40W型LED照明

 先日amazonで購入した40W型タイプのLED蛍光灯です。長さは120cmで、蛍光管では一番メジャーなタイプになると思います。10本で¥11,000でした。

 メーカーについては特に気にしていなくて、選んだ基準としてはamazonでのレビューが高評価だった事、PL保険に加入している事、

 そして乳白色のカバーが付いている事くらいでした。カバーは透明な方が明るそうですが、長時間となると目が疲れてしまいそうだったので光が拡散し易い乳白色にしたかったのです。

消費電力は一本18Wで、色温度は自然光に近い6000ケルビンです。蛍光灯で言うと黄色味のある昼白色(5000ケルビン)の物と青味の強い昼光色(6500ケルビン)との中間といった感じでしょうか。

一般的な事務所などで使われる蛍光灯は昼白色が多いと思うので、それをニュートラルと考えると今回の6000ケルビンは少し青っぽく感じるかも知れませんが、私的には昼白色の黄味が嫌いなので(見る物が色褪せたように見えるので…)これくらいの純白っぽい方が好みです。

 そして取り付けですが、グロー型(薬莢みたいなのを着けるタイプ)であればそれを外せばそのままポン付けで使えるのですが、ラピットスタート型の器具だとそのままでは使えないので(点いたとしても危ないらしいです)、配線を直結にする作業が必要となります。

ただ直接着けられるグロー型でも安定期を残したままだとそこで電気が食われてしまう為、省エネを考えるならやはり直結にするのが理想だと思います。どちらにしても私的には使わない物が残っているのは気持ち悪いので(無意味に重たいですし・・・)、安定器はさっさと外してしまいました。

そして肝心の明るさはと言うと、

 こちらは元々の蛍光灯で、黄色味のある昼白色のタイプです。

 こちらが今回取り替えたLEDで、先ほどのと比べると青味があるのが判ると思います。塗装屋的な見解では微妙にバイオレット感も出ているように見受けられます。

それぞれ消費電力としては、最初の蛍光灯が安定器が消費する分も含めると1ユニット100ワット程で、今回のLEDが36ワットです。実に3分の1に!

ただ明るさはと言うと、正直元の蛍光灯に比べると暗いです。先ほどの二枚を比べると判りますが、上側に行く光が無いので反射して周りに広がる明るさが圧倒的に足りない感じです。当工場の場合は比較的密にあるのでこれくらいなら問題無いですが、ユニット数が少ない場合ではいきなり全部を交換では無く、様子を見ながらの方が良いかも知れません。特に明るさが必要な繊細な作業を行う場所ではショックを受けると思います。

ちなみに当工場の二階でも多く使っているのはインバーター式の蛍光灯、いわゆる「Hf蛍光灯」で、LED程では無いですが従来のスタータ形・ラピッドスタート形蛍光灯より消費電力を抑えつつとても明るい!と言う優れものです。

お金に糸目をつけないならこのHfに三波長蛍光管の組み合わせが最強だと思っていて(塗装作業場には)、ただ器機自体が高いので、私の場合は中の安定器だけを買って交換して使っています。以下の記事にその辺が紹介されていますので宜しければご参考にどうぞ。

テストカットやら工場整備

今回のLED化で、夜間は常に付けっ放しの蛍光灯3ユニット=合計300ワット程が108ワットになりますから、長く見るとこれの効果は大きいと思います。

実はもっと早くにも一部はLED化していたのですが、意外と目が疲れる事、あとこの直結仕様はもう少し違うタイプのが出るんじゃ・・・と思って待っていたのですが、結局その後もこのスタイルが変わらないのでまとめて購入した次第です。

アフリエイトではありませんが、他の似たような物に比べると評価が良かったので一応紹介しておきますね。それにしてもタイトル長過ぎませんか(笑)↓

led蛍光灯 40w形 直管 蛍光灯 led 蛍光管 グロー式工事不要 昼光色 120cm 1198mm G13 t8 PL保険加入 40W型 2000lm【10本入り】 (40W形)

費用は私が最初に買った3年くらいに前に比べると、今回の120cmタイプ一本当たりの金額は¥2,500→¥1,100となっているので大分買い易くはなっています。この短期間で本当に安くなりましたよね。

自作塗装ブース塗装ブースに使っている照明の蛍光灯は、上がラピットスタートの昼光色で、壁はHfの三波長(2本だけ違う)を使っています。

40Wの蛍光管を42本使っているので、これを全部LEDに替えれば1000ワット以上消費電力を抑えられ、またLEDは虫が寄って来ない(見えない)波長なので、これからブース等を作成しようと思っている方は最初からLEDにするのも手かも知れません。しかし私は様子見で(笑)。

