台風が過ぎ去って

大田区では台風の影響は殆ど無く、今日は普通に自転車で通勤が出来ました。

が、本日は祭日と言う事もあって多摩川のサイクリングコースは人が多そうなので、短距離ルートの呑川沿いを、MTBベースのcannondaleでの通勤としました。あ、仕事は普通にしていました(苦)。

呑川は昨日の雨のお陰かいつもより透明度があって、ただ亀達は気持ち下流に集まっていたようです。やはりと言うか流されていたんですかね。

ここの所よく見るボラッ子も沢山居ました。これらを食べる鳥達もそろそろ集まって来る頃では無いでしょうか(最近めっきり見ませんので)。

JRの線路下を通れるトンネルです。車やバイクは通れませんが自転車は大丈夫です。

平日の朝は結構人が通っているのですが、さすがに祭日の朝は誰も居ませんでした。

 工場に出社してみると、おおおおお・・・・。

ブースの壁に貼ったビニールが何だか凄い事になってます。

一昨日帰る時に奥の扉を開けたままだったので、換気扇口から結構な風が入って来ていたんでしょうね。

まあビニールの固定はマグネットと画びょうなので問題無く元通りにしておきました(ただビニールに塗ってある粘着物質で腕がベタベタに・・・)。

帰り道も呑川沿いで、おおお!?久しぶりに怪鳥のアオサギが餌を採りに来ていました。

涼しくなって来るとゴイサギ・シロサギ・カワウ、あとユリカモメも見かけるので、これからの季節が楽しみです(と言うか夏はもう辛いです・・・)。

工場備蓄品

 少量ではありますが、工場には万が一の備えといった感じで、比較的日持ちする食料が置いてあります。

少し気になるところがあってので久しぶりに箱を出してみると、

 おぉぉぉぉ・・・。

賞味期限から一年以上経ってしまっていまして、やらかしてしまった模様です。

 ちなみにこちらは頂き物のたくあんの缶詰で(!)、幸いにしてこれはまだ余裕があったので安心しました。

まあでもこれで来週からの昼食はちょっと豪華になりそうです(食べるのか!と)。

 他にはこちらの炭水化物系で、これらはあと一年は大丈夫なので適当に食べながら徐々に入れ替えていこうと思います。アルファ米は最悪お湯が無くても水で戻せるので便利ですよね。

 備蓄する食料の選定に関しては「非常時じゃなくても美味しく頂ける物」と言う私なりの基準があって、乾パンとか非常食としてはとても優れた物がありますが、それって普段は余り好んでは食べたくないのでして・・・(製造者の方すいません)。

なので仕方なくではなく、むしろ今すぐ食べたい!と言うのをこまめに入れ替える方式にしています。

 この辺はまさに自分好みで、途中何度か心が折れそうになりました(残念ながらビスコは賞味期限前に1缶食べてしまいまして・・・)。

 他には水が出なくなった時の為の簡易トイレと、長時間点けていられるロウソク、防寒用のサバイバルシート(アルミ箔の大きいのみたいな)などを保管しています。

ただこれらはあくまでも備蓄用で、

 それとは別に緊急時に持ち出せるリュックも用意しています。缶詰などは後から取りに来れば良いので、取りあえず身一つで脱出する時に持って行く用みたいな感じの物を、さらに工場とは別に自宅にも2個用意しています。やっぱりきっかけは東日本大震災ですね。

 リュックの中身は少量の缶詰と、後は移動する道中にあると助かる物みたいなのが入ってます。カッター・ビニール袋・合羽・トイレットペーパーとか、あと視力の弱い人間にとっては必須の予備のメガネですね。

メガネは意外にデリケートな物で、レンズ面に傷が付くと日常使用に支障をきたしてしまいますが、そういった物は捨てずに色々な場所に分散して置いておくようにしています。車とか通勤で使うリュックとかですかね。

あとは何といっても水でしょうか。

マスターキートンやサバイバル(どちらも漫画)を読んでいれば何もない所で水の確保も出来なくは無さそうですが(いや実際どうなんでしょう・・・)、当面の分は確保しておきたいという事で、工場ではこれを1ケース、自宅ではサーバー用の水を常に100リットルくらいはストックするようにしています。新鮮さを求めなければこれらは大きなコスト増にはならなく、入れ替えさえちゃんとしておけばどれも無駄になりませんからね(缶詰の件を棚にあげて一体どの口が言ってるのかって話ですが)。

災害が起きて一番怖いのは不安やパニックになる事だと思っているので、せめて一週間は平穏に過ごせるよう備えをしておきたいと思っています。

あ、ちなみに焼き鳥の缶詰は実際に食べていてなんら問題は無く、賞味期限はあくまでも目安であって、封を開けさえしていなければ10年くらいは問題無いようです。そういえばサバイバル(さいとう・たかを氏の漫画)でも缶が膨らんでさえいなければ大丈夫ってさとる君食べてましたしね(笑)。

アクリル板端材入荷

 色見本用にレーザーでカットして使っている2ミリ厚のアクリル板が無くなったので新たに一箱仕入れました。まともに買うととても高いアクリル板ですが、こういった端材物だと破格で買えるのです。

・・・が!

