色見本キーホルダー試作 完成

 注文していたアクリル板が届きました。

 大きいサイズが600×450×3の艶あり黒、小さい2枚が450×300×3の艶消し黒です。どちらも耐溶剤性の高いキャストタイプで、送料含めて¥5,000くらいでした。

 さっそくレーザー加工&白で墨入れ(普通の塗装)をしてみました。左が艶あり黒で、右が艶消し黒です。

艶有りは格好良い反面、ホコリや指紋が凄く(とても凄く!)目立つので、私的には背面は艶消し黒が良いかと思っています。

 そしてこちらは色見本として塗装したアクリル板で、左は先日仕事で本塗りを行ったアルファロメオヘッドカバーの赤(ホンダミラノレッドR81)で、右は同じく先日仕事で本塗りを行ったオーディオテクニカワイヤレスマイクのキャンディーレッドです。

こうやって見比べてみるとミラノレッドがドス黒い赤なのが判るかと思います。

 最近の夜はこんな感じで、傍らではレーザーで加工をしつつ、デスクワークをこなしながら各パーツを組み合わせて楽しんでいたりします。

 ワークショップでは各パーツを好みで選んでそれぞれを組み合わせる方式にしようと思っていますが、塗装の(仕事の)ご依頼の序でにだとそこまでは頭も手も回らないので、取り敢えずはこの組み合わせを基本にして行こうと思っています。

それぞれを貼り合わせ、このような形で完成となります。横幅45ミリ、縦は60ミリ、中央の四角は36ミリの正方形で、厚みは3ミリ×2枚で6ミリとなります。 当初は黄金比率(1:1.618)をと考えましたが、色見本としてみるとバランスが悪かったので、テレビモニターと同じく3:4にしています。

全部が艶有りだとクドくなるので、背面に艶消し黒のアクリル板を使って一応シックに仕上げています。また裏には当ウェブサイトトップページにリンクするQRコードが入っています。

取り敢えずお受付出来るのは色物の塗装のみで、結晶塗装や透過性の塗装は代わりに違う色を用意しようかと思っております。

キーホルダーとしてだとちょっと鬱陶しいので(お前が言うのか!って感じですが。笑)、カバンのファスナー部分に付けると開閉が楽になってお勧めです。

取り敢えず塗装の(仕事の)ご依頼を頂いた方向けに制作しますので、御希望の方はその旨ご連絡を頂ければと思います(制作の紹介はしてもご連絡が無けれそのまま当店の色見本となりますのでご注意下さいませ)。

また今までご依頼を頂いた方、レビューをして頂いた方向けにも制作していきますので、宜しければそちらをお待ち頂ければと思います。キャンディーカラーやクロマフレア系、SPFシルバー、リキッドシルバーなどを予定しています。

色見本アクリルキーホルダー 本塗り

 先日から作成しているアクリル板を利用した色見本キーホルダーですが、大体の概要が決まって来たので早速ご依頼品と一緒に塗装を行っています。

 こちらは本日日記で紹介したSHUREのワイヤレスマイクに採用したクロマフレア風No.7で、画像だと真っ青に見えますが、正面から見るとグリーンに見える、ちょっと変わった顔料となります。

同じくSHUREのマイクにグラデーションで使用したクロマフレア風No.9です。単色でもかなり色が変化しているのが判ると思います。

 また今回は「透明のアクリル板に裏から塗った仕様」の色見本も作成していて、上の画像ではどちらも同じクロマフレア風No.7ですが、左は「黒→No.7」で、右は「No.7→黒」の順番で塗っています(右はこれから黒を塗ります)。

尚どちらも足付け処理、プラスチックプライマーの塗装も行っています。

 と言う訳で早速完成です。透明なアクリル板に裏から色を塗っている為、クリアーを塗らなくてもOKです。透明なポリカーボネート製のラジコンボディを裏から塗るのと同じですね。

