秩父武甲山行き

先日の連休(日曜+建国記念日 )を利用して、埼玉県秩父まで行って来ました。

 目的はこちらの武甲山と、観光&温泉旅行です。相変わらず背中と首の痛みが酷く、何もしていないより歩いている方が楽と言う(苦笑)。

武甲山は友人からのお勧めで、自身これが初の(ハイキングでは無い)登山になります。ヤバいヤバい(テンションが上がり過ぎました。笑)。

初心者としては春まで待つべきだと思ったのですが、我慢出来なかったので今回は半ば無理やり観光と抱き合わせで行きました(笑)。

この日の前日(土曜日)には少し雪が降っていたようですが、幸いにして当日は朝から天気は良く、ただ一部凍っている場所もあったので事前に用意しておいた軽アイゼンが役に立ちました(と言うか無かったら無謀でしかないですね・・・)。

 と言う訳で到着です(笑)。途中結構撮影はしたのですが、生川一の鳥居からのルートだと余り変わり映えがしない風景だったので(杉林しか無かった気が…)、間の画はほぼカットとなってしまいまして・・・。

 武甲山の標高は1304メートルで、初心者向けの山と言う事もあってとても登り易かったです。ゴロ―の登山靴にもようやく足に慣れてきたという感じでした(しかし相変わらず重い気が・・・)。

ただ頂上はそれなりに寒く、まるで冷凍庫の中にいるかのよう(苦)。実際に計っていないので判らないのですが、ウェブサイトで見るとマイナス7℃くらいなのだそうです。どうりでおにぎりがカチカチ(笑)。

 と言う訳で早速下山です。暖かい飲み物でもあれば別でしたが(ありませんでした・・・)、止まっていると寒いので30分もせずに下山開始です。

尚、行きは西武秩父線の横瀬駅から来ましたが、帰りは西武鉄道の「浦山口駅」に行くので、別のルートで山を下ります。行きよりもこちらの方が景観が良く、木々の隙間から見える山々はまるで水墨画のようでした(ただ地面が凍っている箇所もあり、余り余裕がありませんでしたが・・・)。

 多分もう少しするとこのスギ花粉が猛威を振るうので、今の内に来ておいて正解だったのかな、と思っています。まあどこに居ても同じですか(苦笑)。

 途中にあった川では水が氷る程の寒さで、行きに登山道入り口まで送って頂いたタクシーの運転手さんに「今日が初めての登山なんですよ~」って言ったら凄く不安そうな顔をしていまして(笑)、もしかしたら初心者には不向きな季節だったのかもですね。道に迷って日が暮れてしまったら危なかったかもです(一応ライトは持って来ましたが、携帯の電波が届かないのに少し不安を感じました・・・)。

 と言う訳で浦山口駅に到着です。下りは汗は掻きませんでしたが、足の負担は帰りの方が大きかったです。ストックがあると良かったかもですね(鍼の先生が「登山はやはり手でしょう」と言うもんでそれに倣ってました・・・)。

ちなみにこの浦山口駅ですが、PASMOには対応しておらず(秩父鉄道を知っている方からしたら当然ですか)、しかも西武秩父駅行きの便はもう無いよ!との一言で一瞬ヒヤリとしましたが、途中の御花畑駅から西武秩父駅は歩いてすぐだったので問題ありませんでした。わざと驚かされたんですかね(笑)。

この日の行程としては、7:30に自宅を出発、西武池袋線特急を使って10:00くらいに横瀬駅到着、16:00くらいにはここ浦山口駅に着いた感じです。さすがに今までの鎌倉ハイキングに比べると疲れましたが(あと観光を含めた一泊なのでちょっと荷物が重かった気が…)、とても充実した一日となりました。

備忘録的に今回参考にさせて頂いたウェブサイトを記載しておきますね。


YAMAKEI武甲山登山ルート(地図あり)
西武鉄道で行く登山ガイド(地図あり)
【武甲山の登山コース|初心者から楽しめるおすすめ日帰りルートを解説】
横瀬駅から生川一の鳥居まではタクシー利用
0120-02-3633 秩父丸通タクシー
秩父の削られ続ける山 ~冬の武甲山登山②~(秩父の削られ続ける山 ~冬の武甲山登山②~)
埼玉県警登山届(事前にオンラインで登録)
武甲温泉(横瀬駅から徒歩10分)
西武秩父駅前温泉 祭の湯(西武秩父駅直!)
ホテルルートイン秩父(Yahooトラベルからの申し込みで大分お得になりました)
【秩父】武甲山 登山 ~ 単独登山デビュー、己との戦いに相応しい地への旅

