東京マルテー祭2019

 前回GUNさんと行ったマルテー祭ですが、今度は幕張メッセで行われると言う事で、オートサプライヤーさんからチラシと招待券を頂きました。

 スプレーガンが1万円!?とか驚きましたが、限定一丁とか、転売ヤーじゃないと無理ですって(笑)。

塗装ブースは外観が白とか赤とか青が一般的ですが、いつの間にかステンレス仕様なんかも出ていたんですね。これも随分とお安いです。

 また最近は照明が最初からLED仕様になっているのが一般的なようです。ブース内の照明は数が半端なく、一度回り出すと(塗り始めると)点けっぱなしになりますから、電気代の事を考えるとこの方が良いでしょうね。虫も寄って来ないでしょうし(蛍光灯は特に虫が寄って来ますので)。

 当店も最初はこのイオンシャワーブースを導入しようと思っていたのですが、工場の天井高が低くて駄目でした。ちなみにですが、当店の排気浄化装置はそれだけでこの金額を超えます(なので自作のブースが決して安く済んでいると言う訳では無いのです)。

 こちらは塗装ブースに見えますが調色をする為のだけの物でして、間口は広いのですが奥行きは無く、ただ外板は本ブースと同様の断熱パネルを使っているので、見た目がとても格好良いと言う(笑)。

 今回は会場が広いのでフレーム修正機なども展示されるみたいです。昔は海外製がメインだったのでとても高価でしたが、この辺も随分とリーズナブルになりましたよね。

 ただ赤外線ヒーターでは未だここまでの金額の物が!

16500Wのヒーターって、うちの工場で使ったらブレーカーが一発で飛んでしまいますよ(恐)。

 他に小さい機器としては、2液混合の発泡ウレタンはカートリッジタイプでは無く、箱から直接ホースで引っ張るような物もあるようです。確かに良く使う現場ではいちいちカートリッジを交換する方が手間ですからこれは便利そうですね。

 うちの場合だとこの辺の接着剤とかの方が興味深々ですかね~。

イオンシャワーガンは既に使っていますが、見た目からして断然こっちの方が欲しかった・・・(笑)。

ちなみに今回のマルテー祭には行くつもりがなく、代わりに5月に行われるオートサービスショ―2019には行く予定です。

そっちの方が自動車寄りなので、うちのような場末の小物塗装屋には不向きな気がしないでもないのですが、何かしら新しい発見があるのでは!と思っていたりします。

東京マルテーフェア2018行き

 先日紹介しておりました、東京流通センターで開催のマルテーフェアに行ってきました。大塚刷毛さんが主催の、自動車補修&工業塗装向け製品を紹介する催しです。

画像はスプレーガンでは有名なデビルビスさんのブースで、他にIWATAや明治さんなども出店されていました。

 テープ系のメーカーさんも数多く出ていて、それにしても一つのメーカーだけでもかなりの種類のマスキングテープを出しているので、正直選ぶのが難しいです。私は和紙タイプのマスキングテープは全て3Mになってしまいました(水研ぎに弱い点がありますが今はもう水を使わないので)。

画像は、PP製のラインテープではいつもお世話になっているニチバンさんで、新しい和紙タイプのテープは横方向の切れ味が良くなったとか、車の塗装屋じゃないと判らないようなマニアックな話をしていました(車の塗装屋はマスキングテープをハサミで切ったりはせず、素手でスピーディー且つ綺麗にカットする必要があって、多分普通の方が聞いても意味不明な内容だったと思います)。

お話を聞いた後、サンプルとして50ミリ幅のマスキングテープを頂いてしまいました。

 こちらはキムタオルとかで有名な日本製紙クレシア株式会社さんのブースで、塗装業界で使う物としては脱脂や清掃の際に使う使い捨てウェスだけかと思いきや、ニトリルグローブや防塵マスクなども販売していました。

当店ではキムワイプとキムテックスの2製品を使っていて、今回サンプルとして丈夫な使い捨てのウェスのワイプオールや防塵マスクなども大量に頂いてしまいました。

ワイプオールは使っていませんが、動画を見る限りではなんだか随分と頼もしそうです。↓

 こちらは私も多く愛用しているスプレーガンやコンプレッサーなどを扱うIWATAさんのブースで、私は仕事でエアーブラシは殆ど使いませんが、今回一緒に行ったGUNさんはこちらがメインなので、何故最近いきなり値上がりしたのかなど色々と話し込んでいました。ちなみにアメリカと値段を合わせる為なのだそうです(苦)。

