トレース台改 切り絵の土台制作②

 前回に引き続き、前門の虎後門の狼・・・じゃなくて、恐怖の大王可愛い従兄弟が工場に遊びに来まして、彼が趣味(副業?)でやっている切り絵のトレース台作りを手伝いました。ナニワ金融道に出て来る債務者よろしく、もはや私にはこれから逃れる術がありません(苦)。

 今回の修行、じゃなくて作業では、光るトレース台の上にこの「海グラス」を敷き詰め、彼の作った切り絵を光らせよう!と言う作戦のようで、当工場は塗装とそれの付帯作業に対しての設備しか無いと言うのに、まるで人の話を聞いてくれません。まるで剛田武君のよう・・・(念の為ですがジャイアンの本名です)。

先ほどの茶色いのはオロナミンCとかビール瓶とかと思われ、こちらの綺麗なのはラムネとかワインボトルといった感じでしょうか。

彼曰く、「シーグラスは人工的に作ったもんじゃけん、これは全部海岸から拾ってきちょるから海グラスいうんよ!」との事で、どうやら前回「シーグラス」と書いたのが余程気に入らなかった模様です。私としてはどっちでもゴフッ!(もう消された感じで)。

 と言う訳で、先日アドヴァイスをして用意して頂いたエポキシ接着剤を使って(しかし結局足りずうちの在庫が枯渇する事に)、

 それぞれの海ガラスを配置しながら固定していきます。

ちなみにうっかり「足付け処理とプラスチックプライマーは!?」と言いそうになったのですが、接着剤の説明書にアクリル樹脂にもそのまま使えると書いてあったので、ここでは余計な事は言わないよう自分を殺しておく事にしました(しかしこれがアップロードされた後、私はいよいよ消されているかも知れません)。

 と言う訳で、エポキシ接着剤で固定した海ガラス(海グラス?)を硬化させている間に、今度はLEDトレース台が入る「枠」(箱)を作ります。

背板はうちにあった在庫のMDF板をレーザーでカットして作り、枠はやはりうちにあった在庫の楢材を使っています。これってもはや追い剥ぎゴフッ・・・・。

 表側には既製品の「額」を使い、それの透明フィルムの裏に、彼が作った切り絵を貼り付けています。そろそろ日付が変わる時間帯です。

そして遂に完成!と言う事なのですが、出来上がった物の画像はまだ掲載不可と言う事なので、取り敢えず詳細な情報は伏せつつ、それらしい画像を初回します。中々良いんじゃないでしょうか!

ちなみに今回はわざわざ土台から作りましたが、次回は標本用の箱とか、昔ながらの駄菓子屋さんに並ぶガラスケースなどを使えばもっと簡単に出来るのでは?と思った次第です。

完成画像掲載OKになったらそちらも紹介させて頂きますね。