以上、個人の方のブログなども参考にさせて頂いての今回の無事登頂~下山となりました。お礼申し上げます。

ちなみにですが、今回私が登った武甲山のある埼玉県は救助が(全国で唯一!?)有料になるそうでして、まあ無料だとしても自分の趣味で人様に迷惑を掛けるのはとても気が引けるので、事前に保険にも加入しておく事にしました。

といっても本格的な登山では無いので費用は全然高くはなく、私が入ったのはモンベルの「野外活動保険」で、ピッケルやアイゼンを使う本格的な登山には「山岳保険」なる物があるようですが、「「軽アイゼン」のみを装着するようなケースは山岳登はんには該当しません」との事なので、一番シンプルなC103プランを申し込みました。

【モンベル・アウトドア・チャレンジ】
http://hoken.montbell.jp/

怪我の治療費や携行品など余計な補償は一切つけず(この辺はまさに自業自得でしょう…)、救援者費用等補償のみ(限度額500万円)と割り切って、一年間で¥3,790でした。ただ他にも個人賠償責任保険や一応死亡保険などもついているようです。私の場合は壁を登る事はさすがに無いと思うのでこれで十分かと(笑)。

翌日は三十槌の氷柱(みそつちのつらら)を観に行ったりもしていて、そちらも画像があるので後日紹介しますね。
ちなみのこの日の一週間前にはまた(笑)鎌倉にも歩きに行っていて、こちらはこちらで雰囲気が良いので十分楽しめました。鎌倉はおいしいハンバーガー屋さんが多く、まあいつもの如く食べてばかりだったのですが(笑)。

色相環キーホルダー 試作完成

 先日最後の本塗りを終えていた色相環12色です。

全部出すと凄い量なので、取り敢えず一番小さいキーホルダーを作る分だけ出してみました。

 画像にある一番小さい扇型の物がキーホルダーに使う物です。

 固定はガムテープにそのまま貼っただけなので、フチがクリアーで埋まってしまっています。

 と言う訳で、カッターを使って12色を取り出しました。下に敷いているマットは1マス5ミリとなります。

 こちらは先日レーザーでカットしておいたアクリル板です。取り敢えず適当に艶消し黒で塗っておきました。

 土台はいつもの色見本キーホルダー用のプレートを使います。

 それぞれを所定の位置に嵌めていきます。

 こんな感じで完成です(後で押したらプレートはもう少し奥に入りました・・・)。

艶消し黒に塗ったプレートが2ミリ厚、色相環に塗装したアクリル片は3ミリ厚なので、表面に1ミリ飛び出るようになっています(なのでこの状態だとまだ全然出しが足りてません・・・)。

 色味が判り易いよう他の被塗物と並べてみました。上の画像のはGUNさんが塗ったマジョーラカラーのブラックラビットです。(GUNさんについてはこちらをどうぞ)。

 色が判り易いよう、どの画像もサイズの縮小以外は未加工としています(社外記で紹介する画像はPhotoshop Lightroomで編集加工する事がありますので念の為です)。

 下に敷いている大きいのは、今回のメインとなっている壁に飾る立体色相環色見本です。

どちらも単なる飾りでは無く、実際の塗装の色見本に使えるというのが味噌ですかね(ただしSTANDOXに限られますし、普通の人には全く必要が無い気が・・・)。

しかしやはりと言うかカラフルなのは見ているだけで楽しく、これをベースに色々派生させていきたいと思ってます。まずは壁時計ですかね~。

色相環色見本⑬ 本塗り

 先日の寒色系に続き、暖色系4種の本塗りが完了です。これでようやく色相環12色全部を塗りきりました!

