カールコードも

kurodenwa

電話機に付いていたカールコードは勿論もともとは「黒」だった訳で、それもそのままじゃマズイので今回塗っています。グリーン色の物を探してみましたが売ってないんですよね(苦笑)。

こういった柔らかい物は塗装が割れてしまいそうにも思えますがそうならない方法も一応はあるのです。または専用の塗料もありますからそんなに難しくは無いでしょう(ただし後者は原色数が限られてしまうと思いますが)。

ちなみに電話機の塗装は仕事では意外と多くやっていたりします。個人の方からのご依頼はそんなに無いですが企業様からのお問い合わせは多いんですよね。自動車ディーラー様からのご依頼もありましたし、役所に納める物やら野球場に設置するもの、ホテル全室に置く物など、結構まとまった数でのご依頼が多いのです。恐らく今まで合計で100個以上は塗っているかと・・・。 中々侮れませんよね。

何だか色々やり過ぎな気が・・・

kurodenwa2先日エヴァンゲリオン初号機フィギアから色を抽出(じゃなくて調色)しておいたので、いよいよそれらを各パーツに配色していきます。って既にグリーンの部分は何個か塗っているんですけどね。以前紹介したエヴァカラーの調色作業についてはこちらをどうぞ。

kurodenwa 前回グリーンに塗ったのは受話器の口と耳、ダイヤル部分の3点です。それ以外のグリーンは本件とは全く関係の無い別バージョンです(まだあるのかよって感じですが全部で5パターンを予定していまして・・・)。

kurodenwa3この画像はベースカラーが塗り終わった時点で、ただこれはクリアーを塗る前日に塗っています。就業時間外といっても仕事場で自分の趣味を優先する訳にはいきませんので、明日の準備が終わってからベースコートだけを塗っておき、後日(本日)他の塗装作業でクリアーを塗る時にこれも一緒に塗らせて貰っています。

ただ実際には艶が無いこの状態の方が何だか良さそうです。艶ありよりも艶消しの方がそれらしいようです。

kurodenwa1そして翌日クリアーを塗りました。ついでの塗装なので結局艶ありになってしまいましたがw

が、色が付くと一気にそれらしくなって来ました。こういう色の組み合わせは私の仕事では殆どあり得無いので、楽しくもあり勉強にもなる所です。

ちなみに今回の企画(と言うか遊び)は実は参考にしたサイトがありまして、今現在渋谷パルコミュージアムで「EVANGELION 100.0」なる企画展が行われていますがそれとは関係無く、

@nifty:デイリーポータルZ:木彫りの熊をエヴァンゲリヲンにする」からインスパイアを受けましたw

このサイトを見て何ともそれが楽しそうだったので私も真似をしてみたのです。「色の使い方はこんな風にも出来るのか・・・!」と結構衝撃的だったんですよね。

ただこれの他にも色々な事が進行していて(iMacとか)、仕事以外で何だか忙しくなって来てしまいました。そもそも事の発端としては、実は昨年末から年明けに掛けて仕事が結構暇になりつつあって、何か宣伝になるようなそして面白い事は無いかと考えた事を片っ端からスタートさせてしまったのです。この社外記もこんなに頑張るつもりは無かったのですが、日に日にアクセス数が増えてしまい一日の訪問者数は遂に1500人を越えてしまいまして・・・ほぼ毎日記録を更新しています(ただこれは恐らく延べ人数なので実際の個人数もっと少ないと思いますが)。

で、これのお陰かどうかは解かりませんが、お陰様で本業の方のお問い合わせもご依頼も一気に増えて向こう一ヶ月分の仕事は埋まってしまった状態です。そろそろどこかでセーブしないと・・・ですかね。

と言う事で、このエヴァ電話も残すところは

・ダイヤル(スモーク塗装)

・ダイヤル土台の文字入れ(データ吹っ飛んだのですが一部生きてました・・・)

・カールコード(配色から洩れてました・・・)

