先日サフェーサーで下地を整えておいたミニカー型色見本です。まだちゃんと紹介はしていませんが、塗装のご依頼を頂いている方に限り販売の対応を始めています。
今回塗装している物はご注文を受けた物では無く、「完成品」を試験的に販売してみる予定の物で、まず手始めに先日紹介したSTANDOXリキッドシルバーを塗ってみる事にしました。
尚、こちらの塗料はもう手に入らない塗料ですので、仕事のご依頼には対応出来ない場合がございます。ご了承下さいませ。
まずは下色に隠ぺい性の良いシルバーを塗り（通常はMIX594）、続けてリキッドシルバーを3コート、最後にクリスタルクリアーを塗って本塗り完了です。
下地は通常の作業通り行っていますので、成型から含めたコストは一般的なご依頼になると数万円になってしまいますが、何とか数千円で販売出来るように考えています。
リキッドシルバーの特徴としては、少し青味掛かったシルバーで、メタリックの粒子もかなり細かいです。
パッと見は普通のシルバーなので、「ラメや派手なのはちょっと・・・」と言う方にも安心してお使い頂けます（何に使うんだって話ですが・・・）。
本塗リ後、６０℃４０分程の熱を掛けて塗膜を硬化させたら完成です。
ボディラインはポルシェの車体を参考にして作成しています。
下地から上塗りまでSTANDOXのシステムで構成されていますので、塗膜性能自体は実車そのものと同じと考えて頂いて大丈夫です。
今回はキーホルダー向けに作製していますので、裏側も綺麗に仕上げています。
尚、次回の制作ではここに塗膜情報やPRO_Fitのロゴをデカールで入れた物を作成する予定です。先日作成したPANTONE色見本のキーホルダーみたいな感じですかね。今回はコストを抑える為に無地で仕上げました（早くクリアーを塗って完成させたかったと言うのが大きな理由ですが・・・）。
いつものベランダに出してみました。
高品位なクリスタルクリアーらしい美しい質感を感じられます。
そして直射日光に当たった状態です（！）
リキッドシルバーの特徴としては、普段は上品なシルバーですが、一たび直射日光に当たるとレインボーな輝きに変化します。
単に屋外で見るだけでは少し青味掛かったシルバーといった見え方なのですが、太陽に当たるとまるで違う姿を現します。
マジョ―ラ（もしくはクロマリュ―ジョンカラー）のような派手過ぎるは嫌だけど、少し遊び心があると良い！と言う方には丁度良い塗装かも知れません。
直射日光に当たるまではラメ感なんて全くなかったのですが、これです（笑）。
当然ですが、どの画像も撮ったままで、サイズの縮小以外は編集加工はしていません。
ピアスなんかのアクセサリーに塗っても面白いかもですね。
こちらはいつも完成品を撮影している窓際です。
ここでも自然光が十分に当たって明るいのですが、先ほどのような派手なレインボーは感じられず、とても上品なシルバーとして見れます。私的にはこれくらいが一番好きですかね。
屋外に持ち出すカバンなどにキーホルダーとして取り付けると面白いかも知れません。
今後他にもカラーバリエーションを増やしていくつもりですが、基本的には余り奇をてらわず、塗膜本来の美しさを忘れないよう一つ一つ丁寧に仕上げていこうと思います。
あとは後日ヒートンを埋め込んで、ワイヤーストラップとカラビナどちらにも対応出来る仕様にして販売予定です。初回限定価格を予定していますので楽しみにどうぞ。
ここの所運動不足だったので、諸々の用事を済ませた後、夕方からその辺を歩きに行く事にしました。いつもの多摩川河川敷です。
今の工場になってからは多摩川を下流（羽田空港方面）に行っていますが、以前間借りしていた工場は上流の方なので、自転車で行く日は毎回この丸子橋を渡って行っていました。あの橋の上で何度パンク修理をした事か・・・（って多分二回だけですが。笑）。
通勤やウォーキングならリュックを背負うのでカメラを持ち歩くのは構わないのですが、走ろうとするとやはりDP2 Merrillでは結構重みがあるので、正直邪魔で仕方がありません。まあもはやコンパクトカメラとは言えないレベルなので仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・。
