大山ハイキング②

先日に続き、神奈川県の大山に行った時の紹介となります。頂上から阿夫利神社駅まで降りて来たところからですね。

今回も丹沢・大山フリーパスを購入しるので、ここから下りのケーブルカーにも自由に乗れるのですが、この時点でもまだ足の痛みは大丈夫だったので、そのまま歩いて下る事にしました。

 前回は男坂のルートを使ったのですが、今回は女坂から下ります。名前からしててっきりもっとイージーな道だと思っていましたがそうでもありません(笑)。

と言う訳で、今回は山の中腹にあるここ大山寺に寄る事にしました。

前回使った男坂からはここに来れないみたいなので今回女坂を使った訳ですね。

 本堂前の机にはこのような小皿(かわらけ)が並んでいて、

 それをここから投げる!と言うイベントがここでは出来ます。こういうの、テレビとかでは見たことがあって、一度やってみたかったんですよね!

 崖の下にはフラフープのような輪っかがあって、投げたお皿(かわらけ)があそこを通ると幸せになるらしいです。もちろん入らなくても良いみたいですが、ここは是非入れたい(笑)。

オフィシャルサイトからの説明によると、


「かわらけ投げ」は大山寺開山1250年を記念して開設しました。当寺院の「かわらけ」は、“厄除け”と書かれた直径6cmの土器(どき)です。かわらけを崖下に向けて投げると、厄除けに効くだけではなく、崖下にある直径2.5mの福輪の中をくぐれば幸運をもたらすとされています。単に厄除け、開運を願うだけではなく、ご家族やカップルでも楽しめる行事の一つとして是非お試しください。


との事です。

ちなみに最初の一投は窪んだ面を上にして(お皿と見立てて)投げたら全く上手く飛びませんでしたが、フリスビーのように上下を逆にして投げたら綺麗な弧を描いて飛んでいきました。

 ここから下まではもう直ぐでしたが、せっかく乗り放題という事なので、ここからケーブルカーに乗る事にしました。食べ放題でどうにかして元を取ろうとするのと同じ感じですかね(なのでそういうのは出来るだけ避けています。笑)。

 この大山ケーブルカーは二両の車両を一本のワイヤーで繋いだ「交走式」(つるべ式)で、行き違い箇所に設けられたここ大山寺の駅は、日本に現存するケーブルカーとしては唯一なのだそうです。きっとピッタリ測ったんでしょうね!(ズレていたら大変な事になりますね)。

帰りの電車もガラガラです。そして運転士さんの帽子には、まさかのゆるキャラが(笑)。

 下の駅から上の阿夫利神社駅までは0.8km、わずか6分なのですが、これも一つのイベントとして十分楽しめます。

 来たときは閑散としていたこま参道も、帰る時には賑やかになっていました。

 前回コマを買ったお店で、今回はお土産のお餅を購入しました(なので撮影の許可は頂いています)。

 その後はバスで伊勢原駅まで戻り、となりの弦巻温泉まで電車に乗って、ここ「弘法の里湯」で温泉に入って帰りました。フリーパスがあると入浴料¥1,000が¥800になります。

かわらけ投げでは見事に輪の中にお皿が通って、こちらのネズミの鈴(?)を頂いてしまいました!

ちなみに温泉に入る前までは足の調子も悪くは無かったのですが、温かくなって炎症してしまった為か、この後はダメージを残したまま帰る事に・・・(そしてうっかり寝過ごした相鉄線がJR直通になっていたのを知らなくて、起きたら武蔵小杉に着いていててっきりワープしたのかと思いました。笑)。

これで今年は十分満足出来たので、次のシーズンまではゆっくり養生出来そうです。春には全快していて欲しいですね~。

大山ハイキング①

以前痛めたアキレス腱はまだ完治していないのですが、色々と我慢が出来なくなってしまったので、先日の日曜日の休みを利用して神奈川県の大山に行ってきました。

ここ大山には以前も観光に来ていて、何故今回ここにしたかと言うと・・・、

 途中までケーブルカーが使えるからです!

