板ゴム&厚手両面テープカット

today133先日は両面テープをCO2レーザー加工機でカットした内容を紹介しましたが、それ以外の方法で、とても切り難い厚手の両面テープやゴム板などを綺麗にカットする方法を紹介したいと思います。と言うか今回はこれも普通に仕事なのですが(笑)。

today14こちらは先日本塗りを終えていたホンダトゥデイ用の後付社外品アウターハンドルカバーで、塗装前の状態です。素材はステンレスで、純正のドアノブに貼り付けるような部品となります。

このステンレスの板が薄い為、ドアを開ける時にエッジで手を切ってしまう恐れがあるので、端の方には最初から黒いテープが貼ってあります。PL法だか何だかで引っ掛かったのか判りませんが、何にしてもやっつけ感が凄いです。

today140剥がしてみるとまさに単なるテープで、今回は塗装後にこれの代わりになる物をご相談されていました。

today134と言う事で今回の対応方法としては、純正のアウターハンドルとカバーとの間にある隙間にヘリよりも高いゴムを貼り、鋭いエッジに直接指が当たらないようにしようという作戦です。それなら表側にゴムが出てこないので見た目もスッキリしますしね。

today141という訳でジャジャーンと!

って、普通のローリングカッターです(笑)。

today135 ローリングカッターは普通のカッターと違い対象物を引っ張らずに切る事が出来るので、今回のような厚手の両面テープやゴムなどを綺麗にカットする事が出来ます。と言っても直線に限りますけどね。

today136 普通こういうのをカッターで切ろうとすると断面がガタガタになったり斜めになってしまったりしますが、ローリングカッターならとても簡単に綺麗に切る事が出来ます。

today137 こちらはカットした断面で、板ゴムに両面テープが貼ってあるのが判ると思います。普通のカッターでこんなに綺麗に切ろうとするのは結構難しいですよね。

today138 今回はとりあえず適当な幅にカットした物を4本用意しておきました。後はオーナー様が実際に車体に合わせてみて、必要な分をカットして使って頂ければと思います。

today139余った物を仮で貼ってみました。ゴムは硬いので、これならエッジに指が当たる事は無いと思います。

後ほど両面テープも貼って、後日日記の方で完成画像も紹介しますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

todayエンブレム用両面テープ作成

today120先日本塗りを終えているホンダトゥデイ用の立体エンブレムです。オーナー様のご要望により、純正のシールを基に3ミリ厚のアクリル板を加工してオリジナルのエンブレムを作成して艶消しブラックの塗装を施しました。

しかしこのままでは市販品のエンブレムのように車体に貼ったり出来ないので、最後の仕上げとしてエンブレムの裏側に両面テープを貼り付けます。

ただ車の板金塗装屋さんなら判ると思いますが、実はこれが一番大変な作業だったりでして・・・(まあ普通ここには拘りませんが)。

today122と言う訳で、ジャジャーンと!今回色々調べて探し出したアクリル両面テープです。と言ってもいつもの普通の3Mのなのですが(笑)。

いや、でもこんな色のパッケージは見た事が無いのでちょっと期待しています。

today132両面テープ用のデータも新たに作りました。エンブレムよりも一回り小さくして、貼った時に隙間から両面テープが目立たないようにします。これをまともにやろうとすると凄く大変ですよね(と言うか普通は無理です)。

today123 作成したデータを基に、レーザー加工機で切り出します。台紙にはテープがくっつかない剥離紙を敷いてます。

today124こんな感じで切り出しました。

ちなみに普段使っている両面テープはブチル系で、これをレーザーで焼き切ると断面が焦げてしまい煤が付いてしまうのです。結局それの掃除が大変だったので余り効率は良く無いな・・・、と思っていました。

today125今回用意したアクリル系の両面テープはその点断面がとても綺麗に仕上がり、焦げると言うよりは「溶ける」といった感じです。もう本当に素晴らしく、諦めないで良かったです。

ちなみに普通こういうのは専用の裁断機(恐らくは超音波カッターを使った業務用のカッティングプロッター)で切ると思うのですが、多分数百万円とかしてどうやっても元が取れないので買えません。なので何とかしてレーザー加工機を利用して切れるようにしたかったんですよね。

today126 カットした両面テープを塗装したエンブレムに貼っていきます。ただ意外にこれが結構大変でした・・・。

today127 そしてそれぞれバラバラになったエンブレムを元の形にまとまるようにします。さすがにあのままではオーナー様も困ってしまいますしね。

これに利用するのはカッティングプロッターでカットしたマスキングシートで、切り抜いた部分にそれぞれのエンブレムを貼っていけば元の位置にピッタリ収まるという算段です。何よりこれならワンタッチで台紙が剥がせるので、これはもうまるで純正品のよう!みたいな感じですよね。

today128 両面テープの台紙を剥がしてみるとテープがエンブレムより少し内側になっているのが判ると思います。たったこれだけの事なのですが、一点物でここまでの事が出来るなんて夢のような事なんですよ。

today129 こんな感じで抜いた部分にエンブレムを貼っていきます。今回これだけが楽しい作業だったかも知れません(笑)。

today130 余分を剥がして遂に完成です。思っていたよりも5倍くらい大変でした・・・。

today131ちなみに車体に貼り付ける場合は透明なアプリケーションシート(転写シート)を貼って下の台紙を剥がし、貼りたい位置に合わせて一度に貼り付けます。アプリケーションシートも同封しておきますので使う直前にこれを使って下さい(または普通のマスキングテープでも大丈夫です。と言うか一度にやろうとすると脱落が怖いので私だったらそうします)。

