水中花 Part2

car226 前回に引き続き、色見本ミニカー用のシリコーン型を使って水中花っぽい物を作ってみたのですが、うーん、仕上がりとしては今回は失敗っぽいです。

car227 ちなみにメインはドライフラワーを入れた物で、青とオレンジのガラス片を入れたの物は樹脂が余っていたので急遽おまけ的に作成した物です。

car228今回試したかったのはドライフラワーの位置を固定する方法で、透明エポキシ樹脂(クリスタルレジンNEO)を二回に分けて入れる方法は上手く行ったのですが、真空脱泡に失敗して気泡の混入が激しいです。

car229 またドライフラワーの色味に関しても、自然な状態のままだと微妙にパンチが足りません。ただこちらは既に染色用のダイロンを用意しているので、次回はそれのテストですね。

car230 それでも樹脂の中いっぱいに花を詰めて、しかもちゃんと上を向けられたのは良かったです。

本当、これで気泡さえなければ・・・。

car231 こちらに使ったドライフラワーは元々染色されている物で、やはりこれくらい色鮮やかな方が華やかで良いですね。染色用のダイロンは赤と青と黄色を買ったので、混ぜて色々試してみようと思います(どうもオレンジっていうのが無いみたいで)。

car232また今回ガラス片について気付いたのですが、そもそもこちらは色ガラスを使う必要は無く、透明レジンに塗料を入れて固めた物を刻んで使えば簡単に大量に造れそうです。ただ屈折率とかで綺麗に見えないかも知れませんけどね。この辺も試してみたいです。

car233今回花を入れた物は透明レジンを二回に分けて固めていますが、出来上がった物を良く見てもその層(つなぎ目)は全く見えず、この点は綺麗に出来たと思います。

次回こそはしっかり真空状態で花の奥までギュぅっと樹脂を行き渡らせ、透明感ほとばしる仕上がりにしてみたいと思います。

スマートキー ロゴ入れ塗装 テスト

key131 先日作成しておいたトヨタランクル用スマートキー用のマスキングシートです。ようやく色が決まりましたので早速テスト塗装を行いました。

key132 今回は元々サイズの小さいスマートキーカバーに「LAND CLUISER」のロゴを塗装で入れようという事ですから、一文字辺りのサイズは普通ではあり得ない程のサイズになっています。

通常であればデカールで行うのですが(そもそもそのつもりでした・・・)、カバーの窪みに埋め込むトヨタの極小エンブレムと色を合わせようと言う事でこちらも塗装になっています。

key133 マスキングシートの使わない部分を、ちょっと試しに1円玉に貼ってみました。尋常では無いサイズなのが判ると思います。

key134 テスト用の被塗物としては、いつもの注型ミニカーを使います。

ベースカラーのホワイトパールは、スマートキーカバー本体に塗った色と同じ「トヨタホワイトパールクリスタルシャイン」(カラーコード:070)で、少し前にこちらで紹介した痛車風のキーホルダーの時に一緒に塗っておいた物です。あの色はこの色だったんですよ。

key135 ロゴの色は3コートSPFシルバーで、まず下色に黒を塗り、その上に樹脂で15倍に薄めたSTANDOX SPFシルバー原色を塗っています。

key136 ロゴが余りにも小さいので実際はどれぐらいシルバーを塗っているのかよく判りませんから、目安としてこちらの色見本にも同じ様に塗る事にしました。

key137 ロゴの方のマスキングを剥がしました。

key141 さらにクリアーも塗っています。丁度お急ぎ(納期指定)でマイク塗装のご依頼があったので、タイミングよくこちらも一緒に塗る事が出来ました。

マイクの塗装はライブの関係上納期を急がれる方が多く、ただお金が勿体ないので(納期指定のオプションは5割程上がってしまいます)、出来るだけ早めにお問合せを頂ければと思います。尚年内完成は既にお受付を終了しております。

key142こちらも同じくクリアーを塗りました。

ただやはりと言うかあのサイズのロゴへの塗装だとどうしても塗装(塗膜)は控えめになってしまうので、同じ15倍希釈のシルバーでも明るさが弱いように感じます。

こちらはまた後日改めて検証してみたいと思います。

key138 それよりもどうしても諦めきれていないのがこちらのレーザー加工機によるマスキングテープのレーザーカットで、物理的に刃が回ってカットするカッティングプロッターの仕上がりではどうしても気に入らない部分があって、それに比べるとこちらのレーザーカットした物ではとても満足のいく仕上りなのです。

