デザフェス用 色見本キーホルダー制作

以前から趣味で作成している色見本キーホルダーですが、色相環に使っているピースが無くなってしまったので新たに増産する事にしました。前回200個分作ったので当面は大丈夫かと思っていましたが、結構あっという間になくなってしまったんですよね(その理由としては試作で1/4が消えてしまいました…)。

また今回はもう作るのは辞めようと思っていたメタリックキャンディー(3コートキャンディーカラー)も作る事にしました。これの理由としては、余り気味だった3mm厚の透明アクリル板の端材が有効利用出来るという点です。

ちなみにミラーキャンディー仕様では、下色のシルバーメタリック塗装が不要となりますので、ソリッドカラーと同じく2コート塗装で済み、コスト(販売価格)が低めで抑えられるメリットがあります。

と言う訳で一応定休日となっている土曜日を利用して本塗りを行いました!

尚、アクリル部品はレーザーカット後に足付け処理も行っています。

側面はさすがにペーパー掛けしていませんが、恐らくレーザーカットした際に断面に細かいクラック(気孔のような物)が出来ていると思われるのでそれを頼りにしています。尚、ミラーアクリルを使った壁時計が出来ないのはそれが理由でして、透過して見えてしまうピースは細かいクラックが目立ってしまうので商品にならないんですよね。ソリッドカラーや3コートキャンディーの壁時計でピースの裏側に和紙を張っているのは、それらのクラックを見えなくする為の物ですね(普通の方が見ると落として割れたのだと思ってしまう為)。

尚、3コートメタリックキャンディーのデメリットしては、下地にシルバーを塗る分膜厚が大きくなってしまう事から背板に装着する際にバリをしっかり削る必要がり、これが非常に手間なので出来れば避けたかったんですよね。

ただ今回12色まとめて塗るのと、こちらが好みという方もいらっしゃると思いますので、どうせなら!という事で何とか奮起した次第です。

臓器提供意思キーホルダー用のピースも何個か混ぜておきました。

こちらはテスト的に新しい色を枠に塗ってみた仕様です。Twitchのロゴに採用されているPANTONE814の紫ですね。

これの良いところは先ほども紹介したように「余り気味だった3mm厚の透明アクリル板」を使用出来る事で、

裏から色を塗り、表側は文字をレーザ彫刻&塗装しています。わざわざ黒いアクリル板を買う必要が無く、捨てられる筈だった端材を再利用出来るのが良いんですよね。

その他キャンディーカラーも試してみたのですが、こちらは通常とは逆の順番で行ったからか、メタリック層とキャンディー層で色が混ざってしまう「滲み」(ブリード)が発生してしまいました。これの解消方法としては最初に塗るキャンディーカラーをトップコート仕様にするか、またはクリアーを塗ってそれぞれ一旦完全硬化させた上でシルバーを塗れば大丈夫だと思うのですが、さすがにそこまで手間を掛けていられないのでこちらはボツですかね。

まあでもこれはこれで良さそうだったので一応完成させました。

メタリック系の枠とホログラムラメの背板との組み合わせはとても良い感じです。

文字は白=STANDOX MIX870を使用しています。

こちらは同じく透明アクリル板にホワイトパールを塗った仕様です。よく見ないと判り難いので(白アクリル板とあまり区別がつかないので)、掛けた手間に比べて費用を上げにくいですから、こちらも今回以降はボツですね。

こちらは白アクリル板を使った仕様です。色相環の背板にはミラーアクリルを使っています。

ミラーアクリルのデメリットは指紋や埃が凄く目立つ事で、私的にこれが嫌でボツにしていたのですが、白枠と同様、ワークショップを行った時の参加者方々から評判が良かったので、改めて採用してみる事にしました。またデメリットを補う方法として、指紋や埃が付かないよう透明なOPPフィルムで包んでおくようにしました。ご購入後にワイヤーまたはキーホルダーを取り付けるシステムにします。

あと以前テスト的に作ったブラックホログラムラメの背板が良かったので、こちらも増産する事にしました。

 

途中自宅でUVレジンを使って作っていましたが、余りにも手間が掛かりすぎるので、こちらも仕事が終わった後(または休日)に工場で作るようにしました。

工程としては結構手間が掛かっていて、


■裏側・・・足付け処理→プラスチックプライマー塗布→クリアー塗布→強制乾燥完全硬化→足付け処理→クリアー塗布→ホログラムラメ塗布→クリアー塗布→強制乾燥完全硬化→クリアー塗布→強制乾燥完全硬化