気を利かせてくれたのかどうか判りませんが、今回届いた物は比較的厚みのある板ばかりで、ちょっと使い物にはならなゴボゥッ(力尽きた感じで)。

まあでもこの辺の福袋的な所も端材品の面白い所なんですよね(いやどうするんだって話ですが)。

 ただ今回はミラーや透過色など面白そうな物も入っていて、これはこれで中々良い感じです。

 こちらはいつもの塗装完成品の撮影をしている場所で使っている蛍光灯ランプですが、そのままだと眩しいだけなので透明なアクリル板を置いてトレーシングペーパーを貼って使っていました。

 左側がそのトレーシングペーパーを貼った仕様で、右が今回入手した透過性乳白色のアクリル板です。

 おおおお!カットもせずそのまま棚と机の隙間にピッタリ嵌りました。

光り方もムラなく、とても良い感じです。

 小さい物を撮影する場合、同じ高さに当てられる先ほどのベタ置きランプがとても重宝するんですよね。

撮影は気を遣っているようで実は極力手間を掛けないようにしていて、なのでその為にわざわざ照明を持って来たりセッティングをしたりするのは本当嫌なのです。いずれ撮影が出来る方がうちの工場に間借りしてくれれば、お金を払ってお願いしたいくらいですよ。

他にはガラスっぽい緑色をしたアクリル板や、こんな感じのスモーク調のアクリル板も入っていました。

いずれ真空成型も出来るようになれば、バイクのスモークウィンカーレンズカバーなんかも作れてしまうかも知れませんね。真空ポンプも赤外線ヒーターもあるのでやる気さえあれば直ぐに出来ると思うのですが、問題はそのやる気が(苦笑)。

色見本用マイクの作成

自分用にSHUREのボーカルマイクSM58を買いました。

と言っても何かを歌いたかった訳では無く、塗装用色見本の為です。

まずは分解し、

 油粘土で目止めをしてブロックで作った型に油ねんどを詰めてマイク本体を半分埋めました。

 そこにシリコーン樹脂を流し込みます。

ただ今回は肝心なこのシリコーン樹脂が足りなくて、固くなって使わなかった古い物と、さらに20年前くらいに買って半ばゲル化した物を無理やり使って見事に失敗してします。

ただ一応最後までは行っていますので、取り敢えずそこまでは紹介したいと思います。

 先ほどのシリコーン樹脂が固まったら裏返して油ねんどを取り除きます。

 こんな感じで油ねんどを綺麗に取り除いたら、固まったシリコーン樹脂の表面に離型剤(ワックス)を塗ります。この後新たに注ぎ込むシリコーン樹脂がくっ付かないようにですね。

 そして再びシリコーン樹脂を流し込んだら、先ほどは紹介していませんでしたが真空脱泡を行います。ちなみに最初は脱泡中に硬化が始まり大変な事になりました(苦)。

 さらにこちら側では途中でシリコーンが尽きてしまい、仕方ないので使い物にならなかったほぼゲル化してしまっている20年前に買ったシリコーンを強制的にウレタンシンナーで希釈し、足しています。

さすがにヤバいかとは思っていましたが、足りない分を嵩上げするだけなので大丈夫だと思ったのが大きな間違いでした・・・。

 と言う訳でシリコーン樹脂が固まった後日、型枠(ブロック)を外しました。

 開くとこんな感じに。おぉぉぉぉ!、以外と良く出来てビックリしました。最初の真空脱泡中の硬化で巣穴だらけかと思いきや、結構大丈夫な物だったんですね。

ただ後から足したシリコーン樹脂が型の一部を局部的に柔らかくしてしまい、ちょっと力が加わっただけでも型が歪んでしまいます。

どうせ足すなら最初に注いだ分が固まって二段階にすれば良かったのですが、まあ何にしても準備不足でしたね。仕事じゃないといつもこうです。

 と言う訳ですが、折角なので樹脂を流し込んでみました。使っているのはいつもの注型用ウレタンで、180秒硬化タイプです。

 数分後、樹脂が固まったら型を開きます。

ちなみに最初に注いだ方のシリコーンは歪んでいないので、駄目な方を裏側にして壁に掛けたりすれば使えない事はありません。

ただこれだとやはり塗装するのにやる気が出来ませんから、後日新たに購入したシリコーンで作り直す事にします。

 心配していたネジ部は結構綺麗に出来ていて、ネジ山もそのままいけそうです。と言うかこんなサイズのダイスは持っていないので、ここが上手く行かなかったら大変な事になるのですが(苦笑)。

 グリルボールも無事に着きました。フフフフフ(壊)。

一応複数個作ってみましたが、出来上がる度に変形度合が違って気持ち悪いので、早いところ新たな型を作ってリベンジしたいと思います。

あ、ちなみに内部は中空では無いので当然マイクとしては使えません。あくまでも色見本用の物ですので念の為。