色見本アクリルキーホルダー 実装

 先日仮合わせをしていた塗装済みのアクリル板を、実際にキーホルダーにしてみました。

ただサーモスのボトルに着けるには、ちょっとサイズが大きかったような気が・・・。

 と言う事ですが、カバンに着ける分には問題無さそうです。

ちなみに今回の物はリバーシブルにしていて、これの裏側には先ほどの猫が貼ってあります。サイズは決まっているので、この辺の組み合わせは自由な感じで。

 作業自体はデカールを貼るよりも簡単なので、塗装経験者にはちょっと物足りないかも知れませんが、失敗しても替えが効くので、未経験者でも臆する必要無く塗装を楽しめるのが良いところでしょうか。

今後も色々と試しつつ、また模擬ワークショップを行って改良を重ねて行こうと思います。

色見本アクリル板 仮組み

 先日塗装を行っていた色見本用のアクリル板です。

 それぞれを土台のプレートに合わせてみました。

 どれも端材のアクリル板を加工しただけの物ですが、色や文字を入れる事でそれらしく見れるようになったのではと思います。

 使い方としては単なるキーホルダーですが、自分で塗った物、もしくはご依頼を頂いた品と同色の物を普段も持ち歩けるのは面白いのでは、と思っています。

データもフリー素材のサイトなどからダウンロードすれば直ぐに使えるので、いずれはレーザーと塗装を組み合わせたワークショップなんかも出来ればと思っています。当然文字も切れるので、自宅のガレージやドアに貼るオリジナルのサインプレートなんかも作れたりします。シールと比べて立体感があるので断然それらしく見えるのでえはと。

 さらに枠を組み合わせてグレードアップしてみました(笑)。

プレートは予め作っておいた物を組み合わせるだけで良いですし、またはレーザー加工だけしておき、好きな色に塗る事も可能です。透明なアクリル板なら裏から色を塗るだけで艶々に出来てしまいます。

 2色を使った場合ではこのような組み合わせに出来たりも。

 緑と赤は反対色なので普通であればクドい配色となりますが、こういうキャラクター物だと結構お洒落に見えますよね。

テンプレートが出来ていれば、それぞれの組み合わせと配色(塗装)で簡単にオリジナルの色見本キーホルダーが作れ、またサーモスと違ってこれなら幾らでも替えが効きますから、「クリアーは怖くて塗れない」と言う方でも気軽に塗装を楽しんで頂けるのでは、と思っています。これならコストも¥1,000以下で行けるのではと。

大よその形は出来て来たので、次回のサーモス塗装ワークショップで実際に試して貰おうかと思います。となるとマジョーラ系?になるかもですね。楽しみです。

色見本用アクリル板 本塗り

 先日より色々試しているアクリル板を使った色見本ですが、丁度透過性の塗装=キャンディーカラーを塗る機会があったので、データの中から幾つか見繕ってレーザーでカットしておきました。

仕事の方でテンパっていた為か作業途中の撮影を忘れていたのですが、キャンディー塗装なのでいつも通り下色にシルバーを塗っています。

 今回は比較的一般受けしそうな動物物を試していて、色はウィンカーの塗装に使ったオレンジ:イエロー=1:5のアンバー色を塗っています。ただ色的に猫にはちょっと合わなかったかも・・・ですかね。

 こちらはテールランプに塗ったキャンディーレッドで、ベースとなるアクリル板は前回水色に塗装したスプラトゥーン風の塗料が飛び散ったような形を試しています。細い部分はクリアーが表面張力で丸みを帯びて、まさに塗料が!といった感じです。

ただ今回使っているキャンディーレッドは褪色し難いタイプな為、ちょっと暗すぎる感じがしています。主にマイクに使うのは発色の高い方の物で、この辺の使い分けに関しては以下の記事で紹介していますので宜しければご参照下さいませ。同じ色でも微妙に違っていたりします。

キャンディーレッド 新色確認

本当はもっと上からの角度で撮影をしたかったのですが(そちらは手ブレで…)、今回一番良さそうだったのがこちらのイモリ風の色見本です。ヌルっとしたクリスタルクリアーの質感が水生動物のそれと相まって非常に良い感じでした。完成時の撮影ではどうにかそこが伝えられれば・・・と思っています。

 後は先日から「透明アクリルに裏側にレーザー彫刻&塗装」のVer.も作製していて、上の画像は今まで通り表側に文字を入れていますが、

 こちらは文字を反転させ、裏側からレーザー彫刻&塗装をしています。ポリカーボネート製のラジコンボディの塗装と同じ感じですね。

 塗装後にマスキングを剥がしました。右は黒いアクリル板に表から彫刻塗装を行った物ですが、左の二枚は裏から塗装している物です。

 一番左は白文字にガンメタ(マツダアテンザの「ジェットブラック」41W)で、

真ん中は白文字に黒です。

 それぞれを比べて見ると、やはりと言うか黒アクリル板に表から文字を彫って色を入れた物が一番格好良いです。

と言う訳で、本日黒のアクリル板を艶ありと艶消しで注文しておきました。

 他にはワークショップ用では無く、ご依頼を頂いた方向けに文言を変えた仕様を作っていたり(まだデータだけですが・・・)、

背板の裏側にQRコードを入れた仕様(レーザー彫刻&ペイント)なども試してみようと思っています。艶々の黒をベースにゴールドとかシルバーのメタリックなんかも格好良いのでは・・・!なんて事を色々と考えています。

