GW連休中に塗装ブースのメンテナンスを行う予定だったのですが、どうやらそちらはまだ大丈夫らしく、むしろ気になって仕方が無かったこちらの工場一階の天井部分に手を掛ける事にしました。もう気になって気になって、このままでは仕事も集中して出来なくなってしまいそうでして・・・。
長年(と言っても3年も経っていませんが)ここだけ手を掛けなかったのはとにかく塗り難いからで、しかもさらに先日天吊りネットを取り付けてしまって余計面倒臭い事にしてしまったんですよね。まあいつもの平常運転なのですが。
こちらの画像は今の工場に引っ越して来たばかりの時で、今回の天井もそうですが最初は壁も非常に汚かったのです。
ただこの時は荷物が何も無かったので壁を塗るのはそんなに面倒では無く、本当はこの時一緒に天井を塗れば良かったのですが、既に依頼品も溜まってしまっていたのでその余裕は無かったんですよね。一日でも早く通常業務を始動させたかったのです。
と言う訳で、今回の天井には壁を塗った時と同じ塗料を使います。同じ色なら壁に着いても関係ないのでマスキングの必要が無いんですよね。
この天井を塗る上でネックとなるのがこれらの梁で、ローラーでは塗れない箇所は刷毛を使って塗っていきます。一度塗りでは下が透けてしまうので表面が乾いたらもう一度、さらに汚れが酷かった箇所はもう一層塗り重ねます。
この歪な形の天井を塗るのは想像以上に大変で、半分塗り終わった時点で実は相当後悔をしていたのですが、いつもやっている塗装の仕事と同じくとにかく完成形をイメージして苦行に耐えた・・・と言う感じです。もう二度とやりませんよ(笑)。
ただ天井まで綺麗になってしまうとどうしても残ってしまった箇所が気になってしまい、二日目からはこちらの作業に取り掛かります。それにしても一体どうして工場の配電盤はいつも木目なんでしょう…。
工場の二階の壁を塗った時に使った水性艶消しブラックです。今回天井を塗ったとの同じ塗料なので、これを混ぜてグレーを作ります。
先ほどの白と混ぜてグレーにし、序に棚板に使っていたツーバイフォー材も一緒に塗っておきました。
と言う訳で、木目が残っていた箇所も白とグレーで統一されて大分雰囲気が変わったと思います。モノカラーのユニオンジャックに塗ったMINIのボンネットも良い感じで色味が合いました。
天井の塗装は予想以上に大変でしたが、お陰で仕事のモティベーションも大分上がると思います。