工場床塗装

 お盆休みを利用して、工場一階の床を塗り直していました。今回はそんなに汚れてはいなかったのですが、作業を止められるのはこういった連休しかないので、やれる時にやっておかないと、と言う感じです。中央より右側が塗装前、左側から真ん中くらいまでが塗り終わっている所です。

工場床塗装

上の記事は一年前くらいに床を塗り直した時で、この時比較的下地をしっかりやっておいたお陰か、今回は塗装が剥がれている箇所は殆ど無く比較的作業は楽に出来ました。と言うか馬鹿みたいにスチームを至近距離から当てても余り意味が無い(それ以上綺麗にはならない)と言うのを理解したので、それのせいもあると思います(苦笑)。

使ったのはいつものエポキシ塗料で、今回は撮影し忘れたので以前の画像で。プライマーは1:1、トップコートは5:1にシンナーを5%くらい入れています。

と言う訳で床塗り完了であります。やはりと言うか艶々は良いですね!先日アルミのドアに貼ったSTANDOXのステッカーも良いアクセントになっていて、少し高級感が出た気がします(笑)。

あとはうっかり在庫切れをしてしまった、壁に貼るビニールの到着を待つ事に(苦)。

カッティングプロッタ ゴムマット交換

先日、長年使ってきたディスクカッターの刃とカッターマットを交換したらすこぶる調子が良くなったので、

カッティングプロッターの方もメンテナンスをしてあげる事にしました。

 こちらがプロッターから外したカッター受け側の土台部分で、スチール製のプレートにゴムマットが貼ってあります。丁度同じ厚さの汎用ゴムマットがあったのでそちらに張り替える事にしました。

 元々着いていたゴムマットを見てみると、おぉぉ・・・。

今まで普通に切れていたので気にしていませんでしたが、どうやらかなり酷使し過ぎていた模様です。も、申し訳無い・・・。

 と言う訳で汎用ゴムマット(1ミリ)を同じサイズにカットし、プライマーを塗って両面テープを貼り付けます。

 元々着いていたゴムも両面テープで着いていたので、それを綺麗に剥がして新しく貼り直しました。位置も一応元通りにしていますが多分この辺はアバウトで大丈夫だと思います。

 と言う訳で元に戻しました。

 早速適当なデータを使ってテストカットをしてみると、

 おおお!(いや、いつもの通りなのですが。笑)。

ちなみに使いたかったのは大きいサイズで、ただその下に結構スペースが余っていたので小さいのも幾つか入れてみました。

しかしこうやって見るとカッティングシートの肌もかなり汚いですね。今まで気にしていませんでしたが、いつもの所で撮影してみると粗が良く判ります。

と言う訳で早速貼ってみました(!)。

以前からこのドアにステッカーを貼りたくて、ただいつもうっかり忘れてしまって壁面用の粘着剤をスプレーしてしまい、4年経ってようやく今回実現しました。この辺は無機質なので少しの色でも良く目立ちます。

辛くなった時にはこれを見て底力と言うかモティベーションを上げて貰おうかなぁ、と(笑)。

浄化装置メンテナンス

当工場の塗装ブースに使用している水洗式の排気浄化装置ですが、(画像は以前の物です)

フィルター無しでも塗装ミストや有機溶剤を分解してくれるという効果がある反面、弱点もあります。

この浄化装置、普通の塗装なら大丈夫なのですが、

結晶塗装は熱で硬化する焼き付け型タイプ(メラミン樹脂塗料)の為、常温だといつまでもベタベタとしてしまい、

 そのまま循環ポンプ内に入ってしまうと、

 中の回転フィンに塗料がくっ付いてモーターが動かなくなってしまうのです。

ちなみに排気ファンは問題無く動くので仕事(塗装)自体は出来なくは無いのですが、浄化装置が働いてくれないと塗料ミストや溶剤が直で外に出てしまうので、結構大変な事になってしまうのです。

その為、最初にこれが起きた時は販売店の人も呼んでと結構焦っていたのですが、今回は二度目だったので落ち着いて対処が出来ました。結晶塗装はしっかり焼き付ける必要がありますが、モーターの方が焼き付いたら洒落になりませんので(苦)。

まあサーマルリレーが効いてくれるので実際のところモーターが焼き付く事は無いのですが(笑)。