大山の標高は1,252mですが、ロープ―ウェイを使えば一気に678mまで行けるので、アキレス腱を温存させて登山気分を味わおう!と言う作戦です(だったら大人しく家で寝てろって話ですが・・・)。

ちなみに他には以前行った鎌倉辺りも検討していたのですが、先の台風19号の被害により、そちらのハイキングコースは未だ通れない状況なのだそうです。

 この日は午後から天気が崩れてくるとの予報で、その為か前回は始発直後からギュウギュウ詰めだったロープ―ウェイが、席が余るくらいの空き具合でした。以前行った高尾山みたいな感じですかね。

 大山は初心者向けとの事なので油断していましたが、普通にガチな登山が楽しめて、途中からニヤケが止まらなくなりました(笑)。やっぱり山は良いですね~!。

 途中ではサンタクロースの格好をした歩荷の人が居て(!?)、「メリークリスマス!」と言ってお菓子を頂いてしまいました。なんと65キロ背負って登っているのだそうです・・・(恐)。

 今日は天気が良くないと最初から景色は諦めていましたが、なんと途中ではまさかの富士山の姿が!

日頃の行いは良くない方だと思いますから、これは余計に得した気分です(笑)。

 登っている時は暑いくらいなのですが、休憩して止まっているとすぐに寒くなってきくるので、この日の気温はそれなりに低かったようです。雪は無いまでも道は霜柱だらけになっていました。

 と言う訳で、一時間半くらいで頂上に到着です。

鳥居の向こうは白く靄が掛かっていて、幻想的な雰囲気になっています。

そして頂上からの景色です!

・・・が!辺りはガスって何も見えない状況に・・・(笑)。

さらに辺りは凄い勢いで湿度が上がって来ていて、この後どうなるんだ・・・といった感じでした。

 と言う訳ですが、折角なので山小屋で山菜お蕎麦を頂きました。寒い中に外で食べる温かい物は超絶美味しく感じるから不思議です。

そして丁度下山する頃に歩荷の方達が登って来ました。サンタが鳥居をくぐる姿は中々見られなく(もちろん人生初です)、これはこれである意味幻想的な風景です(笑)。

 その後もガスは濃く、さらに霙まで降ってくる事態となりましたが、そういった事も含め、とにかく山を歩ける事が楽しかったです。心の中でヤバいなーヤバいなーこれ!を連発していました(笑)。

そして無事阿夫利神社に到着です。幸いにしてこの時点ではアキレス腱もまだ殆ど痛みを感じませんでした。

休憩がてら本殿の前にあったお茶屋さんでお団子も頂きました。暖かいお茶はサービスで、手前のお菓子は山中でサンタ風歩荷さんに頂いた物です。フランダースの犬のお皿がこの場にドンピシャと言うかヤバいです(笑)。

今回も丹沢・大山フリーパスを購入しているので、帰りはここからケーブルカーを使って降りられるのですが、この時点でまだ雨は降っておらず、また足の調子も良かったので、さらに歩いて山を下る事にしました。前回は男坂を通りましたが、今回は女坂のルートを使います。

さらに途中にある「大山寺」にも寄って、この後「かわらけ投げ」もやってから温泉に行きました。そちらは後日紹介したいと思います。

大山~宮ケ瀬ダム行き①

 GW中の休みを利用して、丹沢山地の大山に行って来ました。

本当は登山を楽しみたいところだったのですが、少し前に痛めたアキレス腱の調子が芳しく無く、今回はケーブルカーを使っての観光となります。

 車内の座席は下側を向くようになっていて、大きなフロントガラスからは新緑の素晴らしい景色が堪能できます。この季節に山に登れないのがとても悔しく、せめて景色だけでも・・・!と言う事が理由で今回の行楽になっています(笑)。