■表側・・・足付け処理→プラスチックプライマー→クリアー塗布→強制乾燥完全硬化


となっています。裏側の塗装で最初に一旦クリアーで下塗りをするのは理由があって、ここでいきなりラメを塗るとそれが沈殿してアクリル層に到達してしまい剥離し易くなってしまうんですよね。

先ほどの工程が終わった裏側です。凸凹はしていますがクリアーでコートしているので粉っぽく無く、ラメが簡単には飛散しないようになっています(ラメがその辺に飛散するのは本当に嫌で…)。

表側にクリアーを塗る理由としては、アクリル樹脂素地そのままよりも塗装の良い質感が感じられる事ですね。ちなみにこの穴にそのままピースは入らないので、12個の穴の側面全てをカッターで切り込んで余分なバリを取る作業をしています(中々の地獄です)。5回に一回くらいは柱を折ってしまうので、それを見越して多めに作っています。とにかく時間の掛かる作業で、これを仕事として考えると採算が合わないどころか会社が傾いてしまいますから、これらは自宅に持ち帰って寝る前の一時間とかに作業するようにしています。社外記の更新頻度が減ったのはこれが理由ですね。

その他スバルデザートカーキや、フォルクスワーゲンのハーベストムーンベージュ等、アースカラー的な物も試していたりします。こちらは透明アクリルよりも艶消し仕上げの方が似合いそうな感じです。

これらのパーツは事前に塗装出来る準備だけをしておいて、仕事で艶消し黒を塗る際に一緒に塗らせて貰うようにしています。今まで見てきた会社をダメにする人の一例としては、仕事よりも個人的に楽しい事を優先しているように見受けられるので、とにかくそうならないよう注意しています。

こちらは蛍光マゼンタで塗った仕様ですね。

ちなみにハリネズミのデータはシルエットデザインさんの物を使わせて貰っているので、販売する場合は15種類以内という縛りの中でやっています。

こちらの臓器提供意思キーホルダーは、それぞれのパーツをお好みで選んで頂き、それらを組み合わせ作るオーダーメイド的な事でやってみようと思っています。なので使えるハリネズミは15色ですが、それぞれのパーツと組み合わせて出来るのは数百種類!という事が可能になる訳ですね。

と言う訳で、今後の5月18日~19日に東京ビックサイトで開催されるデザインフェスタNo.59でこれらの製品を販売する事にしました!

↓イメージとしてはこんな感じです。

↓前回は一年半前に参加していて、この時はGUNさんのブースの隣で、BLACKRABBiTのキーホルダーを作成して販売させて貰いました。

デザインフェスタ56行き

ただこの時は年間の売上額が200万円ダウンという衝撃的な事が発覚し、その後は参加を控えていたところでもあります(というか当面出ないつもりでした…)。

ただその後も色見本キーホルダーは作り続けていて、

色々な仕様を増やした事、ウェブショップでの販売も好評だったので、だったらという事で準備期間を一年くらい設け、今回のデザフェスには参加しようと思った次第です。

新たに制作したウォルナット仕様は材料費が高くなりましたが文字部分の塗装が必要無いので他の製品と同額に留めています。

今回光熱費や材料費が高くなったので値段も少し上げようと思ったのですが、

初のオリジナル作品のみでの出店という事もあって、むしろウェブショップよりかなり安い金額設定としました。

また今回は、いつもブレンボキャリパーの下準備をお願いしているブレーキ屋さんの知り合いの什器屋さんが壁を作ってくれるという事で、Blenderというフリーの3Dデータ作成ソフトを使って事前にレイアウトも考えてみました。

最初に考えたのが上の仕様で、ただGUNさん曰く「これだと中に人が入って来ない」=入り難い傾向にあるとの事なので、

前回と同じく机を通路ギリギリまで出して棚を並べ、さらにそのすぐ後ろに壁を立てて時計を吊るす事にしました。当日はアルバイトもお願いしていて、私は後ろのスペースで先ほどの臓器提供意思キーホルダーの組み付け作業が出来るようになってます。

