セロー ドライブレコーダーカメラ埋め込み

もっぱら週末にだけの走行となっているヤマハセロー250(DG17)ですが、色々やる事があってかなり楽しいです。まさに1/1のプラモデルみたいな感じですね!

先日装着したドライブレコーダーのフロントカメラは両面テープでカウルに貼ってあって、ただこのままだとちょっと格好悪いので、今回はこれを塗装した物に交換しよう!という作戦です。

まずはフロントフェンダーを取りはずします。ビックリするくらい簡単に外せて、この辺の作業性の良さがオフロード車の良い所ですかね。

手前が元々着いていた黒の着色フェンダー(未塗装品)で、奥が結晶塗装の黒を塗った、元々白かったフェンダーです。何故結晶塗装なのかと言うと、傷だらけだったそれにそのまま塗っても粗を目立たなくする事が出来る効果があるからで、要はパテとサフェの作業を省きたかったのです。よく「自営業は自分の事が好きに出来て良いなぁ」なんて思われたりしますが、それをやると自分の首を絞めて後で大変な事になるので、とてもじゃ無いですがそんな呑気には居られません。バイクを工場に置いておかないのもその為ですね。

続けてライトカウルも外します。この辺もとても単純に出来ていて、まるでレゴブロックをやっているかのようです。

左側が元々白かった(そして割れていた)物で、右が元々着いていたヘッドライトカウルです。未塗装でザラザラとした梨地になっています。

割れていた箇所はエポキシで固定し、こちらもパテやサフェ等は塗らずそのまま結晶塗装を塗っています。

元々着いていた部品を移植します。ヘッドライトとカウルの固定部がゴムになっていて、振動をそのままバルブに伝えないようになっている構造が素晴らしいですね。

ヘッドライトを装着してみると、取り付けたカメラの土台が当たったので、そこを削っておく事にしました(しかし後に当たらない事が判明)。

自宅用のベルトサンダーは久しぶりに使ったせいか、一瞬でベルトが切れる事に・・・(しかも替えが無い・・・)。

が、エアーソーがあったので、何とかカットに成功しました(しかし無意味でしたが)。

ヘッドライト等を移植し、新たに取り付けた台座にドライブレコーダー用のフロントカメラを取り付けます。ちょっと判り難いですが、配線が繋がっている所です。

表から見るとカメラが飛び出すぎですが、実はこの上にさらにカバーパネルが被さるので少し出過ぎくらいで大丈夫です(ただカバーは工場にあるので実際には装着していなく、多分、なのですが・・・)。

と言う訳で組付け完了です!

結晶塗装がめちゃくちゃ格好良くて、この上にカバーを被せるのがちょっと勿体ないですね。ちなみにカバーは艶ありの塗装を施す予定です(なのでそちらはパテとサフェを塗らないといけずまだ先になりそうです)。

カメラの向きはある程度調整しておきましたが、装着してみないと判らない所もあるので、

スマホと連動させて確認しました。広角レンズなので取り付ける位置が微妙に難しく、今回は一番良い場所に取り付けられたと思います。ただ中心では無く、敢えて横にズラした方が格好良かったかも知れませんね。なのでリヤはそうしてみようかと。

本当ならステー類の金属を結晶塗装にするべきですが、それだと普通過ぎてつまらない(あと手間が掛けられない)という事で今回はカウルを結晶塗装にしてみました。

ステーやフォークのシルバー部分も黒系に塗りたいのと、あといずれ腐食が出ているエンジン回りも塗装しようと思っています。スモークのスクリーンも取り付けたいですね!

セロー250 カメラ取り付け② 結晶塗装

先日ドライブレコーダー用カメラを埋め込む為の穴を開けておいたヤマハセロー250のライトカウルとそのカバーパネルです。次はここの裏側にカメラを取り付ける為の台を作成します。

ちなみに現状はというと・・・、

このような感じでヘッドライトの横にステーで貼り付けられています。後付け感が半端無くて何だか気持ち悪いです。

と言う訳で今回はこれを目立たなくさせる為、ヘッドライトカウルの上部に穴を開けてそれを埋め込もう!という作戦になります。

カウルの裏側に型取りゲージを当て、大体のラインを確認します。

この形を撮影してPCに取り込み、

それを基にデータを作成します。

さらにそれを使ったアクリル板をレーザーカットします。

カットしたアクリル板を組んで接着剤で固定します。アクリル樹脂用のサンボンドですね。

ちなみに現状セローでは既にドライブレコーダーが動いていますが、トリッカー用として同じ物を新たに購入しました。今回はこれを取り付ける前に内包されているカメラを使って土台の位置を確認します。

アクリル板で作ったカメラ用の台をライトカウルの裏側に接着しました。こちらはプラスチックプライマーとエポキシ接着剤を使っています。

 

新たに購入したドライブレコーダーのカメラを仮付けしてみました。

現状はカウルが白いので目立ちますが、ここも黒系になるのでカメラの存在は目立たずかなりスマートになるかと思います。レーザーポインターなんかがここから出たりしたら絶対格好良いですよね(若かったらやってそうですがそういうのはもうしません・・・)。

ちなみに今回のカウルですが、

現状部分的に割れていたり全体に深い傷があったりしたので、

結晶塗装を施してみました!

