塗装屋の仕事は・・・

動画とは全く関係無いですが、今日のニュースでメルセデスの新型Cクラスについて特集をやっていまして、どうやらこのクラスの車体にも「インテリジェント ドライブ」が採用されるみたいです。

これは自動運転みたいな機能で、どの程度のものかは判りませんがこれが期待している通りに機能するとなると事故は大幅に減るという夢のようなシステムでして、ただ「修理する側」となると大幅に仕事が減ってしまうんじゃ・・・と心配になります。私はもう車体は塗りませんがその業界の規模を考えると他人事にも思えなく・・・。「そんなのが付くのは高級車だけでしょ」と思いきや、そもそもこんな事が実現することすら10年前には想像していませんでしたし、あの「衝突被害軽減ブレーキ」でさえもう普通の機能になってしまっていますから、10年後には「ぶつからない車」が当たり前になっているのかも知れません。

ちなみに私的には自転車をどうやって追い越すのかが気になるところで、このぶ安全運転支援システムのせいで余計にイライラするドライバーが増えなければと願うのですが・・・日本の狭い道路でコンピューターがどうやって抜いてくれるのか興味深々です(私の場合はさっさと抜かされたい派ですので)。

上記の動画は自動運転の事とは関係なくデザイン開発についての内容ですが、画中に出て来る「最高級のグレーを生み出しました」というのが興味深かったので・・・。そうんです、グレーも本当に深いのです(ともう泥沼です。笑)。

工場メンテナンス

factory-46自前の工場を持つとなると仕事以外にこういったメンテナンス的な作業もしなければならないのでこの辺が雇われの時とは大きく違う事ですかね。最初に勤めていたディーラー内製工場の時はトイレなどの公共スペースは勿論、自分の作業現場の床もそれ専門の方が掃除してくれていましたので常に現場はピカピカの状態でした。設備にしても塗装屋が4人で塗装ブースが4基なんてあり得無い程恵まれた環境だったのです。まあ扱っていたのが外車ですからその分お金は沢山取っていたのだと思いますが・・・(当時世界一高いレーバーレートとして保険会社の間では有名だったようです)。

上の画像は床の塗装前で、壁が綺麗なのは貼っていたビニールシートを全部剝がしたからです。床の亀裂や凹みは手の空いた時に少しずつセメントで直しておきました。これでもスチーム洗浄した後なので綺麗な方なんですけどね。結構汚れていたようです。

factory-45 コンクリートが露出していた箇所にはプライマーを塗り(コンクリートに直接上塗りは出来ません。剥がれます)グレーで仕上げました。どちらもエポキシ系の塗料です。

切れていた蛍光灯を交換し、壁のビニールも新しい物に張り替えました。

factory-47そして最後の仕上げに壁全体にコーティング剤を塗布します。画面右にある白いポリ容器がそれですね。これを塗った場所はヌルヌルのベタベタになって、そこに止まった虫はもう飛べなくなってしまうのです。所謂「トリモチ」のような感じになります。

塗装屋さんなら判ると思いますが、塗装にとって「虫」は最大の天敵で、これのせいで塗り直しを余儀なくされた事は誰しも経験があると思います。体が取れたとしても足が残ってしまったりと、スピナールでも回収仕切れない、或いはベースコートを傷つけてしまうなんて事は繊細な塗装をやっていればどうしても避けられない事です。が、以前間借りをさせて貰っていた工場の塗装ブースではこれを常に壁に塗っていて、4年くらいお世話になっていましたがその間この「虫」で塗り直しをした事は一度もありませんでした。想像以上に凄い効果があるんですよ・・・。虫以外にも微細なホコリも付いたら吸着されるので塗装自体の品質も格段に上がると思います。これは超お勧めです(ただしお値段はクリスタルクリアー並に結構高いのですが・・・)。

ちなみにその容器の左側に写っているのがエアーフィルター関係の類です。これの他にコンプレッサーを出て直ぐのところにもフィルターがあって、その前には当然エアードライヤーもあります。小物の塗装でここまでは必要無いのかも知れませんが塗装のトラブルは大抵数年経ってから出る事が多いので、目に見えない分この辺の事はしっかりやっておきたいのです(と言いつつSATAのエアーフィルターは回転祝いとしての頂き物なのですが・・・苦笑)。

やりたい事色々

bike-2塗る事自体は好きなのでそれは一生仕事として続けていきたいと思っていますが、それを軸として何か別の楽しい事もやりたいなぁ、なんて事をいつも考えています(勿論仕事として)。まあ他にもやりたい事は山ほどあるので大抵は妄想の中で終わるのですが(苦)。

が!  何もそれら全てを自分でやる必要も無く代わりに誰かがやってくれる人が居るなら・・・と思って今はそっちの方向で考えています。利益は少ないかも知れませんが、これも勉強の内として担当してくれればと願う次第です(担当して貰うのはここに時々登場している友人にで、しかも勝手に進行しています。笑)。

ちょっとしたアイデアとインターネットさえあれば今は個人でも気軽に物が売れる時代ですから、それが仕事として成立つかどうかは判らなくても、とにかく新しい事にチャレンジする事でそこから何かしらの事は得られると思います。私も今の仕事を始めるまでは周りからは殆ど理解されていなかったようですが、むしろそれくらいの方が独創性があって良いのかも知れませんしね。私の場合は最初に間借りという形でスタート出来たからこそ何とかなったとは思いますから、それと同じ形としてであれば何とかなるのでは・・・と思っています(責任は取れませんし取りませんが。笑)。

という事で、色々集めて来ていた小物はこれから徐々に何かしらの形にしていきたいと思います。私は早くiMacを完成させたいんでして・・・。

秘密基地的な

factory-22ちょっと前から進行させている計画で、工場の屋根裏を有効活用しよう!と言う目標?を掲げて色々作業を進めています。画像に写るのは最近工場に出入りしていて巻き添えを食った手伝ってくれている友人で、二階の天井にある点検口から天井裏の様子を確認して貰っています(どうやら以前大工の仕事もしていたようなので)。 ただこの点検口だけでは何も作業が出来ないので新たに突入ルートを確保する事にしました。

factory-28 さすがにこれを開けるまではちょっと躊躇しましたが、ある程度のサイズが無ければ意味が無いので思い切って畳み一畳分くらいの穴を開けてみました。自転車も余裕で通せるサイズです(注>自転車を入れる訳ではありません)。

ちょっと大丈夫かと思われそうですが(賃貸です)、管理は自分らでするようにと一任されていますし(何か大きな勘違いをしていなければの話ですが)、これなら万が一の雨漏れなどにも対応出来るのでメンテナンス性は非常に向上したと思います。仕上げには枠と蓋もちゃんと付けますから既存の点検口と何ら変わり無いようにしますので。もちろん穴を開ける前には梁を新たに設けて強化していますのでこれで天井が落ちたり垂れ下がったりする事はありません。この日の為に色々足場を固めて来たのですから・・・(ただし方向性を間違えている気がしないでも無いのですが・・・)。

今後の展開としては床を作って屋根裏の中を普通に歩けるようにし、壁際に棚を設置して普段は余り使わない材料や工具、あとはストーブや扇風機などの季節物を収納出来るようにしたいと思います。

これが実現すれば二階の物が減らせるので、こちらも以前から計画していたワークスペースの改装が進められると思います。と言うかもう始まっちゃっているんですけどね(笑)。