雷雨のGW

  今日はGW真っ只中の祭日(振替休日)ですが、引き続き外出自粛要請が続いているので、そのまま普通に出勤して仕事をしていました。画像は隣の廃工場と当工場の隙間を通っている途中の野良です(しかしよく太っている・・・)。

今日は夕方から雨が降るとの事なので早めに帰るつもりだったのですが 、夜の部のレーザー加工機がついつい楽しくなってしまって、気が付いたら外は激しい雷雨に・・・(恐)。

 と言う事ですが、そもそも無傷で帰れるとは思っていなかったので、今日は防水のトレッキングシューズを履いて来ていて、

 リュックもレインカバーを被せ完全防備でいざ出発です!(って言うか家に帰るだけですが)。

  雨は降ったり止んだりで、街には人影が殆どありません。電車もほぼ無人と言う・・・。

 夜でも普段はジョギングや散歩をしている人たちが多い呑川沿いの道も誰も居ません。

ここまで人が居ない通勤路は初めてで、しかも数分おきに雷で空が明るくなるようなシチュエーションですから、リアルアドベンチャーゲームよろしくバイオハザードの世界に入ってしまったようです。これは楽しいかも・・・!(病)。

通勤ルートの一つとして、この池上本門寺を登って裏から出ていくと言うコースもあるのですが、この時は余りにも落雷の数が多かったので、広い境内を歩くのはさすがに命の危険を感じてやめておく事にしました。天誅(と言うゲーム)に出て来る邪教のゾンビみたいなのが出て来そうで怖かったですし(判りませんか。笑)。

 この時も撮影中に丁度雷が落ちたのですが、方向が悪かったのか雷紋は写せませんでした。

シャッタースピードを長めにすればそれだけ雷紋を写せる可能性は高いのですが、道端にしゃがんでいる姿はまさに通報案件なので、長くても6秒くらいに抑えています。

ちなみに上から二枚目の画像は工場の中からの撮影なのでそういった事は全く気にせず、シャッタースピードを30秒と長くしてその瞬間を捉え易くしています(全部で6枚撮った内の一枚です)。この時落雷の間隔が1分30秒~二分くらいだったので、それを計算しながらシャッターを押しました。

  普通の服装なら何かの罰ゲームかと思うような天候ですが、装備さえしっかりしていれば何かのイベントかと思うくらい楽しい通勤路でした。

本当はいつものように深夜の秋葉原とか自転車で行きたかったのですが、今はそう言う時期では無いですし、そもそもGW中は休みがありませんでしたので・・・(苦笑)。

2020GWの過ごし方

東京都はGWも相変わらず外出自粛要請が続いているので出かける事は出来ず、また仕事の方も色々溜まっているので、休日ではありますが普通に出勤して仕事をしていました。私の場合は通勤も職場でも人と接する機会がまず無いので、家でじっとしているよりは働いていた方がマシといった感じですかね。

画像はいつもの通勤途中にある呑川で、夫婦なのか仲間なのか、2羽のカワウがコンビネーションプレーよろしく小魚の群れを上手く挟み撃ちにして捕食しまくっていました。その光景はまさにリアルナショナルジオグラフィックで、一緒に水中に潜ってその光景を見れたら凄く面白いんだろうなぁ、と。

連休中に進めている仕事はこちらの製品群で、当店としては少々大きい被塗物ですが、重量自体は軽いのでお引き受けした案件です。納期的にはまだ先なので大丈夫なのですが、一旦作業を始めると他の仕事が出来なくなるので、この連休に集中して一気に作業を進めたという訳です。

しかしここまでの物を塗るのは今の小物塗装屋になって初めての事で、それなりに手間も時間も材料費も掛かっていますが、費用的には以前行ったポルシェのオールペンくらいの金額にはなっているので、商売としてはちゃんと成り立っています。

かなり前の事ですが、その時の画像を紹介しますね。

元々ここまでやるつもりは無かったのですが、実際に作業をしてみると塗膜が予想していた以上に劣化している事が判り、恐らくは紫外線によってプライマーとベースコートとの間で密着性が落ちてしまっていたので、モール上(側面から上)の塗膜はプライマー層まで全部剥がさないといけないという事になりました。