 他には、塗装屋さんには永遠のテーマであるメッキ調塗装などの実演などもやっていて、私はこれ系の塗装はかなり前に封印しているのですが、マイクなど限定して使うなら良いかも・・・なんて思っていたりしています。懲りずに(苦笑)。

こちらはコーティング剤を扱うメーカーさんのブースで、実はかなり前から塗装した物に施工するコーティング剤を色々探していたのですが、今回メーカーの人と直接お話をする事が出来たので、早速後日こちらの製品を導入してみようかと思います。「ワックス」と言う概念はもう全く無く、樹脂を塗り込むような感じでした(実際固まったそれは樹脂でした・・・)。

会場自体はそんなに大きくは無く、取り敢えず今回「これは!」と思う製品のパンフレットは貰って来ているので、もう一度検討して後日オートサプライヤーに注文しようと思います。一緒に行ったGUNさんはマスキングテープを特注サイズで買いたいとの事だったので、私も便乗してみようと思います。

今回開催された東京流通センターは工場からも比較的近いと言う事で自転車で行く事が出来たのと、一緒に行って楽しんでくれる人が居たと言う事で久しぶりにこういった催しに行ってみました。

一緒に行ったGUNさんも色々と収穫があったようなので、面白そうな催しがあったらまたお誘いしてみようかと思います。

東京マルテーフェア2018

 自動車車体整備(板金塗装)の業界では、新製品の工具などを紹介する催しが結構あって、いつもお世話になっているオートサプライヤーさんからはこういったチケットやお誘いなどを頂いていたりします。

ただ今の小物塗装屋になってからはこの辺の事に殆ど興味が無く、ここ10年以上は行っていなかった気が・・・。

 しかしながら今回は工場から比較的近場の、平和島は東京流通センターで開催されると言う事もあって、試しに先日のワークショップにも来られたアートトイペインターのGUNさんを誘ってみると、なんと行ってみたい(!?)と言う事で、今回超久しぶりに参加してみようと思った次第です。

 紹介されるのは新製品もあれば在庫処分品みたいなのもあって、ただ元々がプロ用の物ですから特別安いという訳ではありません。ただプロ用の工具はとにかく丈夫ですし、もし壊れたとしても最後までメーカーはフォローをしてくれ、また部品単品で取り寄せが可能なので自分で修理と言う事も可能です。電動ポリッシャーのスイッチ一つでさえ普通に買えます(よく壊しました・・・)。

 マスキングテープ一つとっても塗装屋にとっては凄く拘りがあったりして(味がどうとか訳の判らない人も居ます)、ただそうなると一つの製品に固着してしまいがちですから、こういった機会は良いのかも知れません。また、車や電車に乗ってまで・・・と言うのがここ最近の流れだったのですが、今回は自転車で行けるところでやってくれたのが有難かったのです(しかしこの猛暑で本当に大丈夫なのかと少々不安でもあるのですが・・・)。

 私的に興味があるのはこの辺で、とにかくゴミは一つでも減らしたい!と言うのが永遠のテーマですから(病)、何か良い製品が無いか楽しみです。

 一緒に行く予定のGUNさんは、自宅に業務用の乾燥炉や調色ブースを持っていたりする猛者で、しかも最近コンプレッサーやエアータンクまで取り揃えていたりするので、きっとこの辺に興味があるのでは?と思っています。

 この辺は完全に業務用の機器ですが、これは今すぐ買った方が良い!と言うような値段の物も出ています。お金なんて借りれば良いんです(私はまだローンが・・・)。

 車の内装用塗料なども売っていたりするので、これをセットで買って講習(多分無料)も受ければ、そのまま独立出来るんじゃ・・・(なんて簡単な事では無いとは思いますが、副業的な感じなら十分かと)。

一人だったら微妙かと思っていましたが、今回は(何故か)プロ用工具に興味のあるGUNさんが一緒に行ってくれるので、隣で材料の説明をするだけでも面白いかも知れません。

一応カメラは持っていく予定ですが、如何せんSIGMAのDP2Mでは室内の撮影は絶望的ですから(そう言うカメラです)、上手く紹介出来るか判りませんが、後日報告が出来ればと思います。そのままGUNさんが独立起業しちゃったりしたら面白いんですけどね~(まるで他人事のように。笑)。