2025年冬 館山行き

先日休日を利用して、千葉の館山に一泊二日で旅行に行ってきました。

いつも千葉はバイクで行っているのですが、今回はちょっと都合があって四輪自動車としました。ただ車の運転は周りに気を遣いすぎる傾向にあって出来ればもう乗りたくないんですけどね・・・(多分早めに返納すると思います)。

まずは最初の目的地、鴨川菜の畑ロードへ!

見渡す限り一面が菜の花で、200円で10本の菜の花を摘む事が出来ます。既に花が開いている物よりも、つぼみの状態の方が長く楽しめて良いとの事でした。

その後は南房総にある百姓屋敷じろえむさんへ!

何度かバイクで通っている筈で、GoogleMapのこちらのレビューを見て凄く行きたくなりました。

道路から建物までの間には南国風な感じでソテツが沢山植えられています。邪気を払う感じでしょうか。

ちなみに完全予約制になっているので「面白そうなのでちょっと寄ってみよう」みたいな感じでは食べられません。この日は12時から予約していたのですが凄く楽しみにしていたので一時間前に着いてしまい、

なので庭にぴーすけちゃん(鶏)と遊んだり、

むぎちゃん(犬)を撫でさせて貰って時間を潰すことに。

そしていよいよその時間がやってきました!

メニューはお任せで4種類くらいあり、折角なので一番品数が多い3,960円のコースにしました。

こちらで出る食事はその9割以上がここの農園で採れた物から作っているとの事で、

ご飯はかまど焚きとの事です。

若いころの私は肉やファストフードをメインに食べていて、もしその時に来ていたら物足りない感じになっていたと思いますが、今は毎日の昼食はほぼ野菜しか食べていない!という食習慣になったので、どれも素材の美味しさが判ってとても楽しく興味深い食事となりました。

こんにゃくも手作りです。今まで食べた食感とは違ってめっちゃ美味しいです!

ソーセージは鶏肉との事でした。

ハンバーグも鶏肉です。

天ぷらの衣は米粉との事で肉厚があってフワフワ、人参は甘味が出ていてとても美味しかったです。

イメージとしてはまだコンビニとかが無かったような時代の食事という感じで、とても懐かしい気持ちになりました(ちなみに地元にセブンイレブンが出来た時の事は衝撃で今でも覚えています)。

デザートは麹のアイスと小豆で、こちらも初めての味でした。質素な感じはあるのですが、どれも丁寧に作られているようでとても美味しかったです。

ちなみに建物は築300年との事です。

ちなみにこちらでは養鶏もやっていて、敷地内では1000羽程の鶏を平飼い(!)で育てているとの事です。お土産に双子の卵を頂いたのですが、帰って卵かけご飯にして食べたところ非常に濃厚で美味しく、普通の卵とはまるで違うのが判りました。

また是非リピートしたいです。

その後は少し戻って外房にある抱湖園見晴台へ!

ここは早咲の元朝桜が2月上旬から咲いていて、そこに鳥が集まる事から「メジロの楽園」と呼ばれているようです。確かに一度で視界の中にここまでの数のメジロを見られたのはこれが初めてでした!

動画もあったので紹介しますね。

その後はさらに南下して、こちらのポタリズムコーヒーロースターさんへ!

珈琲は毎日豆を挽いて飲んでいて、出かけた際には出来るだけその地域でローストされた豆を買って帰るようにしています。最近はちょっと歩けば自家焙煎屋さんが見つかるので、それぞれの特色がある楽しみ方が出来るのが面白いですよね。

こちらのお店では事前にブレンドされた物は無く、生産された農園が判るスペシャリティ珈琲豆を扱うショップさんとなります。単に「ブラジル」といっても現地の色々な豆を混ぜたような物では無く、個人の農園さんが作った豆そのまま!といったような感じですね。

私は酸味より苦味の方が好きですが、結構量を飲むので重い感じでは無い物という事で3種類を選んで頂きました。

またその場でドリップもしてくれるので、今回購入した3種類とは別に比較的まろやかな物を頂きました。確かに癖が無く、ただそれでいてしっかり珈琲の香りと味が楽しめ、むしろ後からこれを買っておけば良かったと思うような美味しい豆でした。通販もやっているので是非リピートしようかと!

