COLNAGO通勤

最近微妙な天気が続いていましたが、今朝の大田区は中々の快晴っぷりでした。

青々とした芝生はいつもの多摩川河川敷です。

 途中ガードマンに停められて上を見ると、おおお・・・。

随分と凄いところを通してますね。コンクリート用の型枠でしょうか。これは風が強い日は出来無さそう・・・。

 と言う訳で先ほどから14時間後くらいの同多摩川です(笑)。

TREK号は少し休憩中で、現在はこちらのCOLNAGO号となっていますが、やはり基本スペックと言うか値段の違いと言うか、乗っていて余り楽しくありません。

TREKはフレームの再塗装も考えていましたが、現在仕事で入っている自転車フレームが半年コースなのでそれどころでは無く、仕方ないのでワイヤー類とBBだけ交換して元に戻そうと思ってます。

 少し寄り道して羽田空港方面に。

昨日は結構星が見えていましたが、残念ながら今日の帰り道は曇り空です。しかも意外に気温が高いのでうかうかしていると蚊の襲来が・・・。

台風の影響で週末は天気は良く無いようですが、余りひどくなさそうならもう一度ヨコハマトリエンナーレに行ってみようと思います。丁度今週末からBankART Studioで日産アートアワードもやるんですよね。

塗装スタンド4.0 使用例

 ちょっと変更したい箇所があるのでまだ販売は出来ないのですが、一応使い方などの紹介だけしておこうと思います。全く興味が無い方にはすいません…。

 使用用途はこんな感じで、プラモデルなど模型を塗装する際にクリップを固定する為のスタンドとなります。そう、単にそれだけの物なのですが・・・。

ただ既に3個オーダーが入っておりまして、そちらはGショックを専門で塗装されているプロの方なのですが、最初にモニター用として差し上げた物がとても気に入って頂けたらしく、まだ金額も決まっていないのに「 追加であと3つほど同じパターンのものが欲しいです!!」とご注文を頂きました。だ、大丈夫でしょうか(笑)。

 ちなみにその方の使い方としては、Gショックのベルトを塗装した際にこうやって吊るした状態で強制乾燥硬化をさせる必要があるらしく、その点で立てた状態でも安定の良いこの塗装台が良かったらしいです。後は重さも気に入っていました(確かに重さと幸福度は比例しますよね)。

ただちょっと変更したい点が出て来たので一般の販売はもう少し先になりそうで、変更したい点としては、例えば「同じ高さだと重なって隣とぶつかりそう!」と言う場合にはこういった棚板をオプションとして用意しますので、

空いている所に適当に挿せば自分好みにアップデート出来る!みたいにしたいと思ってます。なので後で拡張出来る為の穴や溝を設けておきたいんですよね。

 あと私的に気になるのがレーザーでカットした時の焦げ目で、同じように気になる方はこんな感じで塗装してしまっても良いんじゃないかと思っています。ただし艶ありは失敗必至なので(MDFへの艶あり塗装は一筋縄ではいきません)、軽く塗れる艶消しが良いと思います。

板と柱は違う色にして、面積の大きい方を薄くする(明るくする)のがセオリーでしょうか。ステンシルで文字とか入れても良いかもですね。

後はモニターとして実際に使って頂いて色々ご意見を頂ければと思っていますので、最低限な仕様が出来たら改めて紹介したいと思います。

ワニクリップ用塗装スタンド Ver4.0完成

 少し前から作成していた小物塗装用のワニクリップ用スタンドです。

MDF板は新たなルートから大量に仕入れられましたので、その後データを修正して色々改善していました。

こちらの塗装スタンドは販売もする予定で、となると送料がネックになってくるでしょうから、ご購入いただいたユーザー自身で組みやすいようにと色々工夫していました。素の状態なら送料の安いメール便(現ネコポス便)で送れますからね。

 組み付けで一番面倒だったのが柱の挿し込みで、板の穴のサイズをそれぞれ0.1ミリ単位で調整し、また柱の角を丸める事でスムースに穴に誘導出来るようにしておきました。

 と言う訳で現在出来上がっているのがこちらの最終Ver.4.0です。1.0から始めて丁度30個めのデータですね。

 大きく変更したのは中板で、柱の穴が他の板に比べて少しズレています。

 ここに柱の溝を挿し込む事で板のズリ抜け防止と、また中板がきっちり水平に固定出来るようになりました。

 中板の穴は他の板よりも大きめになっていて、また溝も角を丸くしておいたのでスムースにスライド&抜き差しが出来るようになっています。

 中板の固定位置は3カ所で、挿し込んだクリップ棒の遊びを少なくしたい場合は下段で、スピード優先なら放り投げても入り易い上段がお勧めです。

 ただ中板の位置は後からでも簡単に変えられるので、取り敢えず見た目が一番良い中段にしておくと良いかと思います。柱は画像のように先に中板に入れてしまった方が組み付けは簡単だと思います。

 底板の穴に柱の先端が入るように挿しこみ、ただこの時点では最後までしっかり入れなくて大丈夫です。

 さらに天板を被せます。このVer.だと間違えようが無いのですが、念の為穴の小さいのが天板となります。中段はそれよりも一回り穴を大きくしていて、クリップ棒を入れ易くなっています。

 各固定部には接着剤の塗布をお勧めしますが、一応「何とか入れられて、且つ外れ難い」と言うギリギリのサイズにしているので、余程重い物や乱暴に扱わない限りは接着剤無しでも大丈夫だと思います。ただしこの辺は自己責任でお願いしますね。

