お隣さん

factory_86うちの工場の隣にある空き工場です。トタンに塗られたペンキが大変な事になっていますが、私的にこの廃れ具合が結構気に入っていたりします。むしろこっちが空いていれば・・・なんて思ったりもしたのですが。

ただこの外壁ですから室内への断熱効果も期待出来ず、冬は隙間風がひどく夏は鉄板焼き状態だと思いますので細かい作業をするにはちょっと不向きでしょうね。その点今の工場の壁はちゃんと断熱になっていますからこの点はかなり恵まれていると思います。本日はエレベーター扉の隙間風をスポンジテープで目止めしたのでさらに快適になったと思います。

そういえば最近スーツを着た不動産屋さんらしき人間がこの建物を中心にして辺りをうろついているので、もしかしたら近々取り壊してしまう予定なのかも知れません。土地自体は以前から売りに出ているらしく、購入を検討しているらしき方が挨拶と言うか様子を探りに訪れて話を聞きに来たりもしていました。うちは音も臭いも日中しか出さないので、この近辺が準工業地帯という事を理解していれば問題は無いんじゃ無いかと話しをしましたが、それよりもこの建物が何に使われていたのかを気にしているようでした。古い工場跡地だと土壌汚染などの心配もあるのでしょうか。

ちなみに賃貸で結構な家賃を払っているなら買ってしまった方がいいのでは?と思いそうですが、それだと経費にならないしさらに固定資産税も加わるので土地などの資産は出来るだけ持たない方が良いというのは経営の定石らしいです。「自社工場なら家賃を払わなくて済む」と言うのは全くの勘違いだったようです。

幸いにして今回見つけた物件は比較的無理の無い家賃なので、後は出来るだけ長く続けていければといった所でしょうか。まあ今までの例からすると大体4年くらい経つと何か大きく変化させたくなるみたいなので(これは何かの病気でしょう)、今後どうなるかはまだ判らないんですけどね。もしかしたら冷蔵庫の塗装専門店になっていたりするかも知れませんし(出来ればそれは避けたいかと・・・)。

来ました来ました

standox_2 毎年恒例のスタンドックス製カレンダーを頂きました。しかも今年は大当たり、凄く良いじゃ無いですか・・・(惚)。

「自動車」の補修用塗料と言う事ですから仕方の無い事だとは思っていましたが、ここ数年のカレンダーはどうしちゃったのかと思っていました。補修どころか「塗装」も「色」も関係無いようで、このままどこかの塗料メーカーみたいにNASCARで埋まっちゃうのかと懸念していましたよ・・・安心しました。 ってDUPONTユーザーじゃないと判りませんか(苦笑)。

standox_5今年のカレンダーではそれぞれの写真にはタイトルが付いていてそれも中々面白いです。このページは「CAN’T WAIT TO MOVE」です。凄く良いですよね。

色があるとやはり華やかでここ数年見られなかった表現に思えます。塗料メーカーなんですから無理に自然界とかと組み合わせないでこういったストレートな方が断然良いですよ。一昨年はクラシックカーでしたっけ。補修塗料と何の関係があるのだが正直わたしには良く判りませんでした。

standox_6板金塗装屋さんなら誰が見ても判るフォルムですよね。いい加減古くなって来たので直す時には錆に気をつけないとこんな風になっちゃうよ、みたいなメッセージでしょうか(全く違うと思います)。

この出来具合ではカレンダーとしての役目が終わったとしてもとても捨てられない程です。と言うか実はカレンダーとしては余り使い勝手は良くないので元々機能していなかったりするのですが・・・(笑)。いやー、STANDOXユーザーで本当に良かったですよ(いや全然これだけじゃないのですが)。

善戦と言うか前線

d40このカメラは現場メインで使っているNIKONのD40なるものです。一眼レフですがセンサーは600万画素のCCDだったり、ISOを上げるとノイズは多かったりと、性能で見ると最近のコンパクトカメラにもちょっと劣るかも知れません。

そもそも以前の現場ではコンパクトカメラを使用していたのですが、如何せん塗装の現場は結構劣悪な環境ですから大抵は3ヶ月くらいで壊れてしまい、ちょっと勿体無い使い方だったので「もしかしたら一眼レフの方が壊れ難いんじゃ」という事でこれを中古で購入しました。レンズが付いて2万円もしなかったと思います。

実際に使ってみると想像通り中々タフなところがありまして、多少床に落としたりしても問題なく動いてくれます(いや落としちゃまずいですか・・・)。ただ最近はレンズと本体との接触が悪くなったせいかオートフォーカスの動きがちょっと怪しいです。また画像のように粉塵まみれになるのは日常茶飯事ですからレンズの中にも結構ゴミが入ってしまっています。いつも仕事でやっているみたいに勢いよくエアーブローとかすると周りについたサフェ粉が内部に入ってしまうのでもう掃除は諦めました・・・。

ちなみにこのサフェ粉は現在進行中の自転車カーボンフレームの研ぎ作業で付いた物です。作業中は自らの体も粉まみれで、わざわざ撮影する時に体の粉を払ってなんてする余裕は無いですから(そんな事をしていたら作業中の撮影なんて出来ません・・・)、仕事で使うカメラはいつもこんな状態です。見た目はアレですが「働いている」って感じで私的には好きだったりします。戦場カメラマンのボロボロになったカメラなんて凄く格好良いですしね(いやそれとこれとでは全然違いますか・・・)。

光芒

keikyu_5DP1を持って撮影をするようになったのはinoさんのサイトを見たのがきっかけで、私もこんな写真が撮れれば、なんて思ってこの一年はほぼ毎日予習と復習を繰り返していたような気がします。

で、そのinoさんのサイトで良く登場するのが太陽の位置?と言うかそれの使い方で、私もいずれ機会が来たらやってみよう!と思っていて遂に本日そのチャンスが訪れました。いや、まあちょっと力足りないところはありますが(苦笑)。

なにせ初めての事なので光芒が出るのはどの位置が良いのかと数枚を撮影していたら丁度よく電車がやってくる音がしたので太陽の位置を固定しタイミングを待ちました。ああでももう少し電車が前に来てくれればよかった気がしないでも無いですが・・・。光芒ももう少し綺麗に出てくれたら良かったんですけどね。まあそれでも撮影の楽しみみたいなのがまた一つ判ったような気がします。

そして何よりも見習ったのが「毎日更新」といった安定性でして、とにかく間違い無く一日一回は新しい画像や情報が得られると言うのは凄い事だと思いました。ここの更新が頻繁になったのは間違いなくinoさんの影響を受けています。