驚愕の事実が・・・

ironman4このサイズが4万円で買えるなら即買いしている所なのですが、残念ながらもう売っていないんです。工場の二階スペースにジャストフィットだったんですけどねぇ・・・。

それにしてもこの価格でどうやって採算が合うんだろうと?思っていたら、偶然これの製造工程の動画を見つけて、えええ?! ちょっと信じられない製造方法でした。

てっきりラジコンボディンのように透明なポリカーボネートの裏から塗装を施しているのかと思っていましたが、なるほどこういう造り方だったのですか・・・。まさか先に着色されている物とは思いもしませんでした。って言うかこれだけ伸ばしても最初の画像みたいに綺麗な色になるのにビックリです。ただ最初の画像のサイトには「※写真の色味は本品と多少異なる場合がございます。」とは記載されていますけどね(笑)。

うーん、次は目指せ家内制手真空成型、でしょうか・・・。

まずは10分の1モデル

ironman4先日工場に遊びに来た岡山の従兄弟の息子が大のアイアンマンファンで、PRO_Fitの二階工場ワークスペースをそんな雰囲気にしたいんだけど・・・と相談したところ、上記のような商品を紹介してくれました。

おおお!なんだこれえええ!?って感じでまさに私のツボだったのですが、案の定もう販売していないとか・・・orz。ネットで散々探しましたがやはりどこにも売っていなく、うーん、一体何やっていたんだ半年前の自分、って感じです・・・。

ironman6 (1 - 1)その後も諦めきれなく悶々とした日々を送っていて、結局いつもの通りもう自分で作る事にしました(笑)。

ただ同じ様な立体物はさすがに難しく、手っ取り早くそれらしいのが作れるとしたらやはりレーザー加工機ですから、これを使ってどうやってあれくらいインパクトのある物が作れるのかと色々考えてみました。そもそもレーザー加工機に入れられる材料のサイズは600×400なので、どうやってそれ以上の物を作れるか、ですからね(いやまあしかし2メートルは無いかな、と。笑)。

ironman と言う訳でこんな感じでカット&彫刻完了です。グリッド線は1センチ幅で、全体のサイズは横幅が10センチ、高さが20センチメートルです。これを10倍のサイズにすれば一つの升は10センチ四方になり、結果2メートルのアイアンマンアクリルパネルが出来上がる!と言う算段です。この方法なら8メートルでもいけますね(危)。

ironman1しかもグリッド線を入れた事によって、これならカットした物同士を後から接着しても継ぎ目が判りませんから、例えば10cm×10cmのパネルを200枚に分けて作る事も可能ですし、うちの加工機でカット出来る最大サイズの一辺が40cmのパネルにすれば、それを200枚張り合わせて高さ8メートルにする事も可能って事です。丁度作業している途中に誤って足部分が割れてしまいましたが、これも接着してくっつければ割れたなんて判らないですからね。

ironman2 そして何よりもアクリル板全面にカット目が入った事で光を当てた時のアピール感が全然違うと思います。設計図と言うかトロンみたいで断然格好良いですよね。

さらに周りをCチャンネルで囲い、その隙間にLEDモールを挟んで光らせてみると・・・。

ironman3溝が彫れているところが光って、グリッド線が無い時よりもかなり派手になりますよね。この状態では二辺だけ光らせていますが、こんな感じでぐるっと一周させればサイズが大きくなっても何とかなるのでは、と思います。LEDをもっと強いタイプにするとかRGBで色々な色に変化させたりするとより楽しいかもですね。

まあいきなり2メートルはアレなので、少しずつサイズアップしていって楽しめればと思う次第です。色を塗ったのと重ねたりしても楽しそうですしね(って、全くそんな事をやってる時間は無いのですが・・・)。

軽めのワークショップ風に

hobby岡山に住んでいる従兄弟の長男が、夏休みを利用して東京に遊びに来ると言うので、折角ですから当工場に遊びに来ないかと誘ってみました。以前こちらで紹介したアイアンマンのフィギアをプレゼントしてあげた子ですね。

ironman (1 - 1)-4彼が相当のアイアンマンファンなのは事前に判っていましたから、数日前からPRO_Fit二階工場の一部を彼仕様に変更しておきまして(笑)、その甲斐あって大分楽しんで貰えたようです。

しかしそれにしてもさすが血が繋がっていると言うか何と言うか、今彼が最も嵌っている事がコスプレ用の衣装の製作なんだそうで(笑!)、現在は学園祭の催し用にアイアンマンのボディを3体作る計画が進行中との事です。来年は仮面ライダーの衣装を作ってコミケに参戦するとの事ですから、並みの高校生じゃ無いというか凄く羨ましい限りです。私ももう少し若ければ・・・(もう少しどころじゃないですか。笑)。

ironman (1 - 1)-2と言う訳で、余り時間は無かったのですが折角ですから先ほどのデータとレーザー加工機を使ってアイアンマンのアクリルプレートを作製してあげました。一応穴を開けておいたのでそこに紐を通せばキーホルダーになると思います。

それにしても単なる端材が目の前でこんな風になる訳ですから興奮しない訳が無く(笑)、終始「鼻血が出ちゃいますよ~!」って言う程楽しんで貰えたようで本当に何よりでした。

次に彼が来るまでにこれを実寸大で飾れるようにしておいて、大人と子供の力の差というか(笑)、彼が一日も早く大人になりたいと思って貰えるように尽力したいと思います。パーツ毎に切り出していけばそんなに難しく無いですからね。フフフフフ!(病)。