スバルエンブレム ピンクゴールド塗装 完成

仕事のついでに塗装を行っていた、スバル純正エンブレムです。

いままで塗っていた同社のエンブレムよりかなり大きく、インプレッサ系では無くフォレスター用かも知れません(私物なので車種等を気にせず購入してしまいました・・・)。

最初の状態の画像も無いのですが、見た目は他の物と同じなので一応そちらを紹介します。

元々はこんな感じで、枠は装飾クロムメッキ、中央のアクリルプレートは青ベースにメッキの六連星の状態でした。

それの枠を艶有の黒に、中央のエンブレムプレートをピンクゴールドっぽく塗装しました。

青の上にピンクゴールドが重なる事により、青→深紫となって予想以上に良い感じになっています。

ちなみにキャンディーイエローを塗れば「ゴールド」 の六連星となりますが、それだとありがちですし、あまりクドイのを好みでは無い方には向かないですよね。

と言う事を踏まえると、今回のピンクゴールドは今まで無かった感じに出来たのでは、と思う次第です。

当店の場合、メッキに直接上塗り(キャンディーカラー)を行う事はしませんが、今回のように元々アクリル樹脂の中に埋め込まれたメッキであれば、塗装するのはいつものテールランプと何ら変わりなく出来るのが気に入っているところです(むしろこちらの方が気楽に出来ます)。

第24回岡本太郎現代芸術賞展行き③

先日に引き続き、少し前に行った岡本太郎美術館に行った時の紹介となります。

毎年開催されている岡本太郎現代芸術賞展の企画展会場はああ館内の奥の方にあって、混む前に見たいのでその前の常設展示はいつもスルーしてしまっているのですが、

今回は「岡本太郎の旅」なる展覧会を開いていてこちらの常設展示も撮影OKだったので、一旦館を出て再び再入場しました。チケットを持っていれば何度でも大丈夫だそうです。

はっきりとは覚えていないのですが、今まで撮影はNGだったような気がしたので、本当に撮影して良いのか一応係の方に確認したところ、三脚&フラッシュを使わなければOKとの事でした(勿論動画はNGです)。

それにしても誰も居ない(笑)。

企画展初日から二日目、しかも天気の良い日曜日という事もあってもしかしたら混雑しているのでは・・・かと思っていましたが、幸いにして通常運転で安心しました。

年間パスポートが確か¥1,500くらいと破格値(!)なので、歩いて来れる近所だったら買っていたかもです。というより掛川花鳥園のフリーパスが欲しい・・・(天国のような場所です。笑)。

最初の頃に何度か見ていた作品ですが、久しぶりに回ってみると面白かったです。

今回の企画展の感想としては、全体的におどろおどろしい物が少なく、前向きな感じになれる作品が多かったように感じます。ゆっくり見れていない作品も沢山あったので、期間中に機会があればまた来たいですね。

マイク塗装 蛍光&蓄光塗装

少し前に蓄光顔料のサンプルを入手していたのですが、それとは別に以前購入をしていた「蛍光顔料」があったので、一緒にサンプルを作る事にしました。

蛍光顔料と、それを照らす為のブラックライトは以前から持っていたのですが、日々の忙しさにかまけてつい後回しにしてしまっていました。って言うか、この大きな蛍光灯をわざわざ出すのが面倒だったんですよね。

 

と言う訳でジャジャーンと!知り合いの塗装屋さん(GUNさん。笑)から教えて貰ったハンディタイプのUVライトです。時代はもはやLEDで、こんな便利な物があったんですか・・・(今更ですが。笑)。

一番左がホワイトパール、一番右はVW社のキャンディホワイト、真ん中がそのキャンディホワイトに蛍光顔料の白を重ねた新しい色見本です。

これにブラックライトを当ててみると・・・

おおおお!蛍光顔料を塗った物だけが青白く発色します。これは予想以上に面白いです。

一応既存の蛍光灯ブラックライトでも試してみる事にしました。

右がVWキャンディホワイト、左がそれに蛍光白を重ねたサンプルです。

蛍光灯タイプでもしっかり発色します。これはライブのステージ上でもかなり映えるのではと!

ただの白だと全く影響無いですが、蛍光顔料を塗った方はレフ板と同様しっかり発色しているのが判ります。暗い中で仕事をしなければならない裏方さんとかにも使えそうですね。

またそれとは別に(本来はこちらがメイン)、新しい蓄光顔料も試しています。

左がVW社のキャンディホワイト、右がそれに蓄光顔料を重ねたサンプルです。

蓄光顔料ですが、蛍光と同様、紫外線ライト(LEDタイプ)が当たると発色します。

蓄光はその後暗闇で発光します。ただこれでもかなりの含有量を入れていて、既に塗膜限界(厚過ぎ)を超えるくらいなので、マイクなどの実用品(非装飾品)への使用はちょっと厳しいかも知れません。塗膜を付け過ぎると、マイクをホルダーに挿した際にそこから抜けなくなってしまう!という事が起きてしまうかも知れませんからね(想像しただけで恐ろしいです・・・)。

蛍光の方は十分実用出来るので、ご要望があればお受付しようと思います(ただし耐候性はかなり低い筈なので屋外で使う物には対応は出来ません)。