池上ウォーキング

以前車を塗っていた時の日曜日と言えば、一週間の疲れを少しでも回復させようと昼までダラダラと寝ていたような生活でしたが、腰を悪くして、さらに頚椎までおかしくなってからは夜更かしをしないように気を付けるようになって、休日でも大体いつも通りの時間に起きるようになりました。

また毎朝の徒歩も習慣になってしまったようなのでこちらもいつも通り、ただしこれは通勤では無く行き先を決めない近所のウォーキングとしています。着替えやiPad等を持つ必要が無いので背中のリュックは重く無く、物理的に体が軽やかなのが良いですね!

自宅から近くにある呑川は蒲田付近では水が濁っている事が多いですが、いつもの通勤路とは逆の上流の方に歩いていくと水の透明度は高く、そこに泳ぐ魚の姿はハッキリと見れます。ただ天敵からも見え易くなってしまうからか、いつものイナッコ(ボラの稚魚)が一か所に集まってギュウギュウになってしまっています。何だか世知辛い光景ですね・・・。

呑川を渡って池上方面に行くと日蓮宗の大本山となる池上本門寺があって、この近辺は比較的緑が多く、少し遠回りでも通勤途中に通ったり、休日に散歩をしに来るには丁度良い場所です。もっと人気が出ても良いと思うのですが、人が多く混むのは嫌なので今くらいが丁度良いですかね。

この日は天気が良かったので展望台からは富士山が望めます。得した気分になれますよね。お寺での参拝と言い、とてもコスパが良い休日です(笑)。

その周辺にも多くのお寺があって、ただ人が居ないとちょっと入り難い感じがするのですが、最近スタンプラリーを始めたのでそれを理由に寄り易くなりました。そちらはまたの機会に紹介したいと思います。

池上近辺で外食をする場合はこちらの連月さんを利用する事が多いです。

一階のテーブル席とは別に二階にはお座先の広間があって、量はちょっと少ないですが健康的な感じの日替わりプレートが私的に気に入っています。

あと今まで存在は知ってはいたのですが、全く近づく事が無かったこちらのごまのお店「いい友」さんに初めて入ってみました!

てっきり何かの怪しい健康食品のお店かと思っていたのですが(看板の「健康を食べましょう」という文言と、宗教的な看板のような配色が…)、Twitterでこのお店の事が流れていて「そこ知ってる!!」となって今回初めて訪ねた次第です。

衝撃を受けたのがこちらのごまおはぎで、こちら一つの商品で金ごま(粒あん)と黒ごま(こしあん)を2度楽しめる!という素晴らしい商品です。あんこもごまも大好きなんですよね・・・!

味は勿論美味しく、しかもお値段が540円とかなりリーズナブルです。川崎大師や浅草寺の仲町通りで売っていたら多分1000円以上になっているのではと・・・。超お気に入りで何回もリピートしています(笑)。

別の日には少し足を延ばして同じ東急池上沿線の長原に向かいました。途中にはいつもブレーキ屋さんが消耗品を買いに来ているというブレンボの会社があって、いつも見ているロゴがこのサイズで壁に着いているのを見るのは何だか不思議と言うか違和感が凄いです(笑)。

そしてこの日のお目当てのお店、「MEIKEN」さんに!

こちらのお店を知ったのもやはりTwitterで、歩いて行ける距離に焼き立ての団子が食べられる!という事で、散歩がてらこちらのお汁粉団子を食べに来ました。イートインは出来ませんが軒先にベンチが置いてあるのでその場で食べる事が出来で、寒い中に食べる暖かい団子とお汁粉は格別でした。他に冷たいメニューもあるので夏にも是非来てみたいですね!

BOSE 1705パワーアンプ&スピーカーブラケット塗装 完成

以前本塗りを行っていたボーズのパワーアンプの塗装、ついに完成となります!

最初の状態も紹介しますね。

元々は艶消し黒に塗られた製品で、この無骨な感じが私的にとても好きなのですが、

以前塗ったこちらのBOSE101MMスピーカーの配色がとてもよかったので、

今回はそちらと同色の仕様にしてみました!

塗り終わってから完成までに時間が掛かってしまったのは一部を塗り直していたからで、最初ボリュームつまみを紫に塗っていたのですが、どうも全体で見た時に何か違うと感じ、色々考えた結果結局最初の黒に戻した(塗り直した)という訳です。ちなみに電源ボタンは元の赤のままだとやはり合わないので、こちらは蛍光ではない普通のピンクで塗装しました。

そもそもボリュームつまみの前に黒いプレート自体をどうするか考えたのですが、BOSEのロゴ(アルミ削り出し)が消えてしまうのは勿体なかったので(改めてデカールと塗装を行うのは面倒だったので)、そのままにしたという訳です。

あと一緒に塗っていたBOSEスピーカー専用のステーも同じ配色で塗装しました。

メッキ部分が残ったのは残念ですが、これを塗るには別途サンドブラストが必要なので止めておきました。

ちなみに今回は、先日塗装したこちらのスバルエンブレムのお陰で再びやる気が出て完結出来た!という次第です。これでようやく鳴らせるので、場所を決めて実際に設置してみようと思います。ピンクのBOSEスピーカーもあるので、4個繋いででサラウンドを愉しめると良いですね!(と言うか今回のアンプではそれは出来ませんが。笑)。

西陣織壁時計 土台作成②

先日紹介していた西陣織を使った壁時計ですが、これだけだと塗装屋的な作業が殆どありませんので、

新たにMDF板をレーザーで切り出し、

裏→表にベースコートの黒を塗り、さらに表側への塗装を何度か繰り返し、

とりあえず土台の試作2点を完成させました!