ケーブルカーは基本的に単線なのですが、途中の駅のところだけが複線になっていて、ここでそれぞれの車両がすれ違うようになっています。ケーブル絡まないのか・・!と感動しました(笑)。

 と言う訳であっという間に終点の阿夫利神社駅に到着です。

 ここの中腹には神社や出店などがあって多くの人で賑わっていました。トイレも整備されていて、登山と観光が一緒に楽しめると言う点で、高尾山にとてもよく似ている感じがします。

 ただこの時点ではまだ人が少ない方で、山を降りた時にはケーブルカーの駅は凄い行列でしたから、この後はかなり凄い状態になっていたのではないかと・・・(恐)。

尚、本来ならここから90分くらい掛けて山頂に登って行くのですが、今回は観光メインなのでここで終了です。

帰りは途中の大山寺駅まで歩いて降りようと思ったのですが、どうやら二つあるルートの「男坂」の方に来てしまい、結局ケーブルカーには乗れないまま下まで降りる事になりました。駅があるのは女坂の方だけみたいですね。

 こちらはケーブルカーとバス停の間にある「こま参道」で、行きは素通りだったので、帰りはちょっと寄って行く事にしました(結局そのまま引き込まれてしまうのですが。笑)。

 ここでは「大山こま」が有名ですが、その他にも木を使った製品が色々と並べられています。

大山こまについてはWikipediaで調べてみましたので宜しければどうぞ。


大山こま(おおやまこま)は、神奈川県伊勢原市に伝わる郷土玩具(こま)である。大山阿夫利神社参詣の土産物として知られ、江戸時代中期以降、大山信仰の広まりとともに知名度を高めた。

心棒が太く安定感のあるどっしりとしたこまの形と、紺、赤、緑などで色彩豊かに彩られたろくろ模様が特徴であり、神奈川名産五〇選の1つに選ばれている。玩具としての最盛期は昭和30年代で、その後技術保持者が減り続けていた。2017年(平成29年)、伊勢原市が大山こまの製作技術を市の無形民俗文化財に指定して技術の継承と後継者の育成を図っている。


私的には先ほどと同ページにあった以下のくだりが面白かったです。


大山こまを作る職人

こまを作る木地師は現代に至っても旧来のしきたりを守り、自分で使う工具はすべて自作のものである。ものさしや定規さえ使うことがなく、寸法はすべてカンに頼る。 作り方のマニュアルや手順書などはなく「見て技術を盗む」要領で技術の継承が行われるため、1人前になるまでには10年はかかるという。


 そしてお土産屋さんの隣の(実際は同じ店)の喫茶店へ!

豆腐は工場でもほぼ毎日食べていますが、折角なので名物の大山どうふを頂く事にしました。

 山かけ豆腐は、舌ざわりの良い豆腐と山芋のねっとり感の組み合わせが最高に美味しく、

 杏仁豆腐は上品な甘さが最高でした!

この時他にお客さんは居なかったのでゆっくり出来ましたが、多分これからピークになって、先ほどのこま参道もかなりヤバい状況になっていたのではと・・・。

 その後は一旦バスで伊勢原駅まで戻り、再び相鉄線に乗って今度は本厚木駅に、そこからまたバスに一時間乗って、ここ宮ケ瀬ダムのある愛川大橋までやって来ました。新緑のモサモサ感が凄いです(笑)。

こちらはその途中にある石小屋ダムで、何故か徐々にテンションが上がっていきます。

そして宮ケ瀬ダムに到着です。ここはダムマニア(笑)が日本一と認めたダムとの事で(来るまで全く知りませんでした・・・)、ただ私的にはここにあるインクラインなる乗り物が面白そうだったので来てみたかったのです。元々はダム建設時に道路の無い下の渓谷までダンプカーを上げ降ろす為に使っていた物で、役目が終わった今は観光用に使っているという、その話のくだりにやられてしまいました(笑)。

次回に続きます。