その後は宿泊先の館山まで行き、丁度夕焼け時になったので洲崎燈台へ!

この辺は高台になっているので海に沈む太陽の景色が見られます。

こちらの洲崎灯台は1919年に点灯を開始して、コンクリートづくりとしては初期型に当たることから国の登録有形文化財にも指定されているとの事です。アイドル(AKB)のMVとかの撮影にも使われた場所みたいですね。確かに青い空とマットなホワイトの組み合わせが爽やかで良い感じでお洒落です。

この日は祭日(振替休日)の月曜日という事で翌日は平日になるからか、余り人は居ませんでした。この辺では有名なスポットなので土日とかは賑わっていそうですね。

行きたかった所は一日目に済ませておき、二日目は買い物をして早めに帰るという感じで、これまでにも何回か来ているこちらの道の駅・おおつの里花倶楽部さんで梅の切り花や庭に植える水仙を買って帰りました。とにかく値段が安くて、都内で買う1/3くらいで良い物が揃います。

ちなみにこの雰囲気に似た感じで以前行った富士花鳥園は今年の1月に休館となっていて、やはりというか生き物を扱う施設は経営が難しいんだなぁと感じました。

こちらの施設の一部ではハンドメイド品を展示販売するスペースがあって、自然光の中に作品があったり作業台があったりと雰囲気がとても良かったので、私も人生の終焉はこういった環境で塗装の仕事をして毎日を過ごせればと思いました。今後郊外はさらに人口が減って空き家も増えるので、何とか良い物件を見つけられればと考えています(2030年には三軒に一軒が空き家になってしまうらしいですね)。

という感じで、いつものように直売所で大量に野菜を買い、お昼には自宅に戻ってつくね(猫)とベランダで残りの休日をゆっくり過ごしました。次回は是非バイクで行きたいですね!

第28回岡本太郎現代芸術賞展行き

先日の日曜日、この時期毎年恒例の岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)を観に、川崎の生田緑地内にある岡本太郎以美術館に行って来ました!

自宅から美術館までの距離は大体20キロくらいで、車でもバイクでも行ける感じですが、この日は天気も良かったので自転車で行く事に!

車が通る道路を自転車で走るのは非常にストレスなので敬遠しがちですが、岡本太郎美術館まではほぼ多摩川サイクリングコースで行けるので、これもアクティビティの一つとして楽しめます。

多摩川河川敷は野鳥も多く、水辺に出れば水鳥も沢山見れて最高です。

登戸駅近辺になったらサイクリングコースから外れて街の中に入って行くのですが、偶然雰囲気の良さそうな水路を見つけました。二ヶ領用水との事で、水辺が遊歩道になって歩けるようになっています。桜並木になっているので今から一か月後くらいには綺麗な桜が見れそうですね。

と言う訳で岡本太郎美術館がある川崎生田緑地に到着です。

ちなみにこの日はネットで知り合った塗装屋さんと現地で待ち合わせて一緒に観る事にしました。

開館は9:30で、丁度30分前くらいに到着出来ました。

ちなみに以前は日曜でも開館後1時間くらいは誰も来ず貸し切りみたいな状態だったのですが、回を重ねて知名度が上がって来た為か、この日は5人くらい待っている方がいらっしゃいました。

岡本太郎賞がやっている企画展は美術館の奥の方の部屋にあって、会場に入るの手前のこの位置から中を見る風景が私的に好きです。天井から吊るされたタペストリーで奥にある会場への視界が遮られる感じが特別感があってワクワクしてしまいます。