アウターハンドルカバーの方がそろそろ完成しますので、後日こちらもそれと一緒に紹介しますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

D Power!!

tofu (1 - 1)少し前までは毎日1合のシャリを持ってきて、フリカケや佃煮海苔などと一緒においしく食べていたのですが、工場二階に間借りしてくれているクリエイティブディレクターのK氏が「豆腐いいよ!」との事で私もそれを真似をしてみる事にしました。これが大体二か月前くらいの事です。

しかし当初はてっきり直ぐにお腹が減るだろうと思っていたのですが、実際に食べ続けてみるとなるほど!素晴らしく腹持ちが良く、しかも思った以上に飽きません。

と言うのも私が食べている豆腐はスーパーなどで売っている物では無く、工場の近くにある昔ながらの豆腐屋さんの物で、味は勿論ですが、安い豆腐とは中身が全然違うみたいですね。

tofu (1 - 1)-2スーパーで売っている豆腐にはかなり安い物もあって(35円とか…)、一体何が違うのかと思って少し豆腐の事について調べてみたら、同じ豆腐でも使っている大豆の量や添加物などによって大分値段が変わってくるらしいのです。凝固剤とかの添加物については全く知りませんでしたよ…。

ちなみに上の画像の「寄せ豆腐」は、普通の絹ごしに比べると少し高い物なのですが(安い牛丼くらいします)、豆腐本来のほのかな甘みを感じられる非常に美味しい一品です。生揚げ(厚揚げ)とか素のままで食べて美味しく感じるなんて、今まで全く無かったんですよ。

ちなみに私の食べ方としては、豆腐の上に納豆を乗せ、お好みでポン酢やドレッシングなどを掛けて食べてます。それにさらに味噌汁を加えて食べているので、毎日が大豆三昧=「D Power」(笑)といった感じです。

tofu (1 - 1)-3上の画像は工場二階に間借りしてくれているK氏で、何を血迷ったのか今日は挽肉と麻婆豆腐の元を買って来てガッツリ調理をしていました(笑)。私も寒い日は何度か麻婆豆腐の元で食べていますが、まさか工場で生肉を焼くとは・・・(恐)

よくやるなぁと思いつつ、ちょっとうらやましかったです(笑)。

久々のサイクリング

tamagawa (1 - 1)-5明日は(と言うか今日)は降水確率が100%との事なので、今の内と言う事で夕方から少し自転車で走りに行く事にしました。コースは先日も使った川崎側の多摩川サイクリングロードです。通勤以外で自転車に乗るのは久しぶりです。

tamagawa (1 - 1)-6家を出る直前まではいつもの品川埠頭と考えていたのですが、先日久しぶりに走った神奈川県側のサイクリングコースが以前に比べて走り易く整備されていたので、国道を走るよりかはこっちの方が良さそうだと思った次第です。

ちなみに多摩川の上流、立川の方まで行くには世田谷通りのこの橋を渡って再び東京側から行くのが良いみたいですね。今日はこの先まで行って様子を見て戻って来ました。

tamagawa (1 - 1)-7 帰り道は東京側の多摩川サイクリングロードを走ったのですが、これが結構な間違いでかなりの区間で砂利道を走る事となりました・・・。

画像その道中にあったフィットネスクラブ施設の中にあるボルタリングの壁で、色が結構カラフルだったのでもう少し綺麗に撮影したかったです。

tamagawa (1 - 1)-8工場を今の場所に移転してからは二子多摩川周辺も全然来ていなかったので少し寄ってみました。ここはオープンの時にも来ていた二子多摩川公園のスターバックスです。勿論利用はした事がありませんが・・・。

tamagawa (1 - 1)-9そして帰りに寄ったのは、前回桜が咲いていた時にも訪れていた桜坂の橋です。

とても小さいのですが鮮やかな赤い色が印象的な橋で、その時は結構人が居たので近寄れませんでしたが、そう言えばと思い出したので最後に寄って渡ってみました。明るい内なら緑と赤との対比が面白そうなのでいつか早朝に来てみたいところです。

今回は多摩川サイクリングロードのその先のルートが判ったので、次はもう少し遠出をしてみようと思います。その前にもう少し早い時間に動かないと、なのですが(今回も19時出発でした・・・)。