車載工具入れ 結晶塗装

先日バイク(セロー250)に取り付けていた後付けの汎用小物入れ=車載工具箱ですが、

そのままだとプラスチックのチープ感が強いので、

ご依頼品の塗装のついでに、濃いめのグレーの結晶塗装を施しました!

未塗装の樹脂素地に比べると大分良い雰囲気になったと思います。

が・・・、

実際にはこちらは失敗の塗装となります。

というのも、

思ったよりも結晶目が出せていなく(結晶目が細かく)、パーティングラインはそのまま見えてしまっていますし、

元々樹脂の表面にあった梨地模様もそのまま残って見えてしまいます。膜厚が足りなく、結晶目がちゃんと出ていない状態ですね。

が、これはこれでOKで、というのもこちらは本塗り前のテスト用として塗った物で、これでまず結晶具合を確認し、その後塗り方を修正して本番の御依頼品の塗装に挑んでいます。いつもはこれを色板等で行っていますが、面積が大きく形が立体的なお陰でより本番に近い塗装ができ、これはこれで中々良い使い方が出来たと思っています。おかげでご依頼頂いた製品(VMAXヘッドカバー)の方は良い具合に結晶目を表現できたと思います。

ちなみにどちらも予備用で、現在は何も塗っていない太い方が着いていますから、取り敢えずそれと今回塗った物を交換し、また本塗り前のテスト用と使用、今回失敗した物もペーパーを掛けてまたテスト用として使おうと思います。

こんな感じで私物を本塗り前のテスト用として塗れるのは中々良い方法だと思いますので、今後も同じように使えるよう他も何かしら用意しておこうと思います。

セロー クラッチ交換

少し前に中古で購入したヤマハのセロー250(DG17)ですが、買った時からクラッチが滑っている事が判り、この度自分で交換する事にしました。

部品は全てインターネットを利用して購入しました。昔は五反田のパーツセンターまでわざわざ行ってパーツリストを貪っていましたが、本当に便利な世の中になりましたね!

Monotaroでヤマハ純正クラッチプレートを5枚、¥920×5=¥4,600

プレート クラッチ 1 3XJ-16324-01

同じくMonotaroで、ただこちらはセロー用ではなく、強化品として使えるWR250Rの純正スプリング¥310×5=¥1,550

スプリング コンプレッション 90501-23391

ヤマハ純正ガスケットと、

そして今回唯一の社外品であるフリクションプレート6枚をセットで購入しました。

こちらはMonotaroではなくヤフーショッピングで、ガスケットとこのプレート6枚のセットで¥4,980でした。タマイチ商会さんなるネットショップで、「自身で使用し納得できる物のみ販売しております。」との言葉を見て、社外品でも安心して購入が出来ました。

セロー250 トリッカー 純正タイプ クラッチ フリクションプレートセット 純正ガスケット付き XT250

フリクションプレートは二種類、4枚+2枚の合計6枚セットとなります。これは純正の構成と同じですね。これをヤマハ純正品で買うと一万円近くになるので、ここでかなりのコスト減が可能となりました。なんて素晴らしい・・・!

という訳でまずはオイルを抜きます。バイクを倒して作業をすればオイルはそのままでも良いみたいですが、納車された直後に交換しておいたオイルはフラッシングと考えていたので、今回の作業ではこのオイル交換も含んでいます。

抜いたオイルは比較的きれいで、こちらも予定していたフィルター交換もしておきました。

そしてクラッチカバーを外します。折角なので工場に持っていって塗りたいところですが、今回は我慢することにしました(というより先日新品カウルを安く買えたのでそっちを先に塗ろうかと!)。

ボルトはそれぞれ長さが違ったので、段ボールに適当な図を描いてそこに挿しておきます。

ちなみに各ボルトの締め付けトルク管理の為、「PWT トルクレンチ 6.35mm 2~24Nm 」をamazonで買ったのですが、その後廃盤になってしまったので似たような製品のリンクを貼っておきます。

WT トルクレンチ (1~25Nm 差込角6.35mm(1/4″))

 

ちなみにホイールを締め付ける等の為の大きいトルクレンチ(上の画像のMAC)なら持っていたのですが、それだと今回程の小さなボルトには使えないので、2~24Nmが測れるタイプが必要だったんですよね。余り使う機会は無いので比較的安価な物を、それでいて粗悪そうで無さそうな物を選びました。

