BLACKRABBiTピアス作製

知り合いの塗装屋さん=GUNさんから頂いたデータを基に、アクリル板をレーザー加工機でカットしています。今月末に開催されるデザフェスで販売を予定しているピアスの素材です。

GUNさんについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければどうぞ。

マスキングシートを届けついでに

ピアスにするには金具を取り付ける必要があり、3ミリ厚のアクリル板でこれを行うのが結構難儀なんですよね。

上記画像は以前紹介したイモリ(トカゲ)のピアスです。

と言う訳でジャジャーンと!

今回も穴を開ける為のジグを作成しました。画像だと肝心なパーツが映っていませんが(1ミリの穴が開いた上側に装着されるパネル)、これを使えば真っ直ぐ穴を開けられるという代物です。

中にピアスの素材となるBLACKRABBiTを挟み込み、上の穴からドリルの刃を挿し込みます。

すると、横から飛び出さずに真っ直ぐの穴を開ける事が出来ました。素晴らしい・・・(惚)。

しかしながら塗装をするとなると、足付け処理も必要です。側面はさすがに大変なので、そこはガスプライマーを使って対応するとします。

色は以前塗装したイモリのピアス等を参考にします。

その他、見る角度で色が変わって見える光干渉型のパールも使ってみます。

シリコンオフで洗い流すように脱脂し、側面をガスプライマーで炙り、全体にプラスチックプライマーを塗布します。一般的にやられているようにスプレー糊のような密着剤を使えばすこぶる作業が楽になるのですが、長い間やっている事が体に染みついてしまい、なんだかんだ手が抜けません・・・。

と言う訳で本塗り完了です。予定以上に色々なレパートリーを作ってしまい、かなり時間を費やしてしまいました・・・。

こちらは先ほど紹介したイモリ(トカゲ)のピアスと同じ配色です。下色に粗目のシルバー(SATNDOX MIX598)を敷き、その上に青のキャンディーカラーを2種塗っています。

こちらは耳の部分を黒に、顔をキャンディーレッドに塗装しています。

こちらも以前塗装したイモリピアスと同様、淡いピンクの上に一部蛍光ピンクを重ねています。

こちらは垂れた仕様のBLACKRABBiTで、顔の部分をキャンディーレッド、耳とタレを黒にしています。

こちらもイモリのピアスで試した、ブガッティのティファニーブルーと、蛍光グリーンの組み合わせです。野菜みたいで可愛いです(笑)。

こちらはピンク+蛍光ピンクのタレバージョンとなります。

こちらも以前イモリのピアスで試した物と同じ配色で、キャンディーマゼンタの上に、一部キャンディーブルー(HOKバープル) を重ねて紫にしています。

可愛くてちょっと不気味なBLACKRABBiTにとても似合う感じです。

塗り過ぎたキャンディーカラーが垂れた感じが面白いかなと思います(実際はキャンディーカラーのベースコートで塗っているのでこんなに垂れる筈はないのですが。笑)。

余り面白味が無かったかな?と思ったブラック+キャンディーレッドでしたが、垂れた部分がまるで血みたいで、こういうのが好みの方には良いかも知れません。

ちなみにいずれも既に強制乾燥~完全硬化後の画像で、サイズの縮小以外は加工もしていません。

完成後の画像が面倒そうなので、このままデザフェスで販売しようかと思っています。GUNさんのBLACKRABBiTファンは大量に押し寄せると思われるので、これらの物も便乗して売れてくれればと思う次第です(笑)。