ブースの場所は抽選で、南館の4Fの「P-343」となります。中の方に埋もれちゃっている感じですかね…。

前回はGUNさんに2ブース借りて貰ってのその隣だったのでとても良い場所になりましたが、今回は実質初参加で実績も無いのでまあこれは仕方ないかなと(抽選と言えど忖度はありますよね)。

ただネックなのは搬入で、今回私は車で行くつもりだったのですが、一緒に乗っていく予定だったGUNさんが1Fなので、それぞれの階に乗り付けるのは厳しいっぽいんですよね。多分凄い渋滞になるので時間的にどちらにも車を着けるのは難しいのかと…。

尚、今回は前回手伝って貰った3D原型師のくま3Dさんも一緒に参加で、彼の作品も並べられるようにする予定です。

という感じで、また進展あったら紹介しようと思います。宜しければご検討くださいませ!

デザインフェスタ56行き

先日の11月19日(土曜日)と20日の日曜日に、東京ビックサイトで行われるデザインフェスタ56に参加してきました!

ちなみに前回は壁時計の針を着けた状態での販売でしたが、今回は取り付けマニュアルを制作し、針は購入者さまご自身で着けて頂くようにしました。これのお陰で箱のサイズが半分となり、搬入がとても楽になりました。

ただ今回は以前のようにGUNさんのブースを間借りする訳では無く自分用のブースを借りたので、展示用の棚など持って行く物がそれなりに多くなってしまい、私一人での運搬は難しくなってしまったので、工場近くに住んでいる知り合いの原型師さん=くまさんに御願いする事にしました!

朝の7時に工場で待ち合わせ、京急大森町駅から青物横丁まで行き、そこから歩いて品川シーサイド駅→国際展示場に向かいます。

そしてビッグサイト到着です!

以前は工事中かなにかで別館でしたから、こちらで何かをするのは今回が初めてです。

オーシャンビューな通路でテンションが上がりますね!

到着は8時半くらいで、案の定GUNさんはまだ来ていませんでしたが(笑)、お互いなんとか開場の11時に間に合ったといった感じです。ちなみにBLACKRABBiTのブースは角地で本来なら斜めに設置する筈だったのですが、今回レンタルした背板はこの状態で固定されてしまっていて、予め予定していたレイアウトに出来なかったようです。他にもTwitterでは机が届いていない方なども見受けられたりと、多少なりトラブルは発生しているようです。机が無いのは想像しただけで恐ろしい・・・。

今回はサイン代わりと言う事で、以前作成した大きな色相環のオブジェも持って来ました。直径50cmあるのでそのままでは持ってこれず、1ピース毎に壁に固定出来るようにしています。これもくまさんに設置して貰いました!

初日は開場早々GUNさんのブースに長打の行列が出来て、運営さんから苦情が来る程の盛況ぶりでした。それに乗っかってうちも予想以上に商品が売れてくれまして、一部在庫が無くなってしまう!という程の状況になってしまいました。多分コロナ禍で買い控えがあった反動だったのでは、と思う次第です。

と言う訳で、1日目の出店が終わってからは一旦工場に戻り、予め塗るだけはしておいた色相環のピースを台紙から外して組み立てていきます。

それらをこちらも在庫しておいた枠素材に組み込み、なんとか2日目に売る商品を増産しておきました。

梱包する袋に入れている台紙も想定していた二日分が一日で無くなってしまったので、こちらも新たに増産しました。ただこちらは自宅で印刷&カットが出来るので、帰ってから先にご飯を食べてお風呂に入り、いつ倒れても良い状態にしてから(笑)深夜3時くらいまで掛かってようやく一日目が終わった感じです。普段の仕事よりハードですね・・・。

そして二日目です!

BLACKRABBiTキーホルダーは多めに塗ってはいましたが、それに装着するキーリングが足りなくなっていて、ただこちらは初日にamazonで注文→工場のポストに届いていた物を持って来て当日会場で付けて増産しました。数は数えていなかったのですが、300個以上は売れたと思います。

ちなみにBLACKRABBiTキーホルダーで一番売れたのはこちらの黒の結晶塗装だったと思います。直前に増産していた分もかなり旅立っていきました。

あとはこちらの垂れたBLACKRABBiTも評判が良かったです。キーホルダー用の在庫は早々になくなってしまったのですが、小さいピアスタイプをキーホルダーに替えてでも買いたいという方が多くいらっしゃいました。

他に意外だったのがこちらの淡いグリーンと、

淡いピンクメタリックの色で、二つセットにして買われる方が多かったです。余り派手じゃなく、特に珍しいという物でもないのを好む方も一定数居るという事でこれは面白い発見でした。まあ確かにそうですよね。

色相環色見本キーホルダーは、やはりと言うか今回新しく塗ったミラーキャンディー系が非常に好評でした!

ベースがミラーアクリル(文字以外は未着色)の物もとても好評だったのですが、指紋や小傷が目立つので私的には余り好きでは無いので、今後進んで作りたくない物ではありますかね。またはベストな状態でお渡しできる通販なら問題無いかもです。

それでもやはり一番売れたのがこちらのソリッドカラーで、金額的にも他の物より安く設定していたのが理由だと思います。

そしてこちらのミラーキャンディーも前記した物と同じ金額設定だったので、かなりの数が売れました。手間的にはソリッドカラーより楽なので、ミラーアクリルの材料費分はペイ出来ると考えて販売金額を抑えたのが良かったのだと思います。まあそれにしても単なるキーホルダーとしては決して安い物では無いと思いますが・・・。

そして以外だったのがこちらの下色メタリックの普通のキャンディーカラーで、こちらの方が¥1,000高いので余り売れないかと思いましたが、こちらも初日に在庫分が全部売れてしまいました。

こんな感じで色相環キーホルダーは全部で50個くらい売れたと思います。塗装した材料はまだ残っているので、いずれウェブショップで販売しようと思います。

あと今回手伝ってもらったくまさんオリジナルのキャラクターフィギア(?)専用棚も設けました!自宅の3Dプリンターで作ったそうです。いつか「ここが始まりだった」みたいな伝説な日となれば嬉しいですね(笑)。

二日目は比較的落ち着いた状況だったので、トイレに行くついでな感じで少し周りを見たりも出来ました。

ただ挨拶に行きたかったところなどは結局殆ど行けず、だったらもう次回は二日目は昼過ぎくらいに店を閉めて、会場全体を見て周る時間に割くようにした方が良さそうです。次に参加する場合は「留守中」の看板を作っておくか、代わりに誰かに店番を任せられるよう値段がすぐに判るようにしておくようにしたいと思います。

あと高校生の姪っ子が「こういう所で店番をしてみたい!」と言う事で、多少サポートしながらですが御願いする事にしました。本人も喜んでくれて本当に良かったです!

ちなみにデザフェス開催までの一か月間は毎日帰宅が22時過ぎといった状況で、疲れが溜ったせいか途中でギックリ腰をやらかしてしまい、いつもの鍼灸師さんにお世話になっていたりもしました。通勤に費やす時間も無くなってしまったので徒歩では無く自転車が主となり、運動不足&寝不足で不健康な一か月になってしまったと思います。

ちなみに売り上げ的には当初は赤字で当然と思っていたのですが、実際にはかなり利益が出ていて(本当にビックリする程でした・・・)、次回はどうなるか判らないと思っていましたが、これなら今後続ける事も前向きに考えられそうなので、準備はしておこうと思った次第です。まあそれも周りの方のご協力のお陰でもあって、私一人ではどうにもならなかったと思いますが・・・。

当日お越し頂いた方々、出店に関してご協力頂いたGUNさん、hotaniさん、くまさんには本当に感謝です。有難う御座いました!

2021塗装屋会

少し前の休日の日曜日、久しぶりに当工場の二階で塗装屋会みたいなのを開きました。メンバーはいつものような感じで、今回は相模原の方から当方と同じSTANDOXユーザーの方が新規で来られました。私が夢見る、郊外の古民家の傍らでひっそりと塗装業を営む!といった形態でやられているFLAG-UPさんです。

ちなみに今回はワークショップは行っていないので告知はせず、またコロナ禍が明けたばかりなので極小人数に留めておきました。

こちらはいつものGUNさんのブラックラビット(塗装済み品)で、

さらにこちらは第一弾のガチャに引き続き、これから世に出る新色の第二段となります。先ほどのと形は同じですが、サイズが小さく、ただ塗っているのは勿論GUNさんではありません。プロデューサー的な感じですかね。

最近雑誌の取材もあったみたいで、いよいよこれを本業しても良いのでは・・・と思う次第です。

こちらも同じくガチャのブラックラビットですが、これはGUNさんの物では無く、いつものG-SHOCK塗装屋さんが色見本?として塗装した物となります。

お互い違う方面から新色(新顔料)を入手していたりして、遭った時にそれの答え合わせみたいな事をしています。クロマフレア系の顔料は安く無いので、同じ物でも違うルートを見つけて情報を交換し合うのが面白いですね。

こちらはJunpeiさんの作で、フィギアに見えるのですが実は魚を釣る為のルアーで、通常のレジンだけでは無く発泡系を混ぜて浮力を稼いでいるとの事です。本業は鍛冶屋さんで、今回もわざわざ四国からやって来られました。いずれは私が四国に行こうと思っています(バイクをフェリーに乗せて!)。

そしてこちらはTwitterで知り合ったくま3D-さんの作品で、自ら3Dデータを作成し、それを3Dプリントで出力し、塗装もしているという物になります。本業は店舗の内装や什器の造形・塗装などをしているとの事で、こちらはもっぱら趣味との事でしたが、今後もしかしたらこっち方面を本業に出来るかも知れないとの事です。それは素晴らしいですね!

同じくくま3Dーさんの作品です。こちらはデジタルでは無くアナログで、粘土で作った原型作品との事です。どろろの百鬼丸ですね。これはヤバイ・・・!

普段仕事でもエイジング塗装を行っているとの事で、至極精密に造られているのが判ると思います。

纏っているボロはてっきりガーゼか何かの繊維を押し付けて模様を転写させたのかと思いきや、一本一本彫っているとの事です。意味が判りません・・・(恐)。

今回はただ集まって話すだけの会でしたが、いずれはまたワークショップ形式で何かをやろうと思いますので、塗装屋では無い方でも気軽に来易いのでは、と思っています。

そういえば少し前、某アイドルの方のファン向けの会誌に、スニーカー塗装ワークショップの体験利用&取材をさせて欲しい!とのお問合せがありました。が、色々都合が合わない為にキャンセルとなりました。先方が希望されている日が平日で、その場合は工場丸々の貸し切りとなりますから当然それ相応の費用が必要となり(当店の一日分の売り上げ額+α)、ただそうなるとかなりの額になりますから、間に入っている会社(広告代理店のような感じでしょうか)としては予算的に難しかったようです。当の本人はスニーカーが好きでこれをやりたかったようなので、お金の事で実現できなかったのは私的にも残念に思いました(大人の事情ってやつですね)。

ちなみにいずれはストアカみたいな所に登録して、数人で行う比較的安めの設定と、より本格的に(または著名人など)向けのマンツーマンのワークショップをしようと考えています。4人~6人なら一人¥3,000で、独りなら1万5千円のコースとかですかね。著名人でもこういう時なら気軽に利用出来るのではと。

ただ取材となると面倒なので断るかも知れませんが・・・(実際何度か断っています)。

2021 DESIGN FESTA Vol.53行き

以前より紹介していた、自作品のピアスやキーホルダーです。余っていた有孔ボードで使って簡易的な棚を造り、飾ってみました。場所はいつもの工場二階の流し台の上です。

飾ってあるアクセサリー類は全てハンドメイドで、箱買いしているアクリル板の端材をレーザー加工機でカットし、それに塗装を施しています。

ブラックラビットはGUNさんが塗装して販売しているフィギアですが、今回データを送って頂き、それを基に作成、販売する事になりました(また今回これらを販売したデザフェスでは、ブラックラビットの産みの親である方にもお会いしました!)。

施した塗装は、見る角度によって色相が変わる光干渉型のパールや、キャンディーカラーのグラデーション、またスニーカー塗装のワークショップで行ったスプラッシュ塗装なども応用してみました。塗装としてはかなり変則的ですが、下地のトップコートクリアーを塗ってから24時間以内に同社STANDOXの2Kエナメルを重ねるという事で、一応はメーカーのマニュアルに沿った仕様となっています(塗装後24時間以内なら足付け処理無しで塗装が可能なのですが、私的にはそれも不安なので仕事では殆どやりません)。

他には、今出来る事をふんだんに詰め込んだ色見本キーホルダーなども作成しています。一般の方には全く関係ないのですが、どの色も配合データがしっかりしているので、後で同じ色を再現が可能!と言うのが肝となります。まあそれが役に立つのは知り合いの塗装屋さん(GUNさんとG-SHOCK塗装屋さん)だけだったりするのですが・・・(笑)。

と言う感じで、工場で作っておいたそれらの品々を自宅に持って帰り、会場まで電車と徒歩で運べるようにしました。壁時計は普通のトランクケースだと入らないのでL字型のカートに、細々とした物はモンベルの50Lリュックにパンパンに詰め込んでいます。黒いリュックに色相環が凄く良い感じです!

と言う訳で翌日の朝、東京テレポート駅からすぐの場所にある東京ビッグサイト青海展示棟に到着です。以前オートサービスショーで来た所と同じですね。懐かしい!

  一般の方の入場は11時からで、事前にGUNさんから頂いた搬入者用のチケットを持っていると早い時間から中に入れます。ボードに釘を打ちつける音が建物内に響いていて、いよいよ始まるのか~!と気持ちが昂ぶります。

予めGUNさんが借りていた背面ボードとカウンターの什器に、GUNさんが徹夜で印刷して持ってきた木目シートを貼りました。学生自体に味わえなかった文化祭が、今になって楽しめている感じです(高校の時は余り学校に行かなかったのでそういった催しも参加していませんでした・・・)。

今回の肝は何といってもこちらのブラックラビットのガチャで、今回はGUNさん自ら機械を購入し、先行してここ限定で販売しています。やはりと言うかこれの為に朝から行列が出来て、昼過ぎには持ってきた200個全てが売り切れてしまいました。300円は安すぎですから誰だって回しまくりです。

私の方も多くの方にお買い上げ頂いて、高過ぎて絶対売れないと思っていたキャンディーカラー+光干渉型の色相環キーホルダーは初日でほぼ売れてしまい、一日目が終わって帰ってから急いで増産しました。

↓このような感じです。

使われている色の殆どが3コートカラーで、使っている色数は大体18色、15個のパーツを組み合わせてこの一つのキーホルダーになっています。一般の方より塗装屋さんが見た方が「随分と面倒臭い事やってるな・・・」と思うかも知れません。実際かなりの手間なのでもう増産はしないと思います・・・(作れば作る程赤字なので)。

壁時計はこちらの4個を持って来ていて、「実物を見てから買おうと思って来た」と言う方が欲しかった25cm 背面白の仕様がここには無く、なので後日工場から発送という事で対応をさせて頂きました。伺った住所からしてわざわざこれの為に来ていただいたとしたら、本当に至極恐縮です。

 そしてGUNさんのガチャですが、二日目も昼過ぎには売り切れとなりました(笑)。

私も回したかったのですが、ここは一般の方が優先だろうと言う事で、控えておきました。来週あたりから全国展開になるそうなので、そうなったら私も回しまくりたいと思います!(ただ素体をかなりの量分けて貰えるとの事なので、私はそれを塗れば良いという事もあるのですが)。

その他の会場の様子です。ライブペインティングは面白いですね!

終わった後は全部剥がしてしまうとの事で、勿体なく、そして儚いです。

こちらなんて凄く良い感じでした。

こちらの作品も素晴らしかったです。モノクロとカラーとの対比がとても良い感じです。

そしてこちらの色相環壁時計は梱包を終え、お買い上げいただいた方へ発送を行いました。

現在ウェブショップでは全て売り切れにしていますが、後日改めてそちらに出品しようと思います。

ピアス・キーホルダーについては個別で撮影&販売するのは大変過ぎるので(これ以上労力が掛けられません・・・)、並べて動画で撮った物をTwitterにアップ、欲しい方はそこからピックアップしてDM(ダイレクトメール)にて対応しようと思っています。

GUNさんはデザフェスに14年くらい出続けているとの事で、しかもTwitter歴も長く、やはりと言うか多くのファンが居るようで、これらのブラックラビットが飛ぶように売れていくのを目の当たりにしました。

私の方も想定していたより倍くらいの売り上げになり、恐らく初回としては大成功と言える内容だったと思います。ブラックラビットに便乗した効果は凄かったと感じました。

また「前からTwitter見てました!」と言って来て下さった方々も多く、自分の工場以外アウェーと思っている私としては、とても心強く、そして嬉しかったです。

初めて参加したデザフェスは想像以上に楽しくて、また何か新しい物を作ったら出店したいと思います!(ただ二週間休み無しで働いている感覚が強く、「まだ火曜日なのか・・・!」と驚愕しました。笑)。