という訳でジャジャーンと!普段は見れないエンジン(クラッチ)内部です。

今回クラッチ交換自体が人生初で、ここのカバーを外すのも初めてです。

ちなみに作業としては工場でやった方が色々楽なのですが、そうなると「整備は業者さんに任せて自分は仕事(塗装)をしている方が利益率が高い」と考えてしまう為、バイクの事は趣味の一環として自宅でやるようにしています。工場に居ると結局仕事をしてしまい、そういった事から今まで無理をしてきた結果、実はもう体がボロボロなんですよね。首とか肩とか背中とか腕とか、日によっては朝から地獄のようです(それでも腰からの下肢は本当に良くなったのは幸いでした)。

車(4輪車)でクラッチ交換となると大事な作業に感じますが、バイクの場合だとプレート自体可愛らしいサイズですし、事前に調べたところでも比較的簡単そうなので今回自分でやってみる事にしました。というかバイクに関しては乗る以外も全部自分でやりたいと思っています(なんと言っても30か年計画ですので。笑)。

外したプレートを、それぞれ順番に並べていきます(実はうっかり逆に組むところでした・・・)。

社外品と純正を見比べてみると一部形状が違うところがありましたが、先に記載した通り「自身で使用し納得できる物のみ」という言葉の方が間違い無いと思っているので、何ら問題はありません。

クラッチスプリングは左が元々着いていたセロー純正品で、右がWR250R純正品です。後者の方が少し長い感じで、私的にはそんな激しい走りはしないのでセロー純正品で良かったのですが、色々探してみてもそれが見つけられず、仕方なくこれを使ったという次第です。案の定少し重たくなりました・・・(←その後乗り続けてると全く気にならなくなりました。笑)。

という訳で、新しいプレートを装着していきます。ちなみにそのまま組むのはマズイみたいで、それぞれのプレートを抜いたオイルで軽く濡らしてから組んでいきます(タップリつけ過ぎると逆にトラブルが起きるようです)。

こちらがクラッチプレートが外れた状態で、

それぞれを組付けた状態です。

尚、今回のクラッチ交換で参考にしたのは以下のサイトとなります。特にフリクションプレートの順番で助かりました。有難うございました!

cossoleeの道楽三昧 セロー250 クラッチ交換

ちなみにクラッチカバーガスケットは見た感じ問題なさそうだったので、そのまま再利用する事にしました。もし漏れたら新しいのに交換すれば良いという事と、こんな簡単にクラッチ交換が済む筈が無いのでどうせまた開ける事になるだろう!と考えていましたが、実際走ってみると嘘みたいに直っていて拍子抜けしてしまいました(笑)。

部品代の合計は¥11,130でしたが、今回使わなかったガスケットが¥1,000くらいなので、ほぼ1万円で済んでいるという算段です。昔乗っていたRX-7(FC3S)は業者さんに御願いして10万円くらいでしたから、4輪車に比べるとかなりリーズナブルですよね。

もう一台のトリッカーもエンジンが同じなので作業内容もほぼ同じでしょうから、今回の経験は今後も生かせると思っています。これは効率が良いですね!

2021代々木公園行き

先日の日曜日は天気が良かったので、この日は久しぶりにバイクでは無く、徒歩でのお出掛けとしました。まずはいつもの秘密厨房さんで日替わり弁当を買っていきます。こちらのお弁当が本当に美味しいんですよね~。

その後武蔵小山駅の傍にあるお店でたまごプリンを購入しました。以前こちらでバームクーヘンを買ったのですが結構普通な感じで、ただその後知り合いの方から「ここはプリンが美味しいんだよ!」と紹介されてのリベンジとなります。ただ入れ物にコストが掛かり過ぎてしまっているんじゃぁ・・・。

と言う訳でこの日の目的地である代々木公園に到着です!

日比谷公園や新宿御苑はよく行っていたのですが、こちらの代々木公園は初めてで、しかもそれらの公園よりも家から近いという事に気づきました。まさに灯台下暗しだったんですね・・・。

イメージとしては日比谷公園よりも年齢層が若く、新宿御苑より騒々しい感じでしょうか。弾き語りをしている方の後方でドラム演奏が始まり、折角のその歌声が掻き消されてしまう!みたいな事が起きていました(笑)。

奥の方に池もあったのですが、今は養生中なのか近くまで行けませんでした。折角水鳥た沢山居たのに・・・。

という訳で昼食です。画像にはありませんがサーモスでお湯を持って来ていたので、インスタント味噌汁も一緒に頂きました。

秘密厨房さんのお弁当は見た感じ素朴なのですが、一つ一つの味付けが丁寧で奥深く、わざわざこちらを頂く為に途中駅を降りて歩いて買いに行っています。

そしてなめらかプリンに!

