・・・?

ダイヤルにプリントされている数字は新しいフォントに変えるので、塗った後にその跡が浮き出たら嫌ですから予め削り落としておくことにします。

#320の空研ぎペーパーで削って、削って、削って・・・。って、幾ら削っても文字消えません。どうやらこれ、印刷じゃ無いんですよ・・・。

現代の製品であればこういった文字はプリントなのが常識なのですが、どうもこのダイヤルは「黒」と「白」のプラスチックを溶かし合わせて文字を形成しているようです。なんと表側の黒いプラスチックを数字の形にカットし、そこに白いプラスチックを流し込んでいるっようなのです。

まったくもって信じられません。この時代にレーザーなんてあったんでしょうか。まるでオーパーツを見ているようですが・・・(オーパーツ=「それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品を指す。」ウィキペディアより参照)。

ちなみにこの後大変な事になりました。いつものように熱を掛けたら激しく変形したんです(苦)。

こういった造り方をしているのなら予想出来た筈なんですけどね。仕事だと思ってやらないとどうもこの辺が抜け気味です。まあ息抜きみたいな作業ですから仕方ないんですけどね。