色相環壁時計 制作②

先日レーザー加工機でカットしていた色相環壁時計用の背板です。厚さ5.5mmのMDF材になります。

 仕事のついでに艶消しの黒を塗りました(ただしベースコートのみです)。

レーザー加工機でカットしたアクリル板を乗せてみました。

今回のだとこのイラストの一番左に当たる物ですね。

各ピースの塗装はまだですが、イメージとしてはこんな感じになる予定です。

本塗りではこれらの色を塗った上に「艶ありクリアー」と「艶消しクリアー」を塗りますが、素材は透明なアクリル板なので、実は単に裏からこれらの色を塗るだけでも艶ありの色板が出来たりします。

以前も紹介しましたが、こんな感じです。

年内は作業が埋まっているのでクリアーまで塗るのは難しそうですが、取り敢えず廉価版としてこう言うのもアリかなと思っています。

出来上がったら当ウェブショップと、creemaとかminneとかiichiでも販売しようと思います。

色相環キーホルダー制作

現在作業が進行している大きな色相環色見本の、キーホルダータイプの物となります。

これを塗装でやるのは非常に面倒なのですが、さらに組み付けもヤバそうな予感がして来ました・・・。

 まずはアクリル板をレーザーでカットし、

 適当に作ったガイド(枠)を使ってコマを並べて、

こんな感じで貼り付けてガイドを外せば完成です。こちらは隙間を空けないバージョンですね。

こちらは立体色見本と同様に隙間を空けた仕様で、穴を開けたアクリル板にピースを嵌め込んでいます。

台形のピースは厚みが3ミリで、土台は2ミリなので、1ミリ飛び出したような仕上りになります。やはりそれぞれのピースが独立していた方が格好良さそうですね。

しかしサイズの割に手間が掛かり過ぎるので、恐らくは没案になるのではと考えてます(同じ値段なら時計の方が用途がありそうなので・・・)。

しかしこれで塗る物は大体揃ったので、いよいよ色相環12色の本塗りを始めて行こうかと思います。

色相環壁時計 制作①

 最近アクリル板を大量に使うようになったので、いつものアクリ屋ドットコムさんから端材を20キロ(!)購入しておきました。何と現在半額キャンペーンやっています。

最近は色々やっていて工場二階はかなりカオスな状態になっていますが、年末辺りに人が来る予定ですので何とかその時までには片付けておこうと思います。

 現在進行しているのは色相環立体色見本を応用した壁掛け時計の制作でして、画像は厚さ5ミリのアクリル板をレーザーで切り出しているところです。

 こちらは色相環を綺麗に配置させる為のガイドで、5.5ミリ厚のMDF材を同じくレーザーで切り出しました。用途としてはビリヤードで球を並べる時に使うトライアングルラックみたいな物ですかね(例えが他に浮かばなくてすいません・・・)。

 そしてこちらが背板となります。同じく5.5ミリ厚のMDF材で、直径は200ミリです。色は必要に応じて後で塗ります。

 これらをこのように組み合わせ、

 ガイドの枠を抜くと色相環用のピースが綺麗に配置される!と言う算段です(画像はただ置いてあるだけなのでズレてますが本番はちゃんとくっ付きます)。

 そしてムーブメントも到着しました(ただしシャフトの長さが足りずこれは使えないと言う・・・)。

 取り敢えずこんな感じに針を仮置きしてみました。画像だとかなり殺風景ですが、周りのピースは色相環の12色に塗装するのでかなり華やかになると思います。

 真ん中にはRGB値や配合データ、使っている材料(STANDOX)などの情報を入れる予定ですが、こんな風にロゴを配するだけでも良さそうですね。

 他には好きなキャラクターを置いたりも良いですし、

 陰陽っぽくとか。

と言う感じで200ミリの雛形が出来たので、さらにもう少し大きい物も作ります。

奥にあるIKEAで買った時計が240ミリくらいで、左奥にあるのが200ミリ、画像手前が250ミリとなります。200ミリは卓上としても使えるようにしようと思います。

背板はマットブラック・マットホワイト・マットグレーを考えていますが、淡いパステルカラーとか結晶塗装とか、無垢の木とか人工皮革とかファブリック、コンクリートなど色々試してみたいと思っています。

色相環用塗料セット 12+1

先日紹介した色相環用の塗料ですが、知り合いの塗装屋さん(GUNさん笑)から注文が入りましたので、

 新たに容器を取り寄せました。

GUNさんは本業はデザイナーなのですが、それとは別にフィギアなどを塗装・販売していて、以前からこういったパステルカラーな色の塗料が欲しかったとの事です。確かに自動車用の塗料だと原色そのままでは濃くて判り難く(青系は黒にしか見えません・・・)、今までそういった場合にはプラモデル用の塗料を使っていたそうです。

GUNさんについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照下さい(身内ネタにならないよう注意はしているのですが一応すいません)。

マスキングシートを届けついでに

 またパッケージデザインも以前のと少し変更し、STANDOXの配合データは(普通の方には)余り意味が無いので廃止し、代わりに色を作った時に参考にしたRGB値を入れておきました。デザインの仕事をしているGUNさんならこの方が判り易いと思います。

ただしパッケージの色や中の塗料はRGB値では表せないので(印刷ならCMYKなので)「RGB」と言う文字は入れず、その値だけを記載しました。

例=(255,0,0)=赤

最初は自分の為の物だったので紙なども普通の印刷用紙に両面テープを貼っただけでしたが、それだと後で剥がれたり滲んだりしてしまうので、改めて専用のラベルシールを買って刷り直しました。っていうかここは溶剤プリンターを自宅に持っているGUNさんにお願いすれば良かったのかもですが・・・(いやまあそれもどうかなと思いまして)。

 ちなみにGUNさんから頼まれたのは奥の200グラム(希釈無し原色まま)で、ただ普通の人であればそこまでの量は必用無いと思いますので、それとは別に手前の「希釈済み100グラム」の仕様も作っておきました。いずれ色相環色見本と共にウェブショップで販売も出来るようにしようと思います。

尚、塗料は自宅で作って来るので、徒歩通勤だと一回に4本(容器が30グラムくらいなので合計で1キロくらい)が限界といったところで、何日かに別けて搬入しています。

ラベルは取り敢えず区別がつくように貼ってあるだけなので、後日ちゃんとした物に張り替えます。

あと12色に加えて入れるのがこちらの「白」の原色で、これを使えば既存の色をさらにパステル調に調整が可能!、と言う事になります(ただし彩度が落ちる色もあるのでそこは注意が必要ですが)。

価格はネットで販売されている国産塗料を参考にしますので、GUNさんがいつも使っている塗料とさほど変わらない金額でご提供出来るようにする予定です。