先日休日を利用して、千葉の館山に一泊二日で旅行に行ってきました。
いつも千葉はバイクで行っているのですが、今回はちょっと都合があって四輪自動車としました。ただ車の運転は周りに気を遣いすぎる傾向にあって出来ればもう乗りたくないんですけどね・・・(多分早めに返納すると思います)。
まずは最初の目的地、鴨川菜の畑ロードへ!
見渡す限り一面が菜の花で、200円で10本の菜の花を摘む事が出来ます。既に花が開いている物よりも、つぼみの状態の方が長く楽しめて良いとの事でした。
その後は南房総にある百姓屋敷じろえむさんへ!
何度かバイクで通っている筈で、GoogleMapのこちらのレビューを見て凄く行きたくなりました。
道路から建物までの間には南国風な感じでソテツが沢山植えられています。邪気を払う感じでしょうか。
ちなみに完全予約制になっているので「面白そうなのでちょっと寄ってみよう」みたいな感じでは食べられません。この日は12時から予約していたのですが凄く楽しみにしていたので一時間前に着いてしまい、
メニューはお任せで4種類くらいあり、折角なので一番品数が多い3,960円のコースにしました。
こちらで出る食事はその9割以上がここの農園で採れた物から作っているとの事で、
若いころの私は肉やファストフードをメインに食べていて、もしその時に来ていたら物足りない感じになっていたと思いますが、今は毎日の昼食はほぼ野菜しか食べていない!という食習慣になったので、どれも素材の美味しさが判ってとても楽しく興味深い食事となりました。
こんにゃくも手作りです。今まで食べた食感とは違ってめっちゃ美味しいです!
天ぷらの衣は米粉との事で肉厚があってフワフワ、人参は甘味が出ていてとても美味しかったです。
イメージとしてはまだコンビニとかが無かったような時代の食事という感じで、とても懐かしい気持ちになりました(ちなみに地元にセブンイレブンが出来た時の事は衝撃で今でも覚えています)。
デザートは麹のアイスと小豆で、こちらも初めての味でした。質素な感じはあるのですが、どれも丁寧に作られているようでとても美味しかったです。
ちなみにこちらでは養鶏もやっていて、敷地内では1000羽程の鶏を平飼い(!)で育てているとの事です。お土産に双子の卵を頂いたのですが、帰って卵かけご飯にして食べたところ非常に濃厚で美味しく、普通の卵とはまるで違うのが判りました。
また是非リピートしたいです。
ここは早咲の元朝桜が2月上旬から咲いていて、そこに鳥が集まる事から「メジロの楽園」と呼ばれているようです。確かに一度で視界の中にここまでの数のメジロを見られたのはこれが初めてでした!
動画もあったので紹介しますね。
こちら全部メジロです。道端の早咲の桜の樹に30匹位が集まっていました。こんなの見たの初めてです🥰 pic.twitter.com/PTrvyViwTQ
— PRO_Fit/高畑 (@Takahata_P) February 24, 2025
その後はさらに南下して、こちらのポタリズムコーヒーロースターさんへ!
珈琲は毎日豆を挽いて飲んでいて、出かけた際には出来るだけその地域でローストされた豆を買って帰るようにしています。最近はちょっと歩けば自家焙煎屋さんが見つかるので、それぞれの特色がある楽しみ方が出来るのが面白いですよね。
こちらのお店では事前にブレンドされた物は無く、生産された農園が判るスペシャリティ珈琲豆を扱うショップさんとなります。単に「ブラジル」といっても現地の色々な豆を混ぜたような物では無く、個人の農園さんが作った豆そのまま!といったような感じですね。
私は酸味より苦味の方が好きですが、結構量を飲むので重い感じでは無い物という事で3種類を選んで頂きました。
またその場でドリップもしてくれるので、今回購入した3種類とは別に比較的まろやかな物を頂きました。確かに癖が無く、ただそれでいてしっかり珈琲の香りと味が楽しめ、むしろ後からこれを買っておけば良かったと思うような美味しい豆でした。通販もやっているので是非リピートしようかと!
その後は宿泊先の館山まで行き、丁度夕焼け時になったので洲崎燈台へ!
この辺は高台になっているので海に沈む太陽の景色が見られます。
こちらの洲崎灯台は1919年に点灯を開始して、コンクリートづくりとしては初期型に当たることから国の登録有形文化財にも指定されているとの事です。アイドル(AKB)のMVとかの撮影にも使われた場所みたいですね。確かに青い空とマットなホワイトの組み合わせが爽やかで良い感じでお洒落です。
この日は祭日(振替休日)の月曜日という事で翌日は平日になるからか、余り人は居ませんでした。この辺では有名なスポットなので土日とかは賑わっていそうですね。
行きたかった所は一日目に済ませておき、二日目は買い物をして早めに帰るという感じで、これまでにも何回か来ているこちらの道の駅・おおつの里花倶楽部さんで梅の切り花や庭に植える水仙を買って帰りました。とにかく値段が安くて、都内で買う1/3くらいで良い物が揃います。
ちなみにこの雰囲気に似た感じで以前行った富士花鳥園は今年の1月に休館となっていて、やはりというか生き物を扱う施設は経営が難しいんだなぁと感じました。
こちらの施設の一部ではハンドメイド品を展示販売するスペースがあって、自然光の中に作品があったり作業台があったりと雰囲気がとても良かったので、私も人生の終焉はこういった環境で塗装の仕事をして毎日を過ごせればと思いました。今後郊外はさらに人口が減って空き家も増えるので、何とか良い物件を見つけられればと考えています(2030年には三軒に一軒が空き家になってしまうらしいですね)。
という感じで、いつものように直売所で大量に野菜を買い、お昼には自宅に戻ってつくね(猫)とベランダで残りの休日をゆっくり過ごしました。次回は是非バイクで行きたいですね!