2023 STANDOXカレンダー

毎年楽しみにしている恒例のSTANDOXカレンダーを頂きました!

去年から大元のAXALTA仕様のカレンダーになったのですが、その内容はかなりひどく、とてもじゃないですが飾る気になれなくて倉庫に仕舞っていたのですが、今年はまるで別物で素晴らしい出来栄えになりました!むしろ私的に今までで一番好きな内容です。

今回のはページ毎に色調(色相)が統一されていて、自動車補修用塗料らしく車をメインに置き、それの対象として有機的な物=「動物」と「植物」を配しています。1月は雪をイメージして白なのでしょうか?

2月は青です。日付の所の帯も色相を合わせているあたり凄く格好良いです。

一般的に背景を黒にするのは企業としては余りイメージが良く無いみたいですが、やはりと言うかメインの色が映えるので私的には大好きです(うちのウェブサイトも同業の方に相当言われましたが全く気にしませんでした)。

色相を合わせつつ、質感をグロスとマットで変えているのが良いですね。

ページの左下には、それぞれの色の意味合いみたいなのも記載してあります。こちらのエメラルドグリーンは、健康、成長、安全?をイメージする色と言う事でしょうか。黄色味のグリーンと言うと新緑をイメージしてしまいますが、naturalでは無いんですね。

5月はまさに開花の春!といった感じでしょうか。南半球だと季節は全く逆になる筈ですが、そちら側のユーザーどう思っているのか不安になります(もしくは国によって仕様が違う!なんて事はさすがに無いですかね)。

「月」の文字を画像に重ねて透過させているのも格好良いですね。多分今までのSTANDOXカレンダーでは見られなかった使い方だと思います。

1月のポルシェが品川ナンバーだったのでそれが日本である事は感じられますが、掲載されている車両に日本車は採用されていないみたいですね(車は全く詳しく無くてもしレクサスとか混ざっていたら教えて下さい)。日本車を入れる余裕は無かったけれど一応配慮してくれた感じでしょうか。

私的には動物(カメレオン)と車がお互い向き合う方向になっているこの配置が好きです。色的にもこちらは好みで、あと4月のグリーンも良いですね。

こちらの車体はAXALTAのコンセプトカーでしょうか。た、玉ねぎ・・・?。

爬虫類とか両生類とかの流線的で有機的なフォルムと、車体の金属的で堅そうなのを対に並べているのが良いですよね。

私的にはここは柴犬を使って頂きたかった・・・!(一気に緩くなってイメージが大きく変わるから絶対ダメでしょうね。笑)。

馬の眼球を紺として捉えるのはちょっと無理がありそうですが、元々人を乗せていたという事で登場させたのでしょうか(私的には鳥で良かったのではと)。

何にしても今回のカレンダーはカラフルで且つ統一性と言うかバランスが良く、元の方向に戻ってくれて本当に良かったです。あとうちが作っている色見本キーホルダーとも共通するところがあって嬉しかったです!

STANDOXカレンダー2020

毎年恒例の、STANDOXユーザーだけが貰えるカレンダーです。今年もやって来ました・・・!

画像だと判り難いのですがかなり大きいサイズで、以前STANDOXで作った色相環塗料のセットを買ってくれたGUNさんに一冊差し上げたのですが、大き過ぎて持って帰れない!という事で未だ当工場で保管しています(笑)。

 去年は良かったので、今年も凄く楽しみにしていましたが、

何故かスタンドックスとは関係が無いサッカーが全面に・・・。

 てっきり母体のAXALTがサッカー関連の事業でもやっているのかと思いきや、オフィシャルサイトを見てみると、

Football fever is coming! EURO 2020 will be played across Europe: from Ireland, Scotland and Hungary, to Italy, Spain and Azerbaijan. The Standox 2020 calendar is embracing the tournament, while keeping a close eye on some fascinating cars.

Google翻訳→「サッカー熱が来ています!EURO 2020は、アイルランド、スコットランド、ハンガリーからイタリア、スペイン、アゼルバイジャンまで、ヨーロッパ全域で開催されます。Standox 2020カレンダーは、魅力的な車に注目しながらトーナメントを受け入れています。」

との事です。

EURO2020が欧州12か国で分散開催するから、その国々の場所で車を撮影したみたいですね。ただ何故イングランドにトヨタが・・・。

 こちらの月は場所がイタリアで、ただ写っているのはフェラーリでは無くランボールギーニです。VWの力、恐るべしです・・・(ポルシェと同じく現在はフォルクスワーゲングループです)。

 結局すべての月がこのような感じで、車はおまけみたいな感じになっています。って言うか塗料はどこに行ったんだか(笑)。

 表紙以外で唯一気に入ったのがこちらの月で、私的には人(サッカー)と車の対比がこれくらいなら凄く良い感じだと思っています。

ちなみにSEATはスペインの自動車メーカーですが、こちらもVW社の傘下です。日本には正規で入っていないメーカーなので色を作った事は無いですが、気になって調べてみたら、色はやはりVWと共通している物が多数ありました。具体的にはLY3Dトルネードレッドや、LB9Aキャンディホワイトなどです。恐るべしVW・・・。

あとカレンダーとは別に、昔からお付き合いのあるオートサプライヤーさんから3Mのネックウォーマーを頂いてしまいました!