通常なら追加費用が発生するところですが、そういう所を見抜けなかった自分のせいという事もあり、こういう場合は後からの請求はし難いんですよね。判ります、判りますよ・・・。

こちらは本塗り後の画像で、先ほどの状態からいきなりこうなった訳では無く、途中にはいつものようにサフェ研ぎなどの下地処理を行っています。またボディの他にボンネットとリヤゲート、前後バンパーも塗っています。

保険作業ならかなりの金額になりますし、また追加作業が出ても保険会社(アジャスターさん)の許可が通れば追加分はしっかり貰えますが、実費作業となると中々そういう訳にはいきません。殆どの場合「自分がやりたいから勝手にやった」みたいな感じで対応していたと思います(まあそれは今も余り変わりませんが。笑)。

 

巷はコロナウイルスで大変な事になっていますが、当店の場合は私さえ感染しなければ営業に差支えは無いので、今後も馬車馬のようにいつも通り働いていこうと思います。

ただせめて連休らしく、何か面白い事をしたかった・・・(そういえば自転車のタイヤ交換しないとです)。

水中花風溶けウサギ

 仕事の付帯作業として作成しているGMCのセンターキャップですが、

 余ったレジンが勿体ないので、以前作ったGUNさん作TOROBBiTのシリコーン型で遊んでいたりしました。

ただGP=ガラスパウダーが入っているので白濁りが凄い・・・。

ちなみにこちらの溶けたウサギ「TOROBBiT」はアートトイぺインターのGUNさんから頂いた未塗装品の物を、許可を頂いてシリコーン型を作って個人的に楽しんでいる物です。

以前クリスタルレジンNEOと透明ポリエステル樹脂との比較で作っていたりしたのですが、前者の方はGUNさんに差し上げてしまったので、今回新たに作ってみようかと思った次第です。

ただ単に透明なのを作っても面白くないので・・・、

以前色見本ミニカーで試していた水中花風にしてみる事にしました。

 GPを混ぜる前のエポキシレジンを型に注ぎ、以前買って余っていたドライフラワー(?)を中に入れます。

 その後固まったので型から取り出しました。

クリスタルレジンNEOは可使時間が長いので、時間が経つと入れたドライフラワーが浮いて来てしまうのですが、何とか耳の根本の狭い部分で止まってくれました。ちゃんと位置を決めるのが難しいです。

 と言う訳で次はレジンを二回に分けて入れる事にしました。ドライフラワーも残り少なくなってきたので今回は寒色系にしています。

 最初の半分を一日目に、残りを二日目に分けました。

後日型から抜きました。

が!

二回に分けた方はなんだかイマイチで、むしろ一回でやった最初の方が良い感じです。顔の辺には花は入らない方が良さそうですね。

一応この後はクリアーを塗って透明感&艶を出しますが、多分出来た物はGUNさんに差し上げる事になると思うので(カエサルのものはカエサルに、と言う感じで)、時間があればもう一個自分用に作っておこうと思います。

GMCホイールキャップ作成

 先日に引き続き、走行中に飛んでいってしまったGMCのホイールセンターカバーの制作となります。純正品が入手出来れば良いのですが、世界中探しても見つからなかったとの事で、残っている部品を基にシリコーン樹脂で型を取り、エポキシレジンで複製しています。j

 今回はこれが3回目、トータルだと7個めくらいの注型となります(その内完成しているのは2個で、それも飛んで行ってしまったとの事でして・・・)。

 今回は注口を大きくして試したところ、その周りに残っていた気泡がかなり減らせました。

どの道気泡部分をエポキシ接着剤(3Mパネルボンド)で埋めるので、前回造った物もOKとしてこの2個で挑む事にしました。これでようやくスタートラインに立った感じです。

参考までに以前塗装して完成した画像を紹介させていただきます。

現在注型して作っている物がこうなります(これも同じ工程で作られています)。

今後の作業は仕事(本業)になるので、日記の方での紹介となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!