消耗品購入

 先日ワンタッチカプラーの修理に使うOリング等と一緒にMonotaroで買っていた筆です。Monotaroは合計金額が¥3,000を超えると送料が無料になるので、定期的に購入する物をお気に入りに入れておき、何かの序でに買うようにしています。これのお陰で、ガムテープやコピー用紙など重たい物をホームセンターで買う機会が殆ど無くなりました(それはそれで寂しいところでもありますが・・・)。

 筆は2液の塗料を使うと駄目になるのが早いので、安い物を使い捨てと割り切るようにしています。平筆はなんと¥72(!)です。

結晶塗装後に削った凸部に塗るのは2液のウレタンクリアーで、使い終わった後にシンナーでよく洗っても、次に使う時に根元の方が固くなってしまったりするので、大体3~5回くらいで役に立たなくなってしまいます。ヘラでよく扱き、底にシンナーを貯めた容器の中に吊るすと言う方法を職訓で習いましたが(先生が元建築塗装屋さんだったので)、毎回それをやっている時間は無いのです(しかもそれはフタル酸向けですし)。

ちなみに画像は施工例のページで紹介しているトヨタ5MGのエンジンヘッドカバーです。

いよいよ刷毛が固くなって使い物にならなくなってきたら、最後は大体こんな感じでプライマーやサフェーサーに使ったりします。

スプレーではどうやっても入らない鉄板の隙間には、筆を使って奥まで塗料を流し込むようにしていて、画像は少し前にお納めしたKawasaki Z1のライトケースの下地作業で、サンドブラスト後に溶接された鋼板同士の隙間に浸透型エポキシプライマーを流し込んでいるところです。サンドブラストも万能では無く、かと言ってスポット溶接部をドリル(スポットカッター)揉んで一旦外す、なんて事は現実的では無いのでこのようにしています。

 こちらは1ミリ径のステンレスワイヤーと、それを固定する為のアルミ製のカシメで、特に今必要と言う訳では無かったのですが、色々と使える機会があるのでついでに買い足しておきました。5メートルで¥409です。

ちょっとした物を吊るす場合、こういったワイヤーを使うと見た目が格好良くなるのが好きです。

他にはキーホルダーの固定などにも使えて、ワイヤーはニッパーで簡単に切れますし、カシメるのは専用工具があるようですが、普通のペンチでも問題無いかと思います(落下してマズイ物だけ気を付ければ良いかと)。

 あと、塗装の排気浄化装置で使っている専用のフィルターが無くなったので、それの代わりになりそうな物を探して試しに買ってみました。設備を購入したサプライヤーさん(いつもとは違う会社です)に注文はしているのですが、半年経っても持って来てくれず(苦)、催促するのも疲れてしまったので自分で何とかする事にしました。

新たに購入した製品は「モルトフィルラター」なる物で、素材は軟質ウレタン製、三次元網の目になっているので、抵抗は少なく不純物をしっかりキャッチしてくれるという優れものです。って言うかこの感触はどこかで触れた事があると思ったら、水槽の濾過装置に使われているスポンジフィルターと同じ物じゃないですか!と。

サイズは500×500の厚みが5ミリで、お値段は¥659(!)、水槽のフィルターもこれをカットして使った方が断然コスト安になりそうです。ウレタンなのでホットボンドでくっつければ、水を汚染させずに好きな形に加工が出来そうですしね。

と言う訳で早速試してみました。半分にカットして丁度良いサイズだったので、一つで二回分使えます。これで三ヵ月は大丈夫かと・・・!。

画像は今回の物では無いのですが、こんな感じで浄化装置内に設置し、ポンプで循環する水の中の塗料カスをフィルターがキャッチしてくれます。熱硬化型の塗料(結晶塗装)はいつまでもネバネバするので直ぐにフィルターが駄目になるんですよね。

Monotaroは数年利用していますが、安いオリジナルブランド品でも物は悪くはなく、また対応も良くて至れり尽くせりなので、あれだけ頻繁に行っていたホームセンターも最近は殆ど行かなくなりました(と言うか車を運転するのが余り好きじゃ無くなってしまいまして・・・)。

チェーンも今までは店員さんを呼んでわざわざカットして貰っていましたが、唯一行ける日曜日はそういった事もままならないので(待ち時間が・・・)、だったらと言う事でMonotaroで購入しています。こちらは30メートルで何と¥1,990!(いや、これはどうなのかと)。

他には台付きのベアリングも届いていたりするので、前から作る予定だったマイク塗装用の旋盤(?)も造らないとです(ポールスミスのマルチストライプみたいな柄のマイクを簡単に塗れるようにしてみたいと思いまして)。