早速一度洗濯して(繊維の埃が出るのが困るので)、現場作業時に使わせて頂こうと思います。FRPのチクチクもこれで防げそうです(今は殆ど扱ってませんが。笑)。

尚、各月の画像はこちらのオフィシャルページからダウンロードが出来ます。表紙のBMWは無かったので、私はSEATにしてみました。しかし表紙の大きい画像が欲しかった・・・。

STANDOXカレンダー2019追加

先日紹介しておりました今年のスタンドックスカレンダーですが、

 なんと!オートサプライヤーさんからさらに2冊頂いてしまいました!

メルカリかヤフオクに流せばと言う訳で、一冊は先日STANDOXの塗料一式を買って頂いたGUNさんに、もう1冊は現在販売中の色相環塗料12色+1セット(希釈無し)におまけで付ける事にしました。そもそもがSTANDOXユーザーの販促品ですので丁度良いタイミングでした。

参考までにこちらが色相環12色+1(希釈無し)のセットです。

念の為ですが、原色に比べれば当然割高なので私的に全くお勧めしませんが、GUNさん曰く「模型用の塗料に比べれば全然安い」との事なので、ある程度の量を使うとか、考えるのを辞めた方(笑)向けといった感じでしょうか。

ただわざわざ高いSTANDOXを使わなくても良いとも思うので、もし身近に国産塗料を使った車の塗装屋さんが居れば、そういった方にお願いすれば普通に作って貰えると思います。こちらを使う意味としては調色時に配合データを記録しているので、無くなっても全く同じ色を再現出来るという点だけですかね(これこそが面倒なのでプロの方は遊びでこんなこと普通はしません)。

実際にこの塗料を使って塗られた物があるので紹介しますね(御承諾頂きました!)。

こちらはGUNさんがいつも塗っている”BLACK RABBiT”なるフィギアで、今回の色相環塗料を使い、さらにその上にパールを重ねて仕上げています。10体作ったとの事で、今度のワンダーフェスタで販売されるとの事です。

その他の画像は以下GUNさんのブログで紹介されていますので宜しければどうぞ。

> ■レインボーグラデーション完成!

他にはTwitterでも紹介されていました。

何気にうちで販売していたクリップ用塗装台が!(笑。採算が全く合わないどころかレーザー加工機の負担が大きいので販売を辞めました・・・)。

STANDOXのカレンダーはA2くらいのサイズで、画像で見ると大きさが判り難いのですが、BMWのパニアケースと比べると二個分くらいあるのが判ると思います。かなり大きいです。

そもそもカレンダーと言うより良く出来たポスターで、私の場合、気に入った画があったら切って額装しています。買うとしたら3万円くらいはするのではないでしょうか・・・。

額はIKEAで木製風(MDF)の物が¥4,000くらいで、上の画像のはニトリで¥2,000くらいでした。昔はこのサイズだと数万円はして手が出ませんでしたよね・・・。

オートサプライヤーさん、ありがとう御座いました!

STANDOX2019カレンダー②

 先日に引き続き、スタンドックスユーザーが毎年もれなく貰える2019カレンダーの紹介となります。

 7月はアルファロメオです。冒頭のページにあった説明によると、こちらは4Cスパイダーなる車種で、オールアルミ製エンジンを積んだMRなのだそうです。オーナーの顔、絶対カメラを意識してますね(笑)。

 8月はBMW MINIです。ご年配の女性が二人でオープンカーとは、日本ではちょっと見れない光景です。もしくは南青山辺りだと普通なのでしょうか。

 9月はフォードマスタングです。今気付きましたが全般的にオープンカーが多いですね。きっと日本ほど雨が降らないのでしょう。

 そして10月のフォードホットロッド!これは文句なしに格好良いですね~。そのフロントガラスの視認性で安全に走れるのかは別として(笑)。

 11月はモーガンで、3ホイーラーとは何のことかと思いましたが、なんと後輪が一個しかありません!

しかもこの3ホイーラー、今でも普通に新車で買えるみたいです。3ホイーラーでは無いのですがモーガン社のメイキング画像を見つけたので紹介しますね。なんとシャシーフレームに木枠を組んで、それにアルミ板を貼って作っています。

 12月はプジョーで、オーナーの格好からしてレース車両として使っていると思われる308GTiです。リヤナンバーは日本と違って封印が要らないのか、もしくは完全レース専用なのでしょうか。

それにしてもこの車両、随分変な塗り分けだと思いましたが(私的見解です)、なんとこれ、純正のカラーリングのようです。Bピラーの角度に合わせたっぽいですが、もっと寝かした方が格好良かったのではと・・・(元同僚がプジョー関連で働いているので評判はどうなのか今度聞いてみます)。

ちなみに今回のカレンダーは隅の方にQRコードが貼ってあって、各ページの画像をダウンロード出来るようになっています。私的には画像だけでなく、色名とか車種とか撮影した場所とか、もっとディープな情報を入れて貰えると嬉しかったのですが・・・。

尚、各画像は以下のオフィシャルサイトからもダウンロードできます。

Calendar motifs 2019

年賀状はもう書いていないのですが(頂いた方申訳御座いません…!)、もし出す事があるならこの辺の画像を使わせて貰うとか良いかもですね(それくらいでは怒られないと思います)。

そう言えば冒頭のページにはこのカレンダーの制作に携わった方々の紹介もされていました。

カレンダーにしては良く出来過ぎていて、これを無料で貰えるなんて凄い事だと思います(DUPONTもカレンダーありましたがまるでレベルが違います)。出来ればいつまでも続けて欲しいですね。