PRO_Fitオープンファクトリー

PRO_Fitでの塗装業務は主に工場一階で、それ以外の付帯作業=ジグの作成やマスキング・デカール等の制作やデスクワーク、壁時計の制作のような趣味的な業務については工場2階で行っています。ここは工場と言うよりかは「工房」って感じですかね。

その工房によく登場する人と言えば、こちらの社外記でも何度か紹介しているアートトイペインター(本業はデザイナー)のGUNさん(笑)で、比較的職場と家から近いという事もあり、仕事が終わってから遊びに来ていたりします。画像は趣味のバイクのパーツを塗装する前の下地処理としてサンドブラストを行っているところですね。

GUNさんについては以下の記事が判り易いかと思います。

マスキングシートを届けついでに

工場二階には趣味で使える工作機械があるので、

この日はアルミ素材をバンドソーでカットし、

それらをレーザーカットしたアクリル板に取り付け、

ネオン管風のLEDモールを嵌め込んで看板っぽい物を制作していたりもしました。

ただこれが予想以上に時間が掛かりそうで、このままだと今日中に帰れなさそう・・・!と思い、

急遽工場の近くに住んでいる3D原型師のくま3D-さんを呼びました(笑)。

くま3D-さんは、以前当工場2階の間借り一か月トライアルをされた方で、また前回参加したデザフェスの搬入を手伝って貰ったりもしています。

くま3D-さんについてはツイッターアカウントを見るのが判り易いかも知れません。公に出来ませんが、普通に市販されているフィギアの原型を担当していたりします。

この日は土曜日と言う事もあって(本来なら私は一応休日です)、比較的まったりしていた事もあり、夕方からはこんな感じで工作作業に勤しんでいました。

各個人が仕事が終わってからやりたい事や好きな事を、それぞれのプロが集まって手伝ったり助け合ったり出来る場所があったら良いな~!と昔から思っていましたが、この日はそれらしい事が出来たのがとても面白かったです。私がもっと元気なら朝までぶっ通しでやっていたい!と思うくらいでした(頚椎が潰れ気味なので今はしっかりした睡眠時間の確保が最重要事項なのでして…)。

その他、Twitterで知り合って、さらにデザフェスでわざわざ逢いに来てくれた自動車塗装屋さんが後日工場に遊びに来てくれたりもしていました!

情報過疎化が進む場末の工場としては、現役バリバリの塗装屋さんから新しい技術や材料などを教えて貰えるパイプが出来たのはとても有難く頼もしい限りです。愛知の塗装屋さんや町田の塗装屋さんももっと近くに居てくれていれば…。

その他以前当工場で行ったサーモスワークショップに参加してくれた(さらに後日塗装屋会にも参加してくれた)仙台の印刷屋さんも遊びに来てくれていました!

前回お逢いした時はまだコロナ禍で、当時売り上げは減ったとの事でしたが、その後業績がとても良くなったらしく、今回新たに購入した工場(!)に引っ越すとの事で、その中に設置する塗装ブースの設計の見直しの為に当工場の再確認しに来られたという訳です。

 ちなみに以前であれば、こういった訪問はワークショップや塗装屋会みたいな場合のみとしていましたが、その後東京都からの借り入れの返済が終わり、多少はゆっくり出来るようになったという事、またこの閉鎖的な環境を少しどうにかしなければ!と前々から思っていたので、多少無理をしてでもこういった事は積極的に対応するようにしました(念の為ですが、見積もり等の仕事上でのご来店は今まで通り受け付けていません。それをしてしまうと御依頼頂く方々に不平等が発生してしまうからですね。何卒御理解頂けますようお願い申し上げます)。

来週も京都からピアノを専門で塗装している方が来られる予定で、そんな感じで今の極狭い人間関係を今後は少しずつ広げていければと思っています。

折角アクセスの良い東京で工場をやっているのですから、いずれ「毎週土曜の午後はオープンファクトリー」みたいな感じに出来ると良いですね!