てっきり熱で変形してしまうかと思っていましたが、雰囲気温度で熱を上げられる恒温機なら大丈夫なようで、今後テストを繰り返してみようと思います。

ライトカウルの上には先ほどの白いカバーが着きますが、そちらは光に当たるとオレンジ味が現れる黒=H01Rを採用しようと思います。同色系でグロスとマット(結晶塗装)の組み合わせは間違いないでしょうね。

ちなみにこれらを塗ったは完全に思い付きで、全体にあった深い傷をパテ&サフェで修正するのに到底時間を割けそうも無いと考え、そのまま塗っても粗が目立ち難い結晶塗装にした訳です。とんでもない手抜きですが、自分の事に一生懸命になってしまうと会社は簡単に傾くので、これはもう仕方ないと思います。

それぞれが組み合わさるとこんな感じになります。普通の人が見たら怪しさ満点で、塗装屋さんが見ても驚かれるのでは・・・と思っています。

次はカバーパネルですが、現状の車体にもそれは着いていないので、取り敢えず先にこれを着けてしまいたい!と考えています(笑)。

セロー250 カメラ取り付け

先日取り付けたドライブレコーダーのカメラですが、こちらはとりあえず走り出せるようにと仮付けした物なので、ここからちゃんとした位置に変えていきたいと思います。

と言う訳でジャジャーンと!

中古のカウルを買いました。

かなり深い傷がありますが、これから穴を開けるのにあんまり綺麗だと躊躇してしまいますから、むしろこれくらいの方が良いかと思う次第です。まあ自分のですし。

カウルの上には後付けの風防(泥除け?)が着いていますが、接着剤では無くシーラーだったので比較的簡単に外せました。

それよりもベースとカバーを固定する為に使われていた金具の取り外しが厄介でした。ポルシェのエンブレムバッジを固定しているようなやつですね。ピックツールを持っていないDIYerにはこれがかなり厳しいのではと・・・。

と言う訳で既存のステッカーを剥がしました。

ちなみに今回の製品は「割れ無し」と言う事で買いましたが、しっかり割れていた箇所がありました(笑)。まあネット通販なのでこれくらいは問題ありません。と言うか昔の通信販売に比べると今は本当にマシですよね。

ちなみに今回のパーツを買って初めて判ったのですが、私が中古で購入したセローには元々このアッパーカウルカバーが着いていない!という事に気づきました。今回の事が無ければこの先も気が付かなかったかも知れません・・・。

アッパーカウルとメーターの隙間から中を覗くと、ここにちょっとしたスペースがあるのが判り、今回はここにドライブレコーダーのカメラを取り付けよう!という作戦です。

分解したアッパーカウル カバーを取り付けました。なるほどこれが正規の姿だったんですね。自分で塗っておいてなんですが、今回の事があるまで全く気が付きませんでした。毎度の事ですが自分の事となると絶望的です。

大体の位置を決め、印を着けておきます。

それをリュックに入れて工場に持っていき、工場で穴を開けます。穴を開けた位置がちゃんと測った箇所で、手描きの印が目検討の位置です。誤差±2mmくらいですかね。

大きくし過ぎたら取り返しが付かないので、とりあえず小さめに留めておきます。

土台部分に取り付けて穴の印をけがき、

そちら側には少し大きめの穴を開けておきました。

合体させるとこの様な感じになります。開通しましたね!

カメラを取り付けたイメージはこのような感じです。

ちなみにこれはカメラでは無くモノタロウのマジックです。

出っ張り過ぎると格好悪いので、少し奥に引っ込めたこんな感じが良さそうです。あとは中にカメラを固定できる土台をアクリル板か何かで作って接着できるようにしようと思います。

ちなみに塗装する色についてですが、

今回のセロー250のボディーカラーはこちらの色にしようかと思っています。

当初は艶消し黒と半艶黒、艶あり黒の「黒三昧」にしようかと思っていましたが、一応は仕事に活かせるサンプルにしたいという事も考え、マイクの色見本を作っていなかったこちらの色を採用してみようと思った次第です。ぱっと見は黒に見えますが、光にあたるとオレンジ味が現れ、これがホイールのアルマイトオレンジとマッチするのでは、と思った次第です(有彩色の数はオレンジ以外増やしたくないので)。

と言う感じで、とりあえず空いた時間で下地処理を行っておき、年末年始のタイミングで本塗りが出来れば!と思っています。