善戦と言うか前線

d40このカメラは現場メインで使っているNIKONのD40なるものです。一眼レフですがセンサーは600万画素のCCDだったり、ISOを上げるとノイズは多かったりと、性能で見ると最近のコンパクトカメラにもちょっと劣るかも知れません。

そもそも以前の現場ではコンパクトカメラを使用していたのですが、如何せん塗装の現場は結構劣悪な環境ですから大抵は3ヶ月くらいで壊れてしまい、ちょっと勿体無い使い方だったので「もしかしたら一眼レフの方が壊れ難いんじゃ」という事でこれを中古で購入しました。レンズが付いて2万円もしなかったと思います。

実際に使ってみると想像通り中々タフなところがありまして、多少床に落としたりしても問題なく動いてくれます(いや落としちゃまずいですか・・・)。ただ最近はレンズと本体との接触が悪くなったせいかオートフォーカスの動きがちょっと怪しいです。また画像のように粉塵まみれになるのは日常茶飯事ですからレンズの中にも結構ゴミが入ってしまっています。いつも仕事でやっているみたいに勢いよくエアーブローとかすると周りについたサフェ粉が内部に入ってしまうのでもう掃除は諦めました・・・。

ちなみにこのサフェ粉は現在進行中の自転車カーボンフレームの研ぎ作業で付いた物です。作業中は自らの体も粉まみれで、わざわざ撮影する時に体の粉を払ってなんてする余裕は無いですから(そんな事をしていたら作業中の撮影なんて出来ません・・・)、仕事で使うカメラはいつもこんな状態です。見た目はアレですが「働いている」って感じで私的には好きだったりします。戦場カメラマンのボロボロになったカメラなんて凄く格好良いですしね(いやそれとこれとでは全然違いますか・・・)。