 パワープレイで素手でも最後まで挿し込む事は出来ますが、無難な方法としては当て木を挟んでハンマーで叩くのが宜しいかと思います。柱は一応予備で2個余分に入れるようにしますので、何も無ければそれをお使い下さい。

 また今回は壁に引っ掛けられるよう上下に穴を開けておきました。クリップ棒を入れてもギリギリ素通りしない、絶妙な位置に空けています。

 壁に掛けた時にズレたら気持ち悪いので、丁度中心で引っかかるようになってます。

 と言う訳で完成です。接着剤を使わなければ2分くらいで組み立てられると思います。

 中板は横から押してスライドさせれば溝から外れますので、

 好きなように下にズラしたり、

 上の方にしたりも出来ます。

また中板がしっかり溝に嵌っていれば接着剤が無くても外れる心配が無い為、持ち運ぶ際も安心できると思います。

また乾燥時の都合上、風の流れを良くする為に底板を少し浮かしたい!と言う事であれば、柱が底板を突き抜けるよう叩いて調整すればこれも何とかなると思います。

ただ底板に開けた穴はわざときつくしている為、スライドさせる際には少し大変かも知れません。この点だけご注意下さいませ。

取り敢えずは実際に使って頂いてレポート(と言う程の事でもありません)して頂けるモニターを募集しますので、「使ってみたい」と言う方は是非ご応募頂ければと思います。条件は実際に使っている光景をブログやSNS上で紹介して貰えれば良いだけですのでどなたでも簡単に御利用頂けると思います(一人静かに使いたいという方は販売もしますのでそちらをどうぞ。笑)。

MIX575&MIX577 イエロー系色見本

好きな事を仕事にしてしまうと、私用での塗装は余りやれなくなってしまうのですが、最近行っている色見本の製作は仕事の一環と言う事もあって非常に楽しくやらせて頂いています。イメージとしてはロールプレイングゲームで敵を倒して経験値を稼ぎつつ、お金やアイテムを手に入れている感じでしょうか(いずれ時間が出来たらまたゲームをやりたいなぁ、と)。

 と言う訳で、今回の色見本はSTANDOX MIX577、オレンジ寄りのイエローです。

弱点としては隠蔽力が弱い所がありますが、有機顔料らしい発色の良さ(彩度の高さ)と、透明感の中に温かみのある暖色系な黄色が私的に大好きな原色の一つです。

オレンジの原色はMIX579が別にありますが、そちらは比較的濁った色なので余り使われる事は無く、むしろこちらの方がオレンジ系の塗色には多く採用されています。

 今回も予備用としてアクリル板は2セット分塗りました。

 また今回はこちらのMIX577とは別に、レモンイエローなMIX575も塗っています。奥にある青味のある黄色がそうで、少し前に塗ったレモンイエローなマイクに採用したMIX884に似た色ですね(似ていますが微妙に違います)。

 クリアーは後日それぞれ仕事でご依頼頂いた案件と一緒に塗らせて頂きました。艶消しのクリアーはアルファロメオ147の内装パーツの序となります。

こちらがレモンイエローなMIX575の方で、こうやって彩度の高い塗料原色を白で割って順番に並べると、印刷のそれとは大きな違いがある事に気が付きます。

並んでいる色見本は左の方が白が多く含まれていますが、鮮やかなイエローが含まれているにも関わらず、途中で黄土色っぽい色になっているのが判ります。具体的に言うと、左から2番目~4番目はちょっとおかしく見えませんでしょうか。

この辺が「染料」と「顔料」の違いで、塗装(塗料)の場合は白と混ざれば何でも発色が良くなるという訳では無く、むしろ「濁り」を生じてしまいます。

ちなみにこちらのレモンイエロー的な原色「MIX575」は、イエロー系ではとても多く使われる塗料原色で、車体色で言うと、


・ポルシェ「スピードイエロー」(カラーコード:12G)

ブレンボブレーキキャリパー塗装 完成


・フェラーリ GIALLO MODENA(カラーコード:4305)

Ferrari F50 Brake Calipers


あとは珍しいところで

・スバル「サンライズイエロー」(カラーコード:C2Z)

SUBARU IMPREZA Canard&Interior parts

などの色に多く使われています(こちらはてっきりオレンジ寄りのMIX577が多く使われていると思いきやMIX575がベースだったというオチで・・・)。

この原色無くして世の中のイエローは作れない、と言う程使用頻度は高くなります。


そしてこちらが最初に紹介したオレンジ寄りのイエロー、MIX577です。

やはりこちらも左から2番目~4番目で色が変な濁り方をしていて、せっかく透明感があった色が台無しとなっています。この場合彩度を落とさず明度を上げるには、白では無く先ほどのレモンイエローMIX575を使うのが正解と言うのが良く判ります。こういう事に気付けるのも設定を固定した色見本の良い所ですね。

と言う訳でこれでようやく6原色で、次は赤系のMIX561と、先ほども紹介したオレンジ原色MIX569を作る予定です。

こうやって色相=原色数を増やしていき、これは!と言う12色がいよいよ揃ったら・・・

以前から計画していた色相環壁時計計画を実行してみようと思います。

あ、でもその前に塗装スタンドが思いの外ご好評を頂いておりまして、そちらの商品化を先にしようと思います。お陰様で3個受注しました!(まだ値段も決めていなかったのでフライング気味過ぎている気がしますが…)。

尚こちらはブログとかSNSをご利用の塗装屋さんにはモニター的に無料で差し上げる事も考えておりますので、宜しければ是非ご応募頂ければと思います。詳細が決まり次第紹介させて頂きますね。