ヤモリ型色見本キーホルダー 完成

先日作成していたヤモリ型の色見本キーホルダーです。デザフェスでの販売に向けて撮影を行いました。

上段がパステルカラー、中段は枠がマジョーラ「アンドロメダ」該当のクロマフレアカラー、下段左側2個がマジョーラ「アンドロメダⅡ」、「マゼラン」「トラぺジウム」に該当するクロマフレアカラーの枠となります。

ヤモリについてはミラーアクリルにキャンディーカラーをグラデーションさせたりと色々な仕様があります。

散りばめらたピースは色相環の12色と、空いた隙間に違う一色を入れていたりします(スモーク等もあります)。

先に枠だけを完成させ、そこに予め塗装を施した各ピースを配置~接着し、最後にクリアーでコートしています。めちゃくちゃ面倒くさい内容になっています。もはや利益を出すとか趣味とかの範疇を超え、何かに挑戦しているような感じですね。

各画像はいつもの通りサイズの縮小以外は未加工となります(彩度やコントラストを強くするなどの画像加工は一切していません)。

ちなみに中段一番左側にあるののみ、色相環ピースを「メタリックキャンディー」にしています。

他の物はミラーアクリルの上にキャンディーカラーを塗装しているだけなので手間は掛かっていませんが(むしろ作業自体はソリッドカラーより楽です)、こちらはシルバーメタリックを下地に塗っているので塗装回数もバリ取りも非常に面倒な物となっています(なので1,000円アップとしています)。

下段左側の二個はアンドロメダ該当で、こちらにはイモリを暖色のオレンジキャンディーにした仕様を作っています。

こちらの2種は明度が高く、映える感じが良いですね。

とにかくこのピースの隙間にクリアーを入れるのが大変で、エアーの吹き返しに負けないようエアーブラシのノズルを10mmくらいまで近づけてスプレーしています。

動画も撮影しました。

裏側は通常通りRGB値の色相環をレーザー彫刻&白で塗装しています。

私的に一番好きなのがパステルカラーで、ただあまり人気は無いだろうなぁと思ってこの3個しか作ってません。評判が良ければまた作るかも知れませんが日に日に本業が忙しくなってしまっているので時間が掛かる(その割に値段は上げ難い)ヤモリシリーズは今後は抑えめになるかもです(そもそも今回も数年ぶりの完成かと)。

他ではまず見ない物なので、カバンとかに着けて外に持ち出すとしたらパステル系はめっちゃ可愛いと思うのですが…。

単に接着するだけでは無くわざわざクリアーを塗っているのは、取り付けたピースと本体との一体感を出す為で、言われなければ判らないようなところではありますが、意外と人間の能力は高いのでぱっと見でこれは普通じゃないな…と気付いてはくれるのではと思ってます。

とくにこちらのアースカラー=フォルクスワーゲンのハーベストムーンベージュはとても気に入っています。売れなければ自分で買い取ってしまおうかと(笑)。

BLACKRABBiTキーホルダー&色見本キーホルダー

11月のデザフェスで、知り合いのアートトイペインターのGUNさんと一緒に出展&販売する為に制作しているブラックラビットのキーホルダーですが、

枠の無い、単品仕様のキーホルダーも作ってみよう!という事で、裏側パネルのデザインを色々考えてみました。

と言う事で、今回はシンプルにGUNさんのBLACKRABBiTとPRO_Fitのダブルネームをレーザー彫刻&白の塗装で入れてみました。キーリングを取り付けられる部分も追加しています。

制作したパーツを自宅に持ち帰り、裏と表を接着と歯のパーツを組み合わせます。

それにキーリングを取り付けたら完成です。これはかわいい!

色相環の色見本キーホルダーはかなり手間が掛かるので販売価格も高くなりがちですが、単体のキーホルダーなら比較的購入し易い金額設定に出来るかと思います。

そしてさらに!

色見本キーホルダーを作製する上でゴミになっていた端材(実際には捨てずデザフェスで無料配っていた)ですが、

その端材をさらにレーザーカットして、

ゴミが!新たな!キーホルダーに!

端材とは言え塗装した物でもあるのでどうにも捨てられなく、これは嬉しいですね。

その他パントン814を参考に作った紫で塗った物や、

定番のブガッティティファニーグリーン、

そして蛍光オレンジも作りました!

これらは単にアクリルをカットしただけなのでどうしてもチープ感が否めなく、なのでクリアーを塗った仕様も作ってみようかと思います。アクリル樹脂=PMMAそのままよりも、高品位なアクリルポリウレタン樹脂の方が絶対質感が良い筈なんですよね。

その他新色=スタンドックスリキッドシルバーで枠を塗った色相環キーホルダーも作っていたりと、11月のデザフェスに向けて色々作っています。

ちなみにこれらの作業時間の捻出方法としては、徒歩での通勤を辞めて自転車に変更しました。これのお陰で往復1時間半分は余計に時間を作れたので、仕事が終わってから工場で、また自宅での製作に時間を使えるようになった次第です。ただそれの反動もあってか、毎週休日は早朝に起きて半ば強引に歩きに出かけているという訳です。歳も歳なので少しゆっくりしたいところでしたが、最近腰の調子が以外と良いので、動ける内に動いておこう!という感じですかね。

BLACKRABBiT+色見本キーホルダー

以前作っていたBLACKRABBiTのキーホルダーですが、

次回のデザインフェスタvol.62ではGUNさんの隣のブースで一緒に出展する事となったので、その際残っていたこれらのキーホルダーを再販する事としました。3年前のデザフェスvol.56と同じような感じですね。

