三度目の正直

ota_3またまた行って来ました。大田区内の中小企業をサポートしてくれる(であろう)大田区産業プラザです。9時から受付を開始しているので仕事前に寄って来ました。

以前も紹介しましたが、現在各区では「中小企業あっせん融資」なる制度で非常に低い金利でお金を借りられる制度があります。私の場合現在は川崎市の工場に間借りしていますが、個人事業なので事業時自体は自宅がある大田区が対称となるのです。

ただこういった公的機関を利用するのは初めてですから分からない所が多々あって、最初は「設備投資費」として申請をしたのですが、どうやらそれがちょっとマズかったようです。

どうもこの制度は結構細かいところまで決まりごとがあるようで、例えば営業車として「プリウス」買うと申請しておいていざ買った車がアクアだったりするとNGらしいのです(プリウスαならセーフみたいです)。借りたお金で購入した物は領収書を提出する事になっていて、当初予定していた物と違う物が記載してあったらそれに対して借りたお金は全額返却と事態になるそうです。間違いなく同じ仕事で使う物だとしても、名称が違っただけでも駄目らしいのです。きっとマークⅡとチェイサーでも駄目なんでしょうね、当然クレスタも(どれもベースは同じ筈ですが・・・)。

それどころか、そんな事をした事が発覚してしまうとブラックリスト入りとなり、今後こういった公の制度を利用するのは難しくなるとの事です。うーん、担当して貰っている信用金庫の方はそんな事何も言ってなかったんですけどね・・・(まあ自分が甘かったのでしょう)。

という事で、当初申請した融資は全て差し戻して貰い(これで一ヶ月掛かりました・・・)、今回新ためて「運転資金」として申請し直す事としました。で、後程それでも足りなくなったら今度は新たに「設備投資費」としてまた申請すれば良いとの事です。

そもそも移転先の工場が見つかる前の段階で何を購入するかを決定するのは難しい事でして、場所によって買う物も変わってくるでしょうし、申請してから直ぐにお金が借りれる訳でも無いですから、だったら最初からこの方法で挑めば良かったんですよ。ちょっと真面目にやり過ぎてしまったようですね。「お金に色は無い」とはよく言ったものです。

ちなみに今回担当してくれた方は非常に親身になってくれまして、「書類と判子が揃っているなら今日終わらせてしまいましょ。何度も来るのは大変でしょうから」との事で、その場であっという間に申請書類が出来上がってしまいました。

しかも書類が出来るまでの待っている間はFREE Wifiが使えたので諸々の調べ物も出来たのです。あれれ、以前来た時はWifiなんて繋がらなかった気がしますが・・・。