「第22回岡本太郎現代芸術賞」展行き①

 週末は登山に行く予定だったのですが、前日から降り続いていた雨でそちらは中止に、代わりにこの時期毎年恒例の、川崎市岡本太郎美術館に行って来ました。

第二十二回岡本太郎現代芸術賞展です。

受付で頂いたパンフレットによると、「時代に先駆けて、たえず新たな挑戦を続けてきた岡本太郎。岡本太郎芸術賞展は、岡本の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰するべく設立されました。今年で22回目をむかえる本賞では、416点の応募があり、創造性あふれる25名(組)の作家が入選をはたしました。21世紀における芸術の新しい可能性を探る、意欲的な作品をご覧ください」との事です。

着いたのは開館直後の9:30くらいで、しかも雨の為だったからか辺りには誰も居ませんでした・・・(まあいつもの事なのですが)。

 私的に好きなのが、企画展会場に入って直ぐ左側となるこのスペースで、今回はこちらの武内カズノリ氏の「こちふかば(ボッチ・川崎にて)」が展示されていました。

過去の企画展ではモフモフした霊柩車?や、ホワイトパールのオオサンショウウオが居たところで、まだ心の準備が出来ていないと言う事もあってテンションが上がりまくります(笑)。

尚、企画展は撮影OKとなってます。

 こちらは國久真有氏の「BPM」なる作品で、

どの作品も曲線で描かれているのを不思議に思っていたのですが、この後ご本人がいらっしゃって、実際に描くその姿を見て納得出来ました。詳しくは後日紹介しますね。

 実演があるとは思っていなかったので、てっきりこの靴も作品の一つかと思っていました(笑)。

 人の仕事場を見るのが好きなので、こういうやりっ放し感がまさにツボです。

その後先に進むと、こちらのイガわ淑惠氏の「民主主義キョウセイマシーン」があります。名前からしてもう大好きな感じで(笑)。

実際に体験も出来るらしく、アーティストご本人も開館直後から待機されていました。

 選挙看板っぽいポスターもツッコミどころ満載です(笑)。

この辺も案内動画も私的に凄いツボでした(笑)。

この作品は足元がランニングマシーンみたいになっていて、目の前のモニターに質問が出て来るのですが、身体を動かしているので頭で考えている暇がなく、直感的に答えて投票していくしかない!みたいな感じになっているようです。下に本物そっくりの投票用紙と鉛筆があって、上の投票口に入れるようです。金属感と無機質なモニター&タッチパネルが凄く良かったです(笑)。

 そしてこちらは本堀雄二氏作の薬師三尊と十二神将で、

 何と段ボールで出来ています!

 段ボールで出来た作品は今までも何度か見ましたが、

 こういったカチっとした作品は私的に好みなので、こちらも非常にツボにはまりました。

作品名が「捨てる紙あれば、拾う神あり」 になっていて(笑)、

まさに廃棄される段ボールを使って作られた作品なのだそうです。これは面白いですね!

他にもまだ画像があるので何回かに分けて紹介します。多分3回になるのではと。

頚椎症

いよいよ腕の痛みが尋常では無い状態になってしまったので、整形外科に行って先生に診て貰うと、どうやら頸椎のヘルニアだろうと言う事です。以前患った腰痛の時に、腰とは関係無い下肢の痛みに悩まされましたが、まさかそれが今回首で起きていたとは・・・。

予兆は既に2年以上前からあって、自転車に乗った時の前傾姿勢が辛くて通勤を徒歩に変えたのですが、多分その時から既に頸椎の隙間が狭くなっていて、椎間板が圧迫されて神経を刺激していたのだと思います。現状はもう骨の形が変わってしまっているのでどうしようも無いとの事ですが、神経の痛みを和らげる薬があると言う事で、それで経過を見る事にしています。

ただ幸いにして仕事は今まで通りに出来ているので、首に負担のある事は避けつつ、今の状態を維持していければと思っています。

しかし艶々仕様のヘッドカバーはサフェ研ぎ作業が地獄過ぎるので、ああいった作業は今度はお断りするしかなさそうですね(既に一個お預りしてしまっているのでそれはやるしか無いのですが・・・恐)。

 

木端材入荷

 ネットオークションで木材の端材を購入しました。長さ40cmくらいの物を120本くらいです。

 手前がウォールナット、奥が楢(ナラ)です。いつもDIYで使うようなパイン材とかでは無く、今回はちゃんとした物が欲しかったんですよね。端材と言っても4面プレーナー済みの状態で、このままでも十分美しく、つい頬ずりしてしまいそうです。

 用途としては例の塗装した色相環の背板で、こんな感じで壁時計にしたら、お洒落な美容院とか設計事務所とかに飾って貰えるかな~、と思いまして(勿論場末の塗装工場でも大丈夫だと思うのですが・・・)。

画像の色相環は壁時計用の、直径が250ミリの物です。

そしてこちらは立体色見本用の物で、3種類ある内の真ん中のサイズ(確か直径400ミリくらい)となります。色は同じ色相環で、クリアーを艶消し仕様にしています。室内の白い壁なら艶消しの方が落ち着きますし、楢の色も明るくて爽やかなのがとても良い感じです。どれもゴミ端材から出来ているとは思えないかと。

ただこのままだと背板がノッペリしてつまらないので、各板の高さを変えて立体感を出そうと思います。真ん中にはハンティングトロフィーを配したいですね(壊)。

色相環壁時計 制作④

以前より作業を進行している色相環12色を使った壁時計の制作です。

先日紹介した色相環キーホルダーと同様、12色の塗装が終わったので、それぞれを仮組みしてみる事にしました。画像に映るのは直径200ミリの小さい方ですね。

 MDF板をレーザーでカットして作製したジグに塗装した色板を嵌め、

冶具を外すと各色板がピッタリの位置に配置できます。本番では接着にしますが、現状いはまだ試作なので取り敢えず確認だけになります。

 そしてこちらは大きい方の250ミリです。

背板も250ミリに揃えていた物があるのですが、色板と同じ径にするよりも敢えて一回り小さくした方が格好良いですね。

後は中央をどうするかなのですが、取り敢えずはPRO_Fitのロゴと、各色の参考にしたRGB値を入れていこうと思います。この辺はアクリル板を使ったレーザーカット&彫刻&塗装で行う予定なので、まだもう少し時間が掛かりそうです。あと針を何色に塗るかですかね。