入口から入って一番最初に見るのがこちらの木製のバイクで、通常(本物)よりも5割増くらいのサイズなのでそれだけで圧倒されます。

各パーツ毎に分解が出来る構造になっているのだと思いますが、それにしても無垢の木材なので重さも相当な物だと思います。

アートと言えばそうですし、木工職業人としての技術的な視点でも見ていて楽しいです。

フィンは分割しているように見えて、アルミ鋳造と同じく一体物=無垢材を削って作られているようです。ヤバいなー、ヤバいなーを連発してました(笑)。

ちなみにこちらの企画展では専用の冊子を頂けるのですが、うっかりそれを会場のトイレに忘れてきてしまいました。後で答え合わせ的な事をするのも楽しかったのですが今回それが出来なく、なのでもう一度行きたいですね。

奥に行くと、どうしても視界に入ってしまうのがこちらの作品で、

それの理由としては、多分身体全体を覆うように配されているこの目の絵柄のせいなのではと。

表面が立体的になっていて、且つ全て目の絵柄になっているおどろおどろしい感じが気持ち悪いというか落ち着かない感じにさせられます(良い意味です)。

そもそもサイズがバグってますよね(笑)。

冊子を忘れてしまったのですが、作品脇にあるプレートを撮影しておいたのは良かったです。

私的に良かったのがこちらの巨大な版画で、

紙では無く、比較的厚みのあるビニール(テーブルに敷くようなしっかりした厚さ)に刷られてます。ビニールは恐らく塩化ビニル樹脂なので水性の墨では着かないですから、恐らくは油性系の塗料が使われているのではと(こちらはうっかりプレート撮影し忘れてしまいました)。

大きなアート作品を見てよく思う事としては保管の問題で、少し前にSNSで流れて来た「牛頭馬頭御輿」で特にそれを考えるようになりました。これは東京藝術大学の学園祭で使用された御輿で、その後引き取り手が募集されたのですが、見つからなかった場合は解体になってしまうとの事でした。

その後どうなったのか判らないのですが、折角作ったものなのでしかるべき所でちゃんと保管されていれば良いのですが…。

その点こちらの作品は比較的保管し易いサイズの板を組み合わせて作られているので、展示しない間の保管に掛かるコストも考えられて素晴らしいと思いました。温度や湿度も考えたりすると結構重要な課題ですよね。

ちなみに版が刷られたビニールシートは裏側を通れるようになっています。この企画展では体験できる系のアートが多いのも面白い所だと思っています(ちゃんと調べていませんが体感3割くらいはそんな感じです)。

その他にもカオスというか意味不明(どちらも良い意味)な作品が多く、今回もめっちゃ楽しめました!

他にも画像あるので後日改めて紹介しようと思います。

色見本キーホルダー グラデーション塗装

 先日行った色見本キーホルダー制作ワークショップではクロマフレアカラーを使える事にしたのですが、やはりと言うか不安もあったので事前にサンプル品を作る事にしました。

使った色は先日新たに導入したCF-AND=マジョーラアンドロメダに該当する色と、ピンク系のクロマフレア風No.64の2色となります。ちなみに画像だと「ANDⅡ」となっていますが、直前にANDに変更しています。

枠のパーツは裏側から塗装する方法となるので、クロマフレアカラー→黒→クリアーの順番となっています。

背板と4ピース色見本のパーツは表側から見るので、黒→クロマフレアカラー→クリアーの順番となっています。左がアンドロメダに該当するクロマフレア顔料で、右がピンク系のクロマフレア風顔料です。それぞれ見る角度で色相が変化します。

完全硬化後、枠のパーツを裏側からレーザー彫刻→カットを行います。

販売用キーホルダーの場合はA3程のサイズのアクリル板前面に塗装してからレーザー彫刻&カットを行うのでまだコストを抑えられますが、グラデーション塗装等の塗り分けとなると位置を合わせる為、今回のように治具に嵌めて個別にレーザ加工をする必要があるので、ワークショップだからこそ出来る感じですかね(出来ない事は無いのでいずれ量産もしてみたいですが)。

