

早く沢山並べてグラデーションさせたいですね~(病)

色見本用プレート作製

pantone8 昨日紹介した短冊形のテンプレートはちょっと無理があある事が判ったので、その後はこのダースベイダーを一個ずつ飾れるようなタイプへと変更する事にしました。まあやっている途中でこれは駄目だろうと薄々気付いてはいたのですが(苦)。

pantone4新たなテンプレートはこんな感じで、この後さらに内容は変わっていますが、大体のデザインはこれで決定です。色々パクリ要素がありますが、その辺はお遊びと言う事でスルーしていきましょう(笑)。

pantone5途中工程の画像が無いのでちょっと判り難いのですが、画像右側にあるのは6ミリ厚のMDF板をレーザー加工機でカットした物で、その左にあるのは薄いブリキ板(本当の色見本を作る為の鉄板です)を4等分にカットした物です。それぞれを艶消し黒に塗りました。

ちなみ使っているのが缶スプレーなのは仕事の塗装では無いからで、これは普段ガイドコート(研ぎ忘れ防止の為にサフェーサーにパラっと塗る)に使っている物です。誰が塗っても綺麗な艶消し黒になるのでお勧めです(ただし紫外線に当たると最後はこんな風になってしまうと思いますが)。

pantone6MDF板の裏に薄い鉄板を貼って土台のベースが完成です。

ちなみに他にもアクリル板で作るなど検討はしたのですが、今後同じ物を何百個と作る予定なので出来るだけ簡単に作れるようにしました。

pantone7そしてその上に配合データを印刷した紙を貼り、くり抜いた部分にダースベイダーを貼って、さらにその隣にPANTONEの色見本を切り取って貼り付けます。画像ではプリントした紙がサンプルなのでまだ色見本は切り取っていませんが、イメージ的には大体こんな感じになります。

PANTONEの色見本にある色は塗装では無く印刷で、また使われている塗料は顔料では無く染料(しかも下の紙の白が透けている)ですから、STANDOXで塗ったダースベイダーとはどうしても色ブレが生じます。ただこれらを同じプレートに配する事でそれぞれの色を見比べる事が出来ますから、新たに色を作製する時にはこれが非常に役に立ってくれると思います。

後は板にも少し工夫をするつもりなので、そちらが進行しましたらまた紹介しますね。