久しぶりなので改めて紹介しますと、以下のような色相環を、壁に飾れる塗装の色見本として作ろう!と言う内容です。

今回はこれの10時~13時の4色となります。

赤は原色に少量のイエローを入れて作っていて、一般的な自補修ではちょっとあり得ない程の鮮やかな赤になっています。こんな色の車がその辺を走っていたら周りが迷惑ですかね(笑)。

 この厚みのあるのが壁に飾る色見本で、全色を組み合わせて環状にすると、全長は460ミリになります。耐候性が良いので看板代わりにする事も可能で、この色相環だけを掲げて「一体何屋?」みたいな感じに見せると面白いかもですね。

この辺の小さいのは壁時計にする物です。型は出来ているので早速近々試作機を作ってみようかと。

 ちなみに今回のオレンジには既存のオレンジ原色(MIX579)は使っていなく、その後発売された鮮やかなオレンジ(MIX815)にイエローを入れて作っています。従来のオレンジ原色は濁りがあるのでこういう色は出せないのですが、代わりに非常にコスト高になってしまうと言う・・・。

 また同時に艶消し仕様も塗りました。色(ベースコート)は同じで、クリアーを艶消し専用の物にしています。ただ余り一般受けはしないかもですが・・・。

ベアブリックもこれで12色揃いました。自宅または工場で飾る自分用の時計をこれで作ろうと思います。

うっかりしていたのがマイクで、その為に先日注型作業もしていたのに、すっかりそちらを塗るのを忘れていました・・・!

まあでもそっちの方は少し色を変えてみたい(褪色しても構わないと言う事で蛍光顔料を使いたい)と思っていたので、それはそれで良かったかもですかね。

と言う訳で取り敢えず色相環12色の塗装は全て終わったので、次はいよいよ立体色見本と壁時計、あとはキーホルダーの制作も行いたいと思います。

メルセデスベンツSL1/43ミニカー 分解

 先日塗装の仕事でお預りしておりましたメルセデスベンツSL1/43のミニカーです。このモデルのオブシディアンブラック色が無いとの事で塗装をご依頼頂きました。

 ミニカーが本業と言う訳では無いので、分解作業は仕事としてはお受付が出来なく、ですのでこちらの社外記での紹介となります。場合によっては取り返しの付かない事になる恐れがありますので、ご懸念の場合には予め分解をしておいて頂けますようお願い申し上げます(ちなみに今回は部品取りとしてもう一台御用意頂きました)。

 フロントガラスは下側がカシメになっているので、

 ドリルで頭を揉んで外し、

 フロントガラス(実際はポリスチレン樹脂)を傷付けないよう、マスキングテープを貼って外します。上部に接着剤が点付けされていました。

 基本的には全て接着剤で着いているので、まずボディ側をドライヤーで熱々に温め(60℃~80℃くらい)、

 先端が尖ったピンセットで外します。ボディはこれから塗るので傷ついても問題ありません。

 ヘッドライトなどもいやらしく接着剤が多用されています。

もし割れてしまったら、部品取り用のもう一台の方から、そちらはボディを削ってでも活かして取り外すようにします。化石の発掘みたいな感じですかね。

 窪みに嵌め込まれている部品を外すにはピックツールでは太すぎるので、主にピンセットを使います。先が曲がるのはこの際仕方ありません。

 フロントエンブレムはどうやら上からクリアーが塗られているような・・・(酷)。

 カッターにシリコンオフを塗り、クリアーごと切り離しました。

 リヤも・・・。

 裏側には銅が見えたので、ただのシルバーでは無くちゃんとメッキで作られています。このサイズだとALPSのドライプリンターでは解像度が足りなくドットが出てしまうので再現は難しいですかね。以前お願いしたドライレタリング屋さんでは果たして対応出来るかどうか・・・。

 テールランプは内側がシルバーに塗られているのでこちらも後で塗らないとです。

 フロントグリルも無事に外せました。ドライヤーを使うと樹脂も柔らかくなって割れ難くなるメリットがあります。実際の車の部品脱着でも冬は爪が折れやすいので最初に温めるのは基本ですよね(特にベンツバンパーモールに着くメッキモールは折れると3万円が飛ぶので痛かったです)。

 と言う訳で分解作業完了です。

 リヤのナンバーは先に艶消し黒を塗ってそこにSLの文字をプリントしてマスキングをして青を塗装、と言う工程のようですが、余り仕上りが綺麗では無いので(そしてインチキ臭いので)、そのまま何もしないか、または塗装後に艶消し黒のカッティングシートを貼っておこうと思います。

 幸いにして部品はどれも再利用可能です。

折角なのでそれらしく配置をして撮影してみました(笑)。

塗装するのはこちらのパーツで、ボディは下地から問題が出ているみたいなので、一旦剥離してプライマーから塗ってあげようと思います。

実作業(仕事)はまた大分先になると思いますが、進行次第今度は日記の方で紹介します。どうぞ今しばらくお待ちくださいませ!