確かに普通のプリンよりも舌ざわりが良く、卵の濃厚さも感じられます。ただ量的にちょっと物足りないですかね・・・(容器代を容量に持って来てくれれば・・・)。

園内を歩いてみると意外にも広く、後で調べてみたら日比谷公園よりも全然大きいようです。新宿御苑とほぼ同じくらいですかね。

基本的に休みは日曜日と祭日の半分くらいなので、月間5日として、年間だと60日くらいしか休みが無いですから、むしろサラリーマン時代よりも休日を大事に使うようになったと思います(サラリーマンは130日くらいありました)。

2022年はもう少し休みを増やして自分の為の時間をつくりたいですね~。

2021京都~奈良行き③

先日に引き続き、夏休み(ずれ込んで秋休み)を利用して二泊三日で京都~奈良に旅行に行った時の紹介となります。

三日目は朝一にホテルをチェックアウトし、電車に乗って奈良の嵐山に行きました!

嵐山駅を降りて少し歩くと有名な天龍寺の正門があるのですが、取り敢えずここはスルーして、

その先にある有名な竹林の小径に行きました!

多分時間が経つに連れて人が多くなるのだと思い、まず朝一にここに来ておきたかったのです。

ただ思っていたよりは範囲が狭かった・・・(少し混んでいるくらいの方が丁度良いのかも知れません)。

ちなみに人力車に乗ると専用のコースに入れるみたいです。むしろこういう制限があるのは良いですね(お金を出して人力車に乗る事の付加価値として)。

そして天龍寺には裏側の北門から入る事に!

さすが有名な所だけあって庭園は見事です。ただの平地では無く、起伏のある立体的な造りが良いですね。

時間的にまだ人も少なかったのが良かったです(確かホテルを7時前には出ました)。

青々とした竹林と紅葉した葉の配色が見事です。この時期が混むのは判りますね(コロナ禍が無ければ来なかったと思います)。

天龍寺では諸堂には入らず、庭園だけの利用だったのですが、敷地が広いので十分楽しめました。時間があればお堂の中からの庭の風景も見たかったので、いつかまた来たいです。

そしてこちらも有名な渡月橋に!

手前にある足場は何のためにあるのかと思ったら、どうやら夜はライトアップされるようです。夜の闇に浮かぶ橋も格好良さそうですね。

その後は電車に乗って宇治駅まで行き、まずは昼食を摂る事にしました。

折角なので茶そばを食べましたが、うーん、思っていたのとちょっと違った気が・・・(お店によって違うのでしょうか)。

そして世界遺産の平等院に!

十円玉では見ていましたが、実物は初めてです。いつもモノクロで見ていたのでこんな色だったんですね・・・。

建物を近くで見ると余り古臭い感じがせず、また使われている色味も赤(朱)というよりは茶色に近い感じです。褪色してしまったのか、または元々こういう色指定なでしょうか(古くは無いみたいなので恐らくは後者かなと)。

それにしても二条城のお堀もそうでしたが、東京にくらべてどこも水が綺麗です。地形的に盆地だからなのかも知れません。

そして中村藤吉本店のカフェに!!

初日に行ったモンブランのお店と同じくこちらも人気のお店で、この時も二時間待ちくらいでしたが、先に予約を行ってその間に平等院を観光し、丁度良い時間を見計らって帰りに寄るという方法でほぼ待ち時間無しで入れました。ただ待つという行為が非常に苦手な私にはとても素晴らしいシステムです・・・!

どれも美味しそうで悩みに悩みましたが、断面図を見せるという反則技にやられてしまい(笑)、こちらのまるとパフェに!(うっかりまるごとパフェと勘違いしてしまいました)。

器に竹を使い、抹茶をステンシルで表現するとか、ビジュアル的にも中々凄いお品でテンションが上がりまくりです。味は普通に美味しかったです(笑)

この時は一応コロナ禍も終息していて(一日の感染者数が30人くらいでした)、その後のオミクロン株もまだ出ていない時だったので、旅行としては丁度良い時期だったと思います。

他に行きたかった所もまだあるのでいずれまた訪れたいですね。家賃が掛からない環境(固定経費が掛からない状況)になったら、必要最低限の物だけバイクに積んで極力お金を使わない貧乏旅行とかも行ってみたいです。