となります。実は今回のメインはまだ手付かずなので自身楽しみで仕方ないのですが、その前にやらないとなら無い事も山積みなので一つ一つ何とかしていきたいです。楽しさと忙しさの狭間でまだまだ寝不足が続きそうです(苦笑)。

デイリーポータルのサイトでは他にも興味のあるページを発見していますのでまた機会を見つけて紹介しますね。面白い事をやっている方が居るんですよ・・・!

iMac×BOSE ボツ案③

まだまだボツ案はあったのです。iMac本体の中にパネルを設置し、そこに穴を開けてウーファーを取り付けるという事も想定していたりしました。画像は実際にダンボールをカットしてどんな感じになるのか試してみたところです。

そもそものこのiMacの使い方としては、携帯端末やらタブレットで手軽に音楽を聴く為のdock的なものを想定しているのですが、当然このサイズですから普通に置いておくと邪魔になる訳です。なので「普段使い」をする事と「このサイズながらの役割」を果たして貰うのが作成のコンセプトなので内部面積の確保に拘っているのです。

そして内部空間の使い方なのですが、私的には基本的に手荷物は持ちたくない性分なのですが実際にはそうは行かず、日常的に持たないといけない荷物が色々と増えてしまいまして、それを「纏めて置ける場所」として使いたいのです。その色々な荷物としては、

・財布(個人用と仕事用で二つあるので・・・)

・携帯電話(未だガラケーです)

・iPod(主に音楽を聴くのと動画を見る為の娯楽品ですかね)

・鍵(何だか凄く沢山あります・・・)

・コンパクトカメラ(意外と置き場が無いのです)

・記録媒体(コンパクトフラッシュとSDカードを工場と自宅で毎日往復持ち歩いてます)

・ガム(一日20個くらい食べるのでボトル買いです)

と、細々とした物が身の周りに色々とあって、ただ仕事が休みの日には持ち歩かない物もありますし、また自転車で通勤する時は出来るだけ身軽で居たいですから個人用の財布は自宅に置いていったりもします。免許証持つ意味は無いので小銭だけ持てればいいですからね。

と言う感じで、常にこれらを一箇所に置いておける「基地」(まさに「dock」)みたいな場所が前から欲しくて、それがiMacのようなキュートな筐体の中だったりしたらなんて面白いだろうな、と言う事が今回の制作のきっかけです。まあ中に季節物の盆栽やらフィギアを飾って見たいなんて企みも実はあったりしますw 半透明なパネルには小振りな黒松が似合うんじゃないかとか、そういうのを照らす照明もあった方がいいんじゃなどなど、うっかり妄想だけで終わってしまわないようになんとかしたいと思います。

テスタロッサは

フェンダーのパテ付け~ライン出しはある程度完了し、今は最後の仕上げでスプレーパテが塗られた状態です。これはそこまでの途中の画像です。

今回作成したボディラインを型取る為の木型です。「いちいちこういうのを作っていたら余計時間が掛かるんじゃ」と思うのは実は逆で、こういった目安となる物を作ってしまった方が実はトータルの時間は短く済んだりします。

以前一時期勤めていた会社の社長(板金屋さん)はこういうのが全く逆で、途中が無茶苦茶だから最後の方は無理やり辻褄を合わせて行くような仕事のやり方でした。最終的には何とか誤魔化したような状態で出すものですから後でトラブルが発生して再度戻って来てやり直しをするなど、結局余計に時間が掛かっていたのです。何で同じ事を何度も繰り返すのか不思議でしたが、それはもう性格の違いなのかも知れませんね。

ただそれでもそこそこの仕事量はあったので、その会社のやり方としては技術ではなく人柄で仕事を取っていたのだとそれはそれで妙に関心出来るところもあります。ポルシェの屋根に盛ったパテが割れたりする何て事態も起きたりしていましたが、それでも引き続き仕事をくれるなんて凡人には解からないような凄い魅力があったんでしょうね。残念な事に私にはそれが何かは解からなかったのですが(苦笑)。