NIKON 60mmマクロレンズ

こちらは少し前にストロボを使って撮影したフェラーリのリモコンキーですが、真上から撮影するとどうしても被写体にカメラ本体(とストロボのリモコン)が写り込んでしまうので、

それをどうにかしたいと思い、新しいレンズを購入してみました。

Nikon AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8Dです。

 新しいと言っても既に型遅れのレンズで、ただ状態の良い物が比較的安価で出品されていたので即決で落札してしまいました。ナノクリスタルコートは施されていませんが、これで今までより50%離れて撮影が出来る!と言う算段です(まあそもそもナノクリコートのレンズなんて一本も持ってませんし・・・苦)。

ただ私の使っているカメラだとDXフォーマットになる為、60mmのレンズでも1.5倍の90mmになります。確かに近い(笑)。

ちなみに先程のD200を撮影したカメラはこちらのSIGMA DP2Mで、こんな風にリモコンを挿せばどんなカメラでも直ぐにストロボを使っての撮影が可能!と言う訳です。当たり前の事かも知れませんが、この前私が撮影の講習会に行って一番ビックリしたのがこれでして、プロの方がセッティングしたスタジオでそのまま自分のカメラでフラッシュが動くのか!と感動してしまいました。まあサーモス塗装のワークショップもそんな感じだと思うのですが(笑)。

あともう一個ストロボが欲しいのですが、もう少し修行を積んでからですかね。

撮影機材 ハイミロン

 先日コメント欄からご紹介を頂きました、「ハイミロン」なる布を購入しました。

尚、ご紹介を頂いて参考にしたのはこちらのサイトとなります。

 幅は900ミリが規定で、長さは1200ミリ分を購入しました。送料を含め¥3,000くらいです。

 しかしどうみてもこれはグレーにしか見えない気が・・・

と思ったら、

 黒は内側にありました。どうやら植毛のような感じですかね。

生地は見るからに漆黒で、ただその分埃が凄く目立ちます(怖)。

 と言う訳で早速使ってみました。撮影は先日からストロボ設置改造中の撮影デスクです。

 確かに背景は黒くなって格好良いのですが、どうも彩度が足りない感じが・・・。

 実物のキャンディーグリーンはもっと鮮やかで深みのある色なのですが、こうやって撮影した物を見てみると単なるグリーンメタリックにしか見えません。

と思っていつものグラデーションペーパーで撮影してみたら、どうやらこちらも同じような感じなので、この色自体がちょっと難しいみたいですね。ホワイトバランスとか光の当たり方をもっと調整しないと駄目かもです。

 と言う事ですが、少し前に塗装したクロマフレア風顔料No.4の色見本マイクでも試し撮りをしてみました。

 こちらも塗装の光沢感は良い具合に出るのですが、肝心の色変化が全く感じられません。うーん、難しいです・・・。

 実物はもっと色が濃く、ピンクの色味も綺麗に出ているのですが、画像だとなんだかとても地味と言うか、暗い感じです。この画像からは想像も出来ませんが、オレンジもかなり出る色なんですけどね。

やはりと言うかストロボを使った撮影にはまだ慣れていない所があり、一筋縄ではいかないようです。

まあこれはストロボに限った事では無く、今の環境に至るまでにも数年は掛かっていましたから、出直しじゃないですが、ここからまた自分なりのセッティングを見つけていこうと思います。

しかしまたなのか、と(笑)。

撮影デスク改⑦ ストロボ実践Ⅱ

日記で紹介したランサーエボリューションⅩの樹脂製ヘッドカバーですが、先日に引き続き、新たに導入したストロボ機材を使った撮影を行ってみました。

ちなみにこちらはいつもの蛍光灯照明下で撮影した画像です。日記では紹介していない画像ですが、それらとほぼ同じ環境で撮った物となります。普段はマスキング作業なども行っている、IKEAのテーブルに照明器具を置いただけのスペースですね。

 そちてこちらが今回新たにストロボ2基を設置したところで撮影した画像です。色の深味や再現性は先程の画像よりもこちらの方がより実物に近いです(それでも実物の質感には劣ります)。

 今までは側面からだけのストロボだった為、サーモスのように立てた状態を横から撮影する事しか出来なかったのですが、新たにトップライトを設ける事によって平置きした物を上から撮影する事が可能になりました。

条件としては、昨日紹介したフェラーリリモコンキーの時とはちょっとカメラの設定を変えていて(暗かったので)、カメラはいつものD200と40mmのマクロレンズにISO100ですが、シャッタースピードを1/80、絞りをF11にしています。要はトップライトのストロボの調整を変えるのが面倒だったのでカメラ側を変えてしまったという訳です(絞りは良いにしてもシャッタースピードを変えるのはマズイかも知れません)。

今使っているストロボのリモコンでは出来ないのですが、どうやら手元でストロボの出力を変えられる物もあるようなので、もう少し試してみてそれでも不便そうならそちらも買ってみようかと思います。いや、もうまさに泥沼に(苦)。

撮影デスク改⑤ トップライト完成

撮影デスク改④ トップライト作成

前回設置したトップライト用のストロボですが、三脚がとても邪魔だった為、脚を取っ払って撮影デスク自体に固定出来るようにしました。

 使ったのは工場のご近所にいらっしゃるお客様から頂いた建築資材で、配管を固定する為の立バンドです。しかも高級なオールステンレス製!(私は安い亜鉛メッキしか買った事がありません・・・)。

 撮影デスクのフレームとなるアングルに、適当なサイズの立バンドを固定します。

デスクに固定したアングルは穴が沢山開いていて、後から簡単に拡張出来るのが良いところです。

固定した立バンドにストロボを固定したシャフトを挿し込みます。ストロボの反対に吊るしてあるのはバランスを取る為の重りで、以前買ったは良いけど使い道の無い鉛の塊を入れています。

こんな感じでデスクのフレームと一体化し、三脚が必要無くなりました。

しかもこれならアクリル板から十分距離を開けられ、散光等の調整範囲も大きく出来そうです。

 実際に撮影もしてみました。使ったのは先日塗装したクロマフレア風パウダー顔料No.2の色見本用マイクです。

撮影環境は前回と同じく、カメラはNIKONのD200、レンズはNIKONのマクロレンズ40mm、ISO100、シャッタースピードは1/125、F16です。もうちょっと横からのライト(メインライト)を強くしても良かったですかね。

尚、前回は撮影時にカメラに着いたゴミがかなり写っていましたが、その後無水エタノールを入手して自分でイメージセンサーを掃除しました。考えていた程臆するような作業は無く、もっと早くにやっていれば良かったです。今度そちらも紹介しますね。

ストロボの位置や出力、バランスなどの調整はまだこれからなので、今後はもっと簡単に安定した撮影が出来るような環境を作っていこうと思います。

尚、設置したストロボの発光はリモコン一つで動くので、どんなカメラでもフラッシュ取り付け部にそれを着ければ直ぐに撮影が出来ます。今気づきましたが、元々フラッシュ機能の付いていないSIGMAのDP2Mでも可能と言う(そもそもそう言う使い方では無いカメラな気もしますが。笑)。