オリジナル マスキングカット定規作製

imagesロゴ等を塗装する際にはこういった「マスキングシート」を作っておきますが、そこで重要になってくるのが「余白を揃える」と言う事になってきます。ロゴを中心に配したい場合はそれを基準にする場合があるので結構気を遣うんですよね。ちなみに上のエンブレムの塗装はこうなります。

laser5そこで役に立つのがこういった「目盛り付きの定規」で、100円ショップなんかに入って初めて見る物を見つけるととりあえず買っておいたりします。

laser7こんな感じで工場には既に色々な目盛り付き定規があります。普通のを含めるとこれの3倍くらいはあるでしょうか。

laser6ただ大抵の定規は一マスが5ミリ幅で、大きいロゴならこれでも良いのですが、もっとギリギリまでカットしたい小さいロゴにはちょっと升目が粗過ぎるのです。色々探しているのですがこれが意外とないんですよ。

laser9 と言う訳でジャジャーン!と。

いつものパターンなのですが、どうせ探しても無いのなら自分で作る事にしました。

laser10とりあえず目盛りは一ミリ幅で、横幅15センチ、縦3センチの定規を作ってみます。

laser8目盛りとなる罫線はレーザー彫刻で溝を掘って、周りはレーザーカットで切り取ります。使ったアクリル板の厚は2ミリです。

laser9こんな感じできっちり1ミリ幅の平行なラインが入った定規が出来ました。うーん、良いじゃないですか!

ただ何故か、データ上ではあった筈の縦ラインが一本もありません(?)。まあこの辺はとりあえず良いでしょう(時間が無かったので気にしないことにしました)。

laser10ただレーザー彫刻だけだと少々ラインが見難く、何か良い方法は無いかと思って探していたらありましたありました。プラモデル用で使う墨入れ用の塗料です。シャブシャブの黒ですね。

laser11全体的に振りかけ、乾く前にティッシュで拭き取ると、多少なり溝が黒くなってくれました。ただレーザ彫刻は彫りにムラがあるのであまり綺麗な線では無かったんですけどね。今度は台紙を剥がす前に普通にスプレーで黒を塗ってみようと思います。

とにかくこれで、ピッタリ1ミリ幅の平行線が入った目盛り付き定規が出来ましたから、今後はより精度の高いマスキングシートの余白部分が作れると思います。

しかもコストは多分10円くらいなので、気を遣わないで思う存分カッター用に使えるって言うのも良いですよね。ガタガタになったらまた切り出せば良いですので。

あ、足が・・・

trek (1 - 1)-3暖冬だという事で油断していましたが、気が付けば例年の如く足の指が霜焼けになっています。原因は毎日(と言うか毎夜)の自転車通勤なのですが、それにしてもなぜ寒さくらいでここまで痛くなるんだか・・・。指と言うか、もう骨の芯が侵されているような感じです。

trek (1 - 1)-4そもそも走っているだけならまだしも、途中で止まって撮影が始まると寒空の下で30分くらいは動かなくなってしまうので多分それがマズイんでしょうね。真夜中の多摩川サイクリングコースはこんな感じで誰も居なくなるので、ついつい寒さも忘れてゆっくり楽しんでしまいます。

携帯用バーナーとか持っていたらコーヒーとか沸かしてしまいそうな勢いですが、実は以前cannondaleでは既にやっていたりして(笑)。

いよいよ自動運転が!

tesla本日遂にTeslaの自動運転が日本国内で利用可能になったらしいです。いやー、本当に凄いです。まさに攻殻機動隊の世界がやって来てしまったみたいです。

上の画像は無人で車庫入れをする車で、る動画はTeslaオフィシャルサイトからどうぞ。

自動運転についての課題はまだ沢山あると思いますが、私的には結構歓迎なところがあって、あとは私が乗るような一般大衆車にも普及してくれればと思っています。運転する楽しみは別として悲しい事故が無くなってくれればそれ以上の事は無いですからね。今日の悲惨なバスの横転事故もこれがあれば防げたのではと思っています。

しかし問題なのは(と言って良いのか判りませんが)車の事故を対象とした職種で、私が以前行っていた自動車板金塗装などはこれからちょっとマズイかも知れません。

ただ自動車の板金塗装に関する業務と言うのは実は相当色々な事やっているので、意外と他の仕事に潰しが効くと言うか、幾らでも応用は出来ると思っています。私の今の小物塗装もそうですからね。

ディーラーのような内製工場はまた別の話として、小さな町工場の場合であれば、「金属の溶接・板金」、「FRPの補修・加工」、「各種接着」、「内装の補修」、「電装系」、「ガラスの脱着・補修」、「塗装」、「磨き」、「コーティング」など、対象が車だとしてもかなり広い範囲の事を覚える事となります。

ちょっと古くなりますが「湾岸ミッドナイト」なる漫画に出て来たセリフで、「ミラー一つあればボディは元に戻せる」なんて言葉がありましたが、あれも全然大げさな話では無く、板金屋さんなら各パーツを溶接してモノコックボディだって作る事が出来たりしますから、それらの技術を応用すれば大抵の事は出来ると思うんですよね。

勿論対象が車のままで出来ればそれが一番で、事故が起きない世界で行う自動車板金塗装の業務としては古い車のレストアが一般的ですが、私的には新しい車を、乗り手の趣味に特化した改造とかも面白いと思っています。例えば小物の塗装が出来る、移動可能な塗装ブース付き車両とか・・・(笑)。

終わった塗料

factory30結晶塗装用の塗料はその特性からか使用期限が短く、大抵は全部使い切るまでに缶の中でゲル化してしまいます。こうなるともう漉したところで綺麗に結晶目が出てくれませんから、使えそうな部分も全部ゴミになってしまいます。

画像は先日仕事で使った青の結晶塗料の原色で、勿論こうなると使えませんから、新しく買った方の缶を開けてそっちを使っています。

よく使う黒と赤は一斗缶(15リッター)で買っていますが、余り使わない青なんかはこれが怖いので4キロ缶、さらに使わないオレンジなどは一キロ缶で購入していたりします。そうなると材料費が高く付きますが、こんな風に全滅するよりかはマシですしね(苦笑)。

さて、損失分の計上を・・・(と言うか去年の帳簿をまだつけていないと言う・・・恐)。