ヤマハセロー(DG17)カウル塗装 下準備

先日ネットオークションを見ていたところ、「え?」と思うような金額でセローのカウル一式が売られていて、即決購入してしまいました。送料込みでこの値段は安すぎるのでは?と思いましたが、もしかしたらステッカーが貼っていない素のパーツはこれくらいの値段設定なのかも知れませんね(新品の金額調べた事がなのですが、実際のところどうなのでしょう?)。

ちなみにこちらは以前中古で購入していたカウルですが、これらはさらに安価だっただけに全体は傷だらけで、ただしパテやサフェで修理する時間が避けられませんでしたから、

そのまま塗っても素地の粗が目立たないという特性がある、結晶塗装をその後施し、

既に車体に装着しています。当たって曲がるのが前提のオフロード車のPP製カウルに、柔軟性の乏しい結晶塗装を塗るなんて普通あり得ない!という感じですが、逆に世界中探してもこんな事をする人は居ないだろうという事で、ここぞとばかりにストレス発散に利用させて頂いています。むしろどうなったら剥がれるのかを見届けたいと言う、AKIRAに登場するドクターみたいな心境ですかね。

と言う訳でジャジャーンと!送料だけで¥2,000は掛かっているだろうというサイズで到着です。

ちゃんと部品番号も書いてあります。もしかしたら偽物かも?と思っていたりもしましたが、安心しました。

状態は真っ白で、

画像だと判り難いのですが、まさにPP!という安っぽさが凄いです(笑)。

製造時の歪(ヒケ)も激しく、

またパーツ毎に艶の質感が違う!というような今時余り見ないような状態で、ただし私的にはこれがむしろ良い感じです(これを未塗装のまま使おうとは思えませんでしょうから・・・)。

ちなみに最初に買ったライトカウルは傷だらけで、これは今回パーツを入手していませんから、仕方なくパテで傷を直す事とします。

これ単体ではサフェを塗る事は出来ないので(会社が沈むので)、

仕事でサフェを塗る機会があるまでじっと待ちました。

こちらは元々車体に着いていたフェンダーで、比較的程度は良かったのですが多少傷があったのでダブルアクションサンダーで研磨しておきました。

フチのバリも気になったので、結局ある程度の面積にサフェを塗る事にしました。

同じくライトカウルもです。テストしたいのは上塗りなので、下地については一応ちゃんとやる事はやっています(ガスプライマー・プラスチックプライマー・フレキシブル仕様ですね)。

ちなみにこれらは結晶塗装では無く通常通りの艶あり仕上げの塗装で、なのでわざわざ新品を購入しています。

そして現在着いている傷のついたカウルはそのまま結晶塗装にしよう!という手抜きの作戦で、それぞれ気分で着せ替えられるようにと考えています。これはカウルの着脱が信じられないくらい簡単に出来るオフロード車ならではの愉しみかもですね!