レーザー彫刻を行ったドロー部も通常はSTANDOXを使っていますが、今回はワークショップと同様、模型用の塗料を使って行いました。

台紙を剥がすとこんな感じです。

グラデーションで塗った枠は2セット分ありますが、ワークショップ本番ではこれのどちらかを使って作ります。というのもレーザーカット&彫刻はちょっとした事で使い物にならなくしてしまう事があるので、片方は予備用といった感じとなります。画像だとグラデーションの配色を上下逆にしてしまった場合といった感じですね(これは敢えてですが間違えた場合は取り返しがつかないので)。

4ピース色見本キーホルダーはおまけ的に作れる物で、こちらの黒枠か、

白い枠のどちらかで作れます。

ドロー部の色はそれぞれ選んで塗って貰っていますが、ここで結構時間が掛かってしまっているので、今後はこれは予め塗っておくか、もしくは本番前(塗装した方の枠部品)の手本としてその場で私がやるようにしようかと思っています。

尚、色見本キーホルダーの制作ワークショップで使える色数は「4色」までですが、

クロマフロア系の塗装は下色に黒を塗った「3コート塗装」となる為、これ1色で「2色分」の扱いとなります。

ただ「黒」も可能ですので、実質今回の場合だと「CF-AND」「No.64」「黒」の色見本を作成しています。

なので今回の背板の部分を「黒」にする事も可能です。

またはクロマフレアカラーを1種類に留め、その他の色(2コート塗装)を2色使うという事も可能です。

まだ参加したいという方がいらっしゃいますので次も同じ内容にする予定です。

開催する際は事前にSNS(X)でご案内しますので、宜しければそちらをチェックしておいて頂ければと思います。

クロマフレアカラー入荷

以前にも何度かお願いしている塗料屋さんから、新しいクロマフレアカラーを購入しました。通常では入手できない米JDSU社のクロマフレア顔料「ChromaFlair」を、STANDOXの塗装システムで使えるようにした仕様ですね。尚今までは缶に詰めて貰っていましたが、小分けする際に零してしまうので今回からプラスチック製のボトル容器に変更して貰いました(シールは私が作った物を貼っています)。

という訳で、今回はマジョーラのアンドロメダに該当する色=当店規定CF-ANDで枠を塗りました。

正面はグリーン味があり、

そこから青、

さらに紫、

さらにオレンジへと変化します。

ちょっとクドいので大きい面積では敬遠しがちですが、平面で小面積の場合はこれくらい変化が強い色も面白いかと思った次第です。尚、背板はブラックホログラムラメを採用しています。

こちらは枠は同じで背板を黒の結晶塗装にした物となります。

結晶塗装はこれまで使っていた塗料=焼付リンターが廃盤になってしまったので当店としても受付を停止しましたが、残っている塗料は多少あるので、キーホルダーのパーツ程度ならまだこれからも作っていけるかと思っています。

こちらもある程度の数を作ったら今年7月に開催されるデザフェスでの販売と、ウェブショップでも購入できるようにしようと思います。

ちなみに細かい事ではあるのですが、アクリル板をレーザーで切る際、スタートとゴールの地点をその都度変える事でつなぎ目の段差が出来る事を防止しています。言わないと(言っても)気がつかないような些細な変化ですが、少しずつでも仕上がりが良くなっていくのが結構楽しいです(逆を言うと以前作った素材がちょっとでも気になると使いたくなくなって捨ててしまうという傾向にあり、利益率が上がるどころか益々赤字路線が増える一方で…)。

ワークショップ用にこの色を使ったグラデーション塗装を行ったサンプルの画像もありますので、そちらも後日紹介しようと思います(纏めてしまうとあと後から記事を探すのが難しくて)。