 高品位なアクリルポリウレタンクリアーを使った、あの濡れたような質感には及びませんが、短い時間で手軽に出来るというのがメリットでしょうか。

 文字は裏表どちらからでも入れられて、こちらのNo.9は表側に入れていますが、青緑のNo.7は裏側からレーザー彫刻しています。私的には表側から彫った方がそれの影が落ちて格好良いので好きですかね。

 今回塗装したマイクはこれらの2色を使っているので、クリアーまで塗装した物をこれに貼れば同色仕様の色見本気ホルダーが出来上がる!と言う寸法です。

と言うような感じで、ワークショップでは色々な組み合わせが出来るよう各パーツ毎に別けておきました。レーザー彫刻だけした状態で、後は先ほどのように色を塗れば自分仕様の色見本キーホルダーが出来上がる!と言う訳です。まあそれだけなのですが・・・。

まだ試験的な感じとなりますが、塗装のご依頼を頂いた方向けへの制作も承りますので、御希望の方はご連絡を頂ければと思います。お任せでの作成となりますが、無料で承っております。今までご依頼頂いてレビュー頂いた方向けにも作成しますのでそちらも宜しければどうぞ!(ベアブリックは思う所があって、販売等は控えさせておく事にしました)。

猛暑の呑川

少し前の通勤途中、いつもの呑川を覗いてみると、何やら白くて丸い物体が浮かんでいるのが見えました。これってまさか・・・。

 この辺は河口からも遠く、恐らくはほぼ淡水だと思うのですが、この日は何故か大量のクラゲが浮いていました。

 こんな所でここまでの量のクラゲを見るのは初めてで、しかも半分溶けかかっているような状態はまるで地獄絵図のようでした。

そんな光景は延々下流まで続いていて、恐らくは海の方で大量発生したクラゲが潮の影響で呑川に流れ込んで来たのだと思います。

 別の日にはネズミが泳いでいたり(!)、

帰り道では盆踊りの催しをしていたりと、夏ならではの光景?が見られました。

最近は多少涼しくなって来たからか、ゴイサギやアオサギの姿も時々見られ、野鳥が多く飛来する冬の季節が今から待ち遠しいです。

色見本アクリル板 QRコード レーザー彫刻

 先日作成しておいたQRコードを、アクリル板にレーザー彫刻&墨入れ(と言うか普通にスプレー塗装)を行ってみました。

またレーザーによるアクリルのカットの場合、下に敷いてある金属製のハニカムにレーザが反射してカット面にガタツキや焼け(曇り)が生じる為、これの対策も試してみる事にしました。

今まではカットしたアクリルは塗装をするのが前提だったので気にしていませんでしたが、現在取り寄せている黒アクリルは塗装しないのが前提なので、切ったそのままで綺麗な仕上りにしたいのです。

 と言う訳で、予めカットするデータを紙にプリントアウトしてそれを下に敷き、カットする輪郭を避けるようにして土台用のアクリル板(3ミリ)を配置します。

 その上にカットするアクリル板を乗せ、レーザーカット&レーザー彫刻を行います。

 こんな感じで、下のハニカム(鉄製)とカットするアクリル板の間に3ミリ程の隙間を空ける事によって、反射するレーザー光からの影響を減らすことが出来るようです(ただもしかしたら下に敷くのはフチだけで良かったかも知れないのですが)。

 画像だと彫った部分にカスが残った状態ですが、QRコードは良い具合に表現出来ていると思います。

レーザー彫刻は加工に時間が掛かりますが、レーザーカットでは難しい繊細な加工が出来るので、塗装と上手く組み合わせればもっと色々楽しい事が出来そうな気がします。まあそんな事をしている場合でも無いのですが(浄化装置のローンが・・・)。

その後QRコードを彫刻した箇所に白を塗り、さらに裏からは黒を塗って台紙を剥がしたら上の画像のようになります。今回は透明のアクリル板を使っているので、黒以外の表現も可能です。

本日マット(艶消し)の黒アクリル板も届いたので、また色々試してみようと思います。