2021 DESIGN FESTA Vol.53行き

以前より紹介していた、自作品のピアスやキーホルダーです。余っていた有孔ボードで使って簡易的な棚を造り、飾ってみました。場所はいつもの工場二階の流し台の上です。

飾ってあるアクセサリー類は全てハンドメイドで、箱買いしているアクリル板の端材をレーザー加工機でカットし、それに塗装を施しています。

ブラックラビットはGUNさんが塗装して販売しているフィギアですが、今回データを送って頂き、それを基に作成、販売する事になりました(また今回これらを販売したデザフェスでは、ブラックラビットの産みの親である方にもお会いしました!)。

施した塗装は、見る角度によって色相が変わる光干渉型のパールや、キャンディーカラーのグラデーション、またスニーカー塗装のワークショップで行ったスプラッシュ塗装なども応用してみました。塗装としてはかなり変則的ですが、下地のトップコートクリアーを塗ってから24時間以内に同社STANDOXの2Kエナメルを重ねるという事で、一応はメーカーのマニュアルに沿った仕様となっています(塗装後24時間以内なら足付け処理無しで塗装が可能なのですが、私的にはそれも不安なので仕事では殆どやりません)。

他には、今出来る事をふんだんに詰め込んだ色見本キーホルダーなども作成しています。一般の方には全く関係ないのですが、どの色も配合データがしっかりしているので、後で同じ色を再現が可能!と言うのが肝となります。まあそれが役に立つのは知り合いの塗装屋さん(GUNさんとG-SHOCK塗装屋さん)だけだったりするのですが・・・(笑)。

と言う感じで、工場で作っておいたそれらの品々を自宅に持って帰り、会場まで電車と徒歩で運べるようにしました。壁時計は普通のトランクケースだと入らないのでL字型のカートに、細々とした物はモンベルの50Lリュックにパンパンに詰め込んでいます。黒いリュックに色相環が凄く良い感じです!

と言う訳で翌日の朝、東京テレポート駅からすぐの場所にある東京ビッグサイト青海展示棟に到着です。以前オートサービスショーで来た所と同じですね。懐かしい!

  一般の方の入場は11時からで、事前にGUNさんから頂いた搬入者用のチケットを持っていると早い時間から中に入れます。ボードに釘を打ちつける音が建物内に響いていて、いよいよ始まるのか~!と気持ちが昂ぶります。

予めGUNさんが借りていた背面ボードとカウンターの什器に、GUNさんが徹夜で印刷して持ってきた木目シートを貼りました。学生自体に味わえなかった文化祭が、今になって楽しめている感じです(高校の時は余り学校に行かなかったのでそういった催しも参加していませんでした・・・)。

今回の肝は何といってもこちらのブラックラビットのガチャで、今回はGUNさん自ら機械を購入し、先行してここ限定で販売しています。やはりと言うかこれの為に朝から行列が出来て、昼過ぎには持ってきた200個全てが売り切れてしまいました。300円は安すぎですから誰だって回しまくりです。

私の方も多くの方にお買い上げ頂いて、高過ぎて絶対売れないと思っていたキャンディーカラー+光干渉型の色相環キーホルダーは初日でほぼ売れてしまい、一日目が終わって帰ってから急いで増産しました。

↓このような感じです。

使われている色の殆どが3コートカラーで、使っている色数は大体18色、15個のパーツを組み合わせてこの一つのキーホルダーになっています。一般の方より塗装屋さんが見た方が「随分と面倒臭い事やってるな・・・」と思うかも知れません。実際かなりの手間なのでもう増産はしないと思います・・・(作れば作る程赤字なので)。

壁時計はこちらの4個を持って来ていて、「実物を見てから買おうと思って来た」と言う方が欲しかった25cm 背面白の仕様がここには無く、なので後日工場から発送という事で対応をさせて頂きました。伺った住所からしてわざわざこれの為に来ていただいたとしたら、本当に至極恐縮です。

 そしてGUNさんのガチャですが、二日目も昼過ぎには売り切れとなりました(笑)。

私も回したかったのですが、ここは一般の方が優先だろうと言う事で、控えておきました。来週あたりから全国展開になるそうなので、そうなったら私も回しまくりたいと思います!(ただ素体をかなりの量分けて貰えるとの事なので、私はそれを塗れば良いという事もあるのですが)。

その他の会場の様子です。ライブペインティングは面白いですね!