下色に使っているのはどちらも同じ原色の黒=MIX571で、

こちらはその上に、見る角度で色相が変わるクロマフロア系の光干渉型顔料を使用しています。以前知り合いの塗装屋さん(Gショック塗装屋さん)に別けて貰ったパウダータイプの顔料ですね。

先ほどと同じ物ですが、見る角度でここまで色が変わります。

そしてこちらはマスキングシートを使い、先ほどと同じクロマフレア風の顔料=EB1を流水文で描いています。

線はわざと細くしてかなり控えめにしています。

上に当たる側には月や雁を入れても良かったのですが、今回は上下好きに向きが換えられるようシンメトリーっぽくしました。いずれは図柄もオーダーメイドで受付られるようにしようと思います。

こちらも見る角度によってオレンジ~グリーンへと色が変化します。かなり判り難いのですが、今回は黒をメインにした仕様なのでこれでOKとしています。クリアーは3工程(3回分)で何とか仕上がりました。サフェで下地を作れば2工程で終わりますが、「何かのついで」という事でコストを抑えています。

あとはこれに西陣織を被せたピースを12種取り付けます。今回の壁時計はどちらかと言うとそちらがメインですからね。針は短針と長針を黒かゴールドで、秒針を赤=今並行して作業している「日本の伝統色」で使用する色=真緋(あけ)にしようと考えています。それぞれの製品が実は繋がっている、みたいな感じで派生に派生を繰り返して作っていったら無理なく出来て面白いかな~と!

スバルエンブレム塗装 完成

今回のスバルエンブレムは、通常の仕事では余りやらなそうな配色にしようという事で、


■メッキ枠・・・アイボリー
■背面・・・ミントグリーン
■六連星・・・蛍光ピンク

の3色で塗装を施してみました!

元々はこのような状態で(ただし今回の物とは違います)、

既存の被膜を全部剥がし(こちらも画像とは違う物だと思います)、

裏側から蛍光ピンク→隠蔽するピンクを塗り、

余分を削り落し、

再度裏側からミントグリーンを塗り、最後に表側からクリアーを塗布しました。

基本的な配色は以前施工したBOSEのスピーカーと同様で、その時の画像も紹介しますね。

こちらのページでその他の画像も紹介しています。サテンネットは塗装では無く服の生地を使用しています。

作業工程は以前仕事でご依頼頂いた蛍光オレンジ&黒の時と同じなのですが、その時に比べると今回は六連星の部分の立体感が余り感じられなくなっています。蛍光ピンクはフリップフロップ性が弱いのでしょうか。

ちなみにメッキの枠は一旦黒で塗ったのですが、今回のアクリルプレートの配色に全く似合わなかったので改めてアイボリーで塗り直しています。

アイボリーの色は以前クレーンのミニカーを塗った時に使用した色を採用しました。

この時の色ですね。時間が経っても同じ色がそのまま作れるというのは素晴らしいです(当たり前のような事ですが配合データが無ければ物理的にまず不可能です)。

試作品なので密着剤でも良いかと思ったのですが、仕事のついでに作業が出来たのでいつものように剥がれない下地も作ってあります。JISの規格(クロスカット法)も通る密着性です。

各完成画像はいつもの通りサイズの縮小以外は未加工で、もしノーマルよりも綺麗に見えるとしたらそれは表側からも高品位なアクリルポリウレタンクリアーを塗っているからだと思います。何もしないPMMA=アクリル樹脂そのままより、塗装を行うと質感がとても良くなります(これは実物の方がより顕著に感じられるかと思います)。

スバルのエンブレムは偽物も沢山売られているみたいですが、そこを敢えて純正品でやる!というのが私的に好きで、ただ余りコストを掛けられない(お金を出せない!)という方向けに、各工程を個別に別けた料金表を現在作っています。一番安価な方法なら一万円以内で出来るような感じでしょうか。

こちらは広告用にいつもの華やか仕様のテンプレート背景を使って撮影をしました。色見本帳を毎回綺麗に広げるのは結構面倒ですが、この形のまま仕舞っていつでも簡単に引っ張り出せるようになっています。

ちなみに結構ビックリするのですが、当ウェブサイトに掲載している画像(お客様の物)を、明度やら加工して自社のウェブページに使っているというのを見掛けています。ぱっと見は判り難いですが構図が同じなので(そもそも同じ画像なので)気づかれないと思って使ってしまっているかと思いますが、厳密には(厳密では無くても)それはマズイ事ですのでどうかご遠慮頂ければと思います(何度かお問合せも頂いている同業っぽい会社なのでこちらも見られているかと思いますが、もしウェブページ製作会社さんに頼んでいるという事であれば一度ご確認ください)。

この配色での需要はまず無いと思いますが(これに合うボディーカラーは相当難しいかと。笑)、同じ被塗物でも塗装次第でかなり見た目を変更出来る!(唯一無二を作れる)というのが判り易いかと思って作ってみた次第です。

次は比較的落ち着いた感じ=ノーマルカラーを使ったエンブレムを製作中で、そちらは一万円以下で出来る仕様を紹介しようと思います。