もはやマスキングで出来る域を超えているのは重々理解はしているのですが、どうせならさらに高みを目指したいので、もう少しこちらを詰めてみようかと考えております。

key140カッティングプロッターを使っている方ならこれがどういう仕上がりなのか良くご理解を頂けているかと思います。カッティングプロッター速度を一番遅くしても角では刃の回転が追い付きませんが、レーザーだと並行と垂直がキッチリ出ています。

key139 ただレーザーでもここまでのサイズとなると使い方はかなりデリケートで、カットするその時の気温(雰囲気温度)にまでも左右されてしまう程なのでこれも中々思うようにはいきません。少し前に試した時は上手くいっていたのですが、今回は殆どが失敗していたんですよね。

と言う事でもう少しこの辺を煮詰めてみて今一度テスト塗装を試みてみようと思います。

長らくお待たせしておりますがどうぞもう少々お待ち頂ければ・・・と思う次第です。

ようやく心の整理がつきまして

inco-9自宅で飼っているコザクラインコですが、実は今年のゴールデンウィーク辺りに亡くなっていました。羽根の根元に悪性の腫瘍が出来てしまっていたのです。

最初に連れていった病院でレントゲンを撮って貰った所、どうも肺炎っぽいとの事で薬を貰ったのですが、その後も症状は変わらず、次にセカンドオピニオンとして行った病院で羽根の根元に腫瘍があると判りました。

ただその先生曰く、その時の病状では手術などの治療は余り意味は無く、もう予後を見ていくしか無いだろうとの事でした。私も少々パニックだったのでさらに他の動物病院にも相談していたりしたのですが、相談に乗ってくれた先生は鳥の専門で、また非常に信頼できる方でしたので最終的にはその通りにする事にしました。

それからは出来るだけ早く帰って鳥の面倒を見ようと思い、こちらで紹介していたR2D2の制作が止まったのは実はそれが一番の理由です。

ただその頃私が出来る事と言えば、体が汚れないように毎日小屋の掃除をしてあげる事、リンゴを摩り下ろして食べ易くして上げる事、新鮮な葉っぱやビタミン剤を上げる事、処方された薬を与える事だけで、ただそれでも先生が驚く程長生きしてくれました。随分と健気な鳥だと言って下さったのが本当に救いだったと思います。

それからの日々としては、残るもう一匹のセキセイインコを猫可愛がりして(笑)何とか凌いでいたのですが、今日見たネットの記事で・・・

「一日一日を大切に、楽しい毎日を送ることができれば、ペットの生涯は「悔いのない生涯だった」といえるでしょう。問題なのは生きた時間の長さではなく、中身なのです。」

と言う文章を見て号泣してしまいまして、と言うか今も嗚咽が止まりません(苦)。

私がもっと早く気が付いていればと後悔する事はありますが、今回の記事を読んでようやく折り合いがつきましたので一応こちらでも紹介しておこうと思った次第です。

病気が発覚してからの最後の二か月は穏やかに過ごせましたので、今思っても無理に他の病院で手術などをしなくて良かったと思っています(麻酔をしてそのまま起きないと言う事もあるとの事でしたので・・・)。

今回の記事はこちらのページから見れまして、同じくペットを亡くしている方はまず周りに誰も居ないか確認してから見るのをお勧め致します(笑)。

あ、足が・・・

trek (1 - 1)-3暖冬だという事で油断していましたが、気が付けば例年の如く足の指が霜焼けになっています。原因は毎日(と言うか毎夜)の自転車通勤なのですが、それにしてもなぜ寒さくらいでここまで痛くなるんだか・・・。指と言うか、もう骨の芯が侵されているような感じです。

trek (1 - 1)-4そもそも走っているだけならまだしも、途中で止まって撮影が始まると寒空の下で30分くらいは動かなくなってしまうので多分それがマズイんでしょうね。真夜中の多摩川サイクリングコースはこんな感じで誰も居なくなるので、ついつい寒さも忘れてゆっくり楽しんでしまいます。

携帯用バーナーとか持っていたらコーヒーとか沸かしてしまいそうな勢いですが、実は以前cannondaleでは既にやっていたりして(笑)。