ちなみにGUNさんについては以下の記事が判り易いかと思います。偶然同じように塗装が好きで、偶然同じ年齢で、偶然同じようにネットのブログで塗装の事などを発信していたのがきっかけで知り合いました。

マスキングシートを届けついでに

デザフェスで販売するのは今まで通り色相環の色見本キーホルダーとなりますが、

今回は先日紹介したヤモリバージョンと、

新たにGUNさんに作って貰ったデータを使い、色相環+ブラックラビットの色見本キーホルダーも作成しています。

尚、これまでは歯も一体化としていましたが、今回は見せる面が片側だけと言う事もあり、顔と歯を別体で作ってみました。

顔の方は厚みが3mmのアクリル板で、歯は厚み2mmのミラーアクリル板を使用しています。歯の部分もアクリル素地のままだとチープなのでクリアーを塗っています。

こんな感じでヤモリと同じうように散りばめた色相環のピース12色+αを枠の窪んだスペースに貼り付けます。

その後同じようにして口径0.5mmのエアーブラシでクリアーを塗ります。こちらは12色のピースがミラーアクリルのキャンディーカラーで、

こちらはメタリックのキャンディーカラーとなります。

この狭い隙間にクリアーを入れようとするとガン距離を1cm~2cmまで近づける必要があり、ただそれでもエアー噛み(塗料を乗せ過ぎてクリアー中に気泡が入ってしまう現象)は免れないところですが、スタンドックスVOCエクストリームクリアーは同社クリスタルクリアーに比べてこれが起きにくい性質がある為、このトラブルを回避出来ています。初期の同社イージークリアーを彷彿する良さでこの点は素晴らしいです。

またどうせならという事で、以前GUNさんに頼まれて作った色とお揃いで、

それぞれの色を使って各素材への塗装も行いました。

ただソリッドカラーにミラーの歯は似合わないと言う事で、

新たに白の歯を作製しました。

ちなみに最初は白のアクリル板をカットしただけで試していたのですが、やはり安っぽい感じが否めなかったので、新たに白(VWキャンディホワイト)を塗装し、クリアーを塗って立体感を出しています。

やはりというかミラーよりこっちの方が断然良いですね!

ソリッドカラーのブラックラビットに合わせて色相環もソリッドカラーとし、枠も同じくソリッドカラーとしています。こちらはカーキ色=VWのハーベストムーンベージュ(LB1M)を採用してみました。

ただブラックラビットの場合、ヤモリと同じ方法でクリアーを塗るとフチに溜まったクリアーが目立ってしまい変な感じになってしまったので、

こちらの方は一回り大きい型を装着して各ピースを配置、それを抜いた状態でクリアーを塗る事にしました。

これなら隙間にもクリアーが塗り易くて非常にやり易いです。

その後単体で塗ったブラックラビットを接着して完成となります。

初期のモデルでは色相環の配置はランダムでしたが、

今回は一応順番通りにしてみました。これは可愛いですね!

尚、ブラックラビット関係は単独で販売する事は無く、今回のようにGUNさんと一緒に出展&承諾頂いた場合のみとなりますので、売れ残った場合の事を考えると余り数を作る事は出来ず、また再販出来る機会も無いかも知れません。なので気になった方は是非デザフェス会場までお越し頂ければと!

ヤモリ型色見本キーホルダー制作

以前テスト的に作ったクロマフレアカラーのイモリ型色見本キーホルダーですが、

ちょっと隙間があって見た目が残念な感じと、

クリアーを塗って直ぐにピースをくっ付けたら先に塗った塗膜(完全硬化済み)がチヂレてしまう!という事が発覚し、製作を諦めていました。

ちなみにこちらのソリッドカラーのモデルは元々枠が黒い物を使っているので(枠を塗っていないので)チヂレの心配はありませんから、一度商品化しています。

ただあまりにも手間が掛かるので、どうにかならないかと思い、今回改めて施工方法を変えて挑戦をしてみました。

方法としては、枠は前回と同じく先に組付け、

各ピースを配置して接着してしまいます。隙間を狭くするようピースも12個から正規の13個に増やしました。

枠をマスキングし、

その隙間にエアーブラシでクリアーを塗る!という方法となります。

ただこの方法だと当然隙間にクリアーを入れる前に手前がモリモリになってしまい、

塗膜中に気泡が発生してしまうワキのリスクが非常に高くなるのですが、

口径0.5mmのエアーブラシの空気量を絞ってガン距離を極限まで近づけて塗る事で、

なんとか隙間の奥までクリアーを入れる事に成功しました。

クリアーも常温硬化タイプのスタンドックスエクストリームプラスに変更しています。

こちらの仕様ではヤモリと色相環12色はミラーアクリルにキャンディーカラー塗装を、

枠は見る角度で色が変わるクロマフレア顔料を採用しています。マジョーラにも使われている米JDSU社の「ChromaFlair」なる物を、STANDOXのベースコート樹脂=MIX599に添加して使っています。こちらはアンドロメダに該当するカラーですね。

こちらの枠はマジョーラマゼランに該当する顔料です。

こちらはトラぺジウム該当の顔料ですね。

ちなみにマジョーラは日本ペイントの塗料で、それに使われている樹脂も同社に対応された物となります。となると下色に使う黒はnaxアドミラで、クリアーもそれに準じた物(日本ペイント社製)を使う必要があります。うちはそれが出来ないので、スタンドックスの塗装システムで使えるようにしている訳ですね(恐らく他で聞いた事が無いのでわざわざこんな事をしているのは世界でもうちだけかも知れません)。

完成品は11月のデザフェスと、その後在庫が出来ればウェブショップでも販売予定です。