終わった後は全部剥がしてしまうとの事で、勿体なく、そして儚いです。

こちらなんて凄く良い感じでした。

こちらの作品も素晴らしかったです。モノクロとカラーとの対比がとても良い感じです。

そしてこちらの色相環壁時計は梱包を終え、お買い上げいただいた方へ発送を行いました。

現在ウェブショップでは全て売り切れにしていますが、後日改めてそちらに出品しようと思います。

ピアス・キーホルダーについては個別で撮影&販売するのは大変過ぎるので(これ以上労力が掛けられません・・・)、並べて動画で撮った物をTwitterにアップ、欲しい方はそこからピックアップしてDM(ダイレクトメール)にて対応しようと思っています。

GUNさんはデザフェスに14年くらい出続けているとの事で、しかもTwitter歴も長く、やはりと言うか多くのファンが居るようで、これらのブラックラビットが飛ぶように売れていくのを目の当たりにしました。

私の方も想定していたより倍くらいの売り上げになり、恐らく初回としては大成功と言える内容だったと思います。ブラックラビットに便乗した効果は凄かったと感じました。

また「前からTwitter見てました!」と言って来て下さった方々も多く、自分の工場以外アウェーと思っている私としては、とても心強く、そして嬉しかったです。

初めて参加したデザフェスは想像以上に楽しくて、また何か新しい物を作ったら出店したいと思います!(ただ二週間休み無しで働いている感覚が強く、「まだ火曜日なのか・・・!」と驚愕しました。笑)。

デザインフェスタ2018.11.11

何度かこちらの社外記に登場している、アートペインターのGUNさんからお誘いを受けまして、東京ビックサイトで開催されているアートイベント・デザインフェスタに行って来ました。

GUNさんについては以下のリンク先が判り易いかと思いますので宜しければご参照下さいませ。

→マスキングシートを届けついでに

デザフェスに来るのは今回が初めてで、いつかは私も出店してみたい!と思っていたので良い機会でした。

会場内は物販以外にライブペイントや舞台パフォーマンスなども行われていて、多分一日中居ても面白いと思うのですが、予想以上に人が多く、パーソナルスペースを気にする方にはちょっと辛いかも知れません。工場以外アウェイな私には2時間が限界でした・・・(苦)。

 そんなこんなで会場内を散々迷った挙句、ようやくGUNさんのお店を発見!

いつものこの光景を見つけられて何故か安心です(笑)。

陳列した棚には私も持っているBlackrabbit 達が!(いや今更ですが。笑)。

 それにしても相変わらずキレた塗装が施されていて、本業の私からすると提示してある額は一桁間違えているのでは・・・と思ってしまう程です。

 こちらの桜柄のピンクは塗装では無く、素地の蓄光素材をそのまま使っているので暗い所で光るようになってます。私も素体の状態の物を一体頂いていて、夜工場から出る時に電気を消すとそこだけ光っていてよくビックリしています(笑)。

 そしてまさかの結 晶 塗 装(笑)。

 他にもGUNさんが塗装した作品が飾ってあって、こちらは手塚治虫氏の作品に出て来る火の鳥ですね。関係者の方々にもかなり好評だったらしいです。

GUNさんと話をしていて何か視界に入って来る違和感に気づき、ふと隣を見ると何だか凄いのが!(笑)。どうやらスチームパンク系の雑貨を扱っているショップさんのようで、許可を頂いて撮影させて頂きました。これはヤバいです(笑)。

実は先日テスト的に塗っていたピアスなども並べてくれるという話だったのですが、まだそう言うレベルでは無いので今回は遠慮させて頂きまして、ただこういった催しは非常に面白そうなので私もいつかは参加してみたいと思います。物を売ると言うより「こういう事をやっています!」みたいなサービスの紹介みたいな感じですかね。今後はそういった物を増やしていければと思